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浅間山登山(浅間山荘から前掛山まで)

前掛山( 上信越)

パーティ: 1人 (もた さん )

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行程・コース

天候

晴れ。森林限界以上ではガスが湧いて展望なし。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 天狗温泉 浅間山荘の駐車場を利用。駐車料金500円/日。朝6時頃に着いたところ、駐車場はガラガラ。早朝出発の場合は下山時に支払う(帰着するとドアノブのところにメモ書きが張り付けられていて、それを持って山荘の受付に行って支払う)。日帰り入浴を利用すると少し割引あり。浅間山荘へのアクセス道路は未舗装な個所が多く、うねっていたり荒れているため車高の低い車は注意。道路の土が凍っているうちはいいのですが、ぬかるむと車が泥だけになります。

この登山記録の行程

0645 駐車場出発
0655 登山口・登山届記入提出
0725 一ノ鳥居
0755 二ノ鳥居
0840 火山館
0905 湯ノ平分岐
0920 賽ノ河原分岐
1015 シェルター
1035 前掛山山頂
1115 賽ノ河原分岐
1125 湯ノ平分岐
1135 火山館
1220 二ノ鳥居
1235 一ノ鳥居
1255 登山口、駐車場帰着

コース

総距離
約13.5km
累積標高差
上り約1,250m
下り約1,251m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

浅間山の前掛山に登ってきました。浅間山荘からのピストンです。

雪が非常に少ないという情報を得ていたのでそれは覚悟の上だったのですが、予想以上の少雪っぷりで雪山歩きとしては何とも物足りない感じでした。。とはいえ火山館から上は十分に雪はあり、アイゼン歩行を楽しめました。

朝は6時頃に浅間山荘に到着。先客は車が数台(宿泊客含む?)でがらがら。山荘の玄関口には早朝出発の場合は下山時に駐車料金支払ってという旨の表示があったので、そのまま準備を整えて出発。登山口の脇にトイレがあるのですが、冬季閉鎖中でした。

鳥居をくぐって登山届ポストがあるので記入して提出。歩き始めるも、雪が全然なく土の夏道がほぼほぼ露出している状態でした。ちなみに土はガチガチに凍結していました。ところどころ雪、というか氷の路面が出てくる感じの緩やかな勾配の道を歩き進めます。案内標識が細かくあるので、見逃さない限りは間違った道に入り込むことはなさそうです。

標高がじわじわと上がっていくにつれて徐々に雪・氷の割合が増えてきます。

一ノ鳥居の少し手前で一面の氷雪路面に見えたので、12本爪アイゼンとストックを取り出して装着。そのまま歩き進めようと思ったのですが、不動滝のあたりでまた完全夏道。アイゼンを外してツボ足で歩きます。その後も土と氷雪が交互に出てくる感じでした。結局火山館に着くまでツボ足で歩きました。

火山館まで到達すると、さすがにこの先は雪路面だよねという雰囲気に。こちらのトイレは利用可能なのでチップを支払ってトイレ休憩を行い、少し行動食を補給しました。試しにと思い、先日購入したものの使用していなかったチェーンアイゼンを装着。稜線に出るまではこれで歩いてみようと思って。

樹林帯の良く締まった雪面をチェーンアイゼンの感触を見ながら歩き進め、湯の平分岐・賽の河原分岐を通過します。賽の河原分岐を過ぎてしばらくすると森林限界を越えます。このあたりから徐々に風が強くなってきました。強風の中アイゼン交換するのも厄介なので、森林限界を超える少し手前で12本爪アイゼンに変更。前掛山へ向かうには斜面をトラバースしながら歩きますが、砂利や岩がそこらじゅうで露出していることからピッケルは使わず。ストックとアイゼンで夏道に沿って歩いていきます。

ところどころ雪面が切れる感じのトラバース道を歩き進めていくと、徐々に勾配が急になってきます。急登というほどではないですが・・・。トラバースを始めたあたりでガスにまかれました。歩く分には支障ないものの、展望は無くなりました。。

勾配が緩くなってくるとこの先(浅間山本峰)進入禁止の看板やロープが見えてきます。それを目印に歩き、シェルターをパスして前掛山への稜線へ取り付きます。このころになると雪混じりの強風が吹き付けてきて結構寒かったです。ハードシェルがバリバリに氷結しました。

雪庇が少し張り出した稜線を進んでいき、山頂へ到着。やはりガスによって展望は望めず。体を冷やしすぎない程度に待ってみたのですが、改善の気配はゼロだったのであきらめて下山を開始しました。

来た道を戻ると樹林帯に入るころにガスを抜けて風も収まりました。どうやら標高が高いところだけガスってたようです。標高が下がるにつれて徐々に晴れ間が見えだし、暑くなってくる始末。。

火山館に着くころには雪もだいぶ緩んで、残雪期の雪のようになっていました。トイレ休憩を済ませ、チェーンアイゼンに履き替えて出発。夏道と氷雪面が交互に来る感じなのでチェーンアイゼンの方がはるかに歩きやすかったです。朝は凍っていた土や雪も解けてぬかるみ気味になっていました。

一の鳥居を通過したころにはチェーンアイゼンとストックも不要の状態だったので、それらもしまい込み、一部凍結が残って滑りやすいところに注意を払いつつ下山しました。

下山後、駐車料金の支払いを済ませ、浅間山荘で酸化鉄の赤い温泉につかって撤収しました。

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フォトギャラリー:46枚

朝の駐車場

登山口

ところどころ雪がある感じです。本当に雪が少ないです。

標高が上がると徐々に雪が増えてくるような気がしました。

一ノ鳥居

かと思いきや、突然無雪に・・・。

二ノ鳥居は壊れてました。

ここまでくると火山館まであと少し

火山館。ここから先は前掛山山頂まで雪道でした。

とりあえずチェーンアイゼンつけます

平坦なところを歩いていきます。

湯ノ平分岐

樹林帯を進みます。

賽ノ河原分岐

樹林帯を抜ける前に12本爪アイゼンに変えておきます。

トラバース道

ところどころ氷雪が途切れますが、そのまま突っ切るor少し迂回

登山道の様子

時々明るくなるもののガスは晴れず。

登山道の様子

登山道の様子

シェルターがありましたが、土管を通るような風向きだったので多分意味ない(笑

前掛山への稜線

前掛山への稜線

前掛山への稜線

前掛山への稜線

山頂

何も見えません。。

前掛山から少し奥に行くと立ち入り禁止看板

戻ります。

雪混じりの風のおかげでバリバリに

下っていくと晴れ間が差す・・・まぁそうですね

火山館

チェーンアイゼンに変更

牙山?の存在感

このあたりはガスの匂いたちこめていました。

登るときはガチガチだったのに、下るときになるとグズグズに緩んでいました。

滝もすでに水の流れに

下山

浅間山荘への車道はこんな感じ

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
腕時計 カメラ ツエルト 健康保険証 行動食 軽アイゼン
トレッキングポール GPS機器 アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ オーバーグローブ
雪山用登山靴 アイゼン ピッケル ワカン

みんなのコメント

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  • こんにちは。
    同じコースを翌日に歩きました。
    前日はハードモードたったのですね。
    私はあれもこれも担いで自滅するタイプなので、天気に助けられてやっとでした。
    また楽しい記録を待っています。

  • コメント有難うございます。

    翌日は天候よかったのですね。羨ましい・・・

    序盤は楽チンだと思ってたんですが、前掛山へ登り始めると予想していたよりも勾配があって大変でした。。

  • 返信ありがとうございます。

    私も以前、越後駒ヶ岳で逆を食らったことがあります。

登った山

浅間山

浅間山

2,568m

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