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名栗車庫前から子ノ権現を経て吾野駅へ~福寿草に感激。林道崩壊・凍結にはハラハラ

子ノ権現( 関東)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ。無風。気温飯能駅6時50分零下3℃。

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路 飯能駅北口より湯ノ沢行(国際興業)7時10分発バスに乗車。小殿の2つ先の名栗車庫前で下車(乗車時間44分。680円)。県道53号線を進行方向に約100m進み、右折して林道豆口入線に入る(角にNTT基地局・標識無)。林道入口が分からず道迷い10分間ロス。
復路 子ノ権現から浅見茶屋を経由し林道(日陰は凍結)を下って吾野駅へ。  

この登山記録の行程

飯能駅北口7:10⇒7:54名栗車庫前7:57・・・県道53号線(道迷い)・・・8:10林道豆口入線・・・崩壊地・・・豆口峠・・・10:23子ノ権現(福寿草と眺望)11:15・・・11:45浅見茶屋(うどんで昼食)12:30・・・林道・・・13:40吾野駅14:10⇒14:30飯能駅。

コース

総距離
約7.1km
累積標高差
上り約448m
下り約518m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 子ノ権現の建物南西側の登山道を通ると、鮮やかな、黄色い花が見えて来ました。福寿草がなんと20株位咲いているではありませんか。これには、感激しました。ここは、日向でぽかぽかと暖かいです。明日2月3日は節分の日、4日は立春、暦の上では春を迎えます。崖になっていますので、転落しないように撮影しました。

 子ノ権現への通常コースは、小殿バス停で下車して竹寺を経由します。同行者の体調を配慮し、ショートコースである林道豆口入線を利用しました。ところが林道起点が分からず、行き過ぎてしまいました。地図を出して確認すると、NTTの基地局が角にあることが分かり、無事探し出すことができました(バス停から約100m)。
 しかし、50mも歩くと、「工事用ウマ」が林道を塞いていて、「通行止め」の表示がありました。台風で林道が崩落したそうです。車両は通行止めで、登山者は通れると早合点してしまいました。
 さらに進むと、林道が、深く広く陥没し、土砂が流出している危険箇所がありました。ここで初めて登山者も通行止めだと分かりました。小殿バス停まで戻ろうと考えましたが、斜面を高く巻いてみました。大変滑りやすいので、慎重に足場を選んで何とか通過しましたが、無謀でした。復旧工事が遅れているので、本コースはやめた方が良いです。
 林道の終点(起点から0.8㎞)からは、山道になりましたが、かなりの急登でした。1月31日降雪があったようで、雪が残っていました。やっと豆口峠へ無事到着しました。竹寺へ向かう登山道も崩落があったようで、ロープが張られ、「通行注意」になっていました。
 豆口峠から子ノ権現までは、アップダウンのやや大きな登山道でした。下りの北斜面には、積雪が1cmあり、ダブルストックを活用し、歩幅を小さくして、ゆっくりと歩きました。
 
 まずは、前述の福寿草を見た後、子ノ権現の境内に入ると蝋梅と紅梅が咲いていました。一番高い奥宮へ向かいました。階段は、積雪が3~5cmありましたが、凍結はしていなかったです。奥宮の西側の開けた場所からは、大持山・小持山方面が見えました。南側の樹木の隙間からは、有馬山・川苔山等が眺められました。東京スカイツリーは、残念ながら霞んでいました。

 仁王門の手前からは、林道が凍結していて、よく滑りました。特に、コンクリートやアスファルト上の雪がツルツルとしています。団体の登山者は、登山靴に紐を蒔きつけて、滑り止めにしていました。土の登山道も滑るので、ダブルストックを活用しました。
 下の林道に行けば雪がないだろうと思っていると、日向は乾いていましたが、日影部分は凍結していて、やはりツルツルとよく滑りました。山側の側溝の上には、落ち葉が堆積していました。その上を歩幅を狭くして、ゆっくりゆっくりと歩きました。

 途中浅見茶屋に入り、昼食にしました。私は鍋焼きうどん(1.550円)、同行者は、肉汁釜揚げうどん(850円)です。冷えた体が、暖かくなりました。また、味噌田楽(150円×2)もおいしかったです。

 林道の急坂部分では、車が立ち往生していました。地元の方が融雪剤(塩化カリウム)を蒔いていました。その後も、日陰は滑りました。同行者は、一度転倒しましたが、かすり傷で済みました。 麓はさすがに雪はありませんでした、吾野駅に着いた時は、ほっとしました。ベンチでコーヒータイムにしました。1月31日に降雪したのに、大丈夫だろうと楽観し、自宅にあるのに滑り止めを持参しなかったことを反省しました(「リバーシブルグリパー」モンベル製。着脱が簡単。ゴム製150gと軽量。約2.500円)。
 本コースは、総距離約7.1㎞、累積標高差上り448m、下り518m。歩数は20.311歩、行動時間5時間43分となりました。持病を気にしながら、のんびりと楽しく、慎重に歩きました。福寿草の花に出会い、浅見茶屋でおいしいうどんと熱々の田楽を食べ、楽しい一日になりました。

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フォトギャラリー:26枚

名栗車庫前から約100m先の右に林道豆口入線の起点がありました。角はNTT基地局です。標識は無。

崩落現場です。ここは通行できないです。左側の斜面に上がって、崩落現場を巻きました。やめるべきだったと反省しました。

林道の終点(起点から0.8㎞)に着きました。いよいよ山道に入ります。

下って来る登山者向けの注意書きです。

登山道には、1月31日の降雪が残っていました。

やっと豆口峠に着きました。

竹寺方面も崩落個所があるそうで、通行注意になっています。

日陰には、積雪が1cmありますが、滑りません。日向は融雪していました。

子ノ権現近くから撮影した伊豆ヶ岳方面。

伊豆ヶ岳をズーム。

子ノ権現の境内に入ります。登山道は、建物の南西側にあります。

地面に黄色いあざやかな花が咲いています。雪も残っていました。

福寿草です。

色が鮮やかな黄色です。

たくさん咲いています。

ズーム。

ズーム。

奥宮からは、東京スカイツリーが見えるそうです(霞んでいました)。行ってみましょう。

子ノ権現の本堂の脇を通り、積雪の多い階段を上がり奥宮へ向かいます。

奥宮から眺めた小持山方面です。

棒ノ折方面。

境内には蝋梅が咲いています。

紅梅も。

川苔山方面です。

林道を下ると、吾野駅へ向かう下山路があり、看板があります。浅見茶屋で昼食を摂る予定です。

浅見茶屋(営業開始11時)。林道は、日影部分が凍結していて、滑りました。

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