行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
伊勢原駅~日向薬師バス停
この登山記録の行程
日向薬師登山口(07:35)・・・日向ふれあい学習センター(08:05)[休憩 5分]・・・ふれあいの森キャンプ場(08:25)尾根取付釣査 30分]・・・つづら坂入口(09:05)・・・雷尾根合流(09:56)・・・見晴台(10:10)[休憩 10分]・・・唐沢峠分岐(11:30)・・・大山(12:00)[休憩 35分]・・・唐沢峠分岐(12:50)・・・見晴台(13:30)・・・雷尾根合流(13:48)・・・つづら坂入口(14:29)・・・クアハウス山小屋(14:45)[休憩 83分]・・・日向薬師登山口(16:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
暖冬気味で、丹沢の積雪もぱっとしない中、2月の3連休、少しは期待できそうだと思いついたので、昨年楽しく雪にまみれたサッと行ける大山に行くことにした。
ここ最近愛用しているスマホアプリのギオグラフィカに、雪に埋もれてもチェックポイントの方位が分かる様にデータを入れて準備した。
山行前日の連休初日、東京都内は良い感じに雪が降っていたので、大山の降雪も期待できそうだと思うとソワソワが止まらない。去年みたいな積雪を想像して、ザックの中にワカンまで入れてしまったくらいだ。
そして、ジオグラフィカのチェックポイントをつないでルートを作ろうと思い、スマホをの電源を入れて画面にタッチしたところ、画面が反応しない。いきなりのトラブルだ・・・。
山行当日、伊勢原駅に降り立つと、昨日雪が降っていた様な気配はなかった。
バスも通常通りの運行で、日向薬師に近づき大山山頂が見えてくると、山頂直下だけが霧氷で白くなった木々が分かるくらいで、これと言った積雪は分からなかった。
日向薬師に着くと、昨年の降雪時は一面真っ白の雪景色だったが、今年は冬枯れた田園風景が広がるのみ。林道を上がって行き、クアハウス山小屋辺りで標高300mを越えた頃から、昨日の積雪の気配が現れ始めた。
ほとんど雪がない林道ゲート手前の駐車スペース付近から見上げた山頂は、明らかに霧氷に覆われているが、空は快晴、早くしないと溶けてしまうかもと少し焦る。
今回は、いつもの九十九曲のルートではなく、ふれあいの森キャンプ場から989mピークに至る、大山沢の尾根を直登しようかと思っていたので、その取っ付きに向かった。
出発前日にスマホが故障したため、今回は地図とコンパス、高度計を使ってのナビゲーションになる。
尾根への取付はすぐに見つかったが、かすかに踏み跡のある赤土の壁を登る様なルートを、細い木の根や灌木につかまって行くしかなかった。
20m程上がったところで、ザイルとドライバーが必要なコースだと判断し、撤退することを決心、手前のつづら坂から雷尾根に合流するコースを使うことにした。
つづら坂の登り始めは標識が至る所にあって、非常に整備されている感じ。
西沢の砂防ダムを巻いて、尾根に取付く。少し上がると登り始めの林間歩道に展望台と描かれていた東屋が現れる。ここで下ってきたトレランの人とすれ違った。
つづら坂のルートは、九十九曲と違って人が少なく、九十九折りの道がなだらかなため荒れてない。1時間弱で勝五郎地蔵から少し行った辺りで雷尾根に合流した。
雷尾根に入ると急に人が増え始めた。
見晴台は足跡だらけだったが、北風の通り道になっているため気温が低く、泥だらけにはなっていなかった。
見晴台から先の南斜面は風裏になっているのと日差しが良く当たることから泥だらけだった。すでに霧氷が溶けているのではないかと心配になった。
標高1000mを越えた不動尻への分岐の手前付近で、ふと大崩壊地側を見ると、春の桜みたいに霧氷の花が満開に咲いていた。
昨年末の蛭ヶ岳でも霧氷の花を見るのを楽しみにしていたが、気温が高くてただの霧だったりしていたため嬉しかった。積雪がない分、本当の桜の花みたいで美しい。
霧氷の下を通る時に風が吹くと、桜吹雪みたいに散るのも綺麗だ。
大山山頂まで霧氷を楽しみながら登り、山頂で食事後下山を開始、その頃には雲が入ってきたため空は曇り空になった。午前中の日差しで雪が消え泥だらけになった南側の斜面を下り、ほぼノンストップで降りた。
途中、予定通りにクアハウス山小屋へ寄って風呂に入る。
風呂から出ると小腹が空いた。時間があったので、山小屋うどんを注文。15分くらいで出てきたのは大麦を使っているためグルテンが強く、モチモチしたソバみたいに細いうどんが入った、鍋焼きうどんだった。しょっぱい汁も旨くって完食した。
1時間に2本しかない次のバスまで25分。帰りはバス停までの道を駆け下りる様に急いだので、20分弱で余裕を持って間に合った。
今回の山行は大雪を期待したのに雪が全然ない山行であったが、新しいルートも開拓できて満足したものだった。
せっかく持って行ったのに一度も出番のないまま、ザックの中で存在感を十分に発揮してくれたワカンだったが、また近い内に役に立ってくれることだろう。
フォトギャラリー:28枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール | テントマット | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ |
オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | ワカン | |||
【その他】
装備重量:約10kg 食料:昼食@サンドイッチ&おにぎり 非常食:カロリーメイト+ブラックサンダー+ようかん 水:紅茶0.5L |
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