行程・コース
天候
快晴、軟風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
上信越道の「佐久IC」で降りて、国道141号線・県道80号線からチェリーパークラインを北上し、途中「浅間山荘」方面に右折して未舗装路を約4km進むと、「浅間山荘」のある終点に着きます。インターから約18kmですが、最後の未舗装路は若干凸凹でゆっくり走行なので40分ちょいです。「浅間山荘」宿泊者以外は「浅間山荘」で駐車料金500円を支払います。下山後に温泉に入る人は駐車料金300円と入浴料800円です。登山口は奥の大鳥居で六合目です。
この登山記録の行程
浅間山荘駐車場(06:15)・・・一の鳥居(06:45)・・・二の鳥居(07:15)・・・カモシカ平看板(07:55)・・・火山館/三の鳥居(08:10)・・・湯ノ平口(08:20)・・・前掛山登山口/賽の河原(08:35)・・・無限の谷/火口原シェルター(09:40)・・・浅間山/前掛山山頂着(10:00)・・・浅間山/前掛山山頂発(10:10)・・・無限の谷/火口原シェルター(10:30)・・・前掛山登山口/賽の河原(11:10)・・・湯ノ平口(11:20)・・・火山館/三の鳥居着(11:30)昼食・・・火山館/三の鳥居発(11:45)・・・カモシカ平看板(11:55)・・・二の鳥居(12:20)・・・一の鳥居(12:30)・・・浅間山荘駐車場(12:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年(2018年)8月に噴火警戒レベルが2から1に引き下げられて、降雪を待っていました。
降雪の時期の「浅間山」の登山者の多くは、「車坂峠」から第一外輪山の「黒斑山」に行って
雪をかぶった「浅間山」の全景を「ガトーショコラ」に見立てて、景観を楽しむのが一般的です。
噴火警戒レベルが1なので、第二外輪山の「前掛山」に「浅間山荘」の6合目から登りました。
2月末で日が長くなったので早朝の6時過ぎから登山開始ですが、気温はマイナス7℃です。
「浅間山荘」先の大鳥居の6合目から入山しましたが、雪が少ない今年の普通の景色です。
20分程歩き、100m程登ったころから雪山の様子となり、「一の鳥居」を過ぎて「不動滝」に
向かう途中でアイゼンを装着しました。「不動滝」は凍っていてイエローフォールの様相です。
「二の鳥居」は場所だけで鳥居自体が無くなっていました。「二の鳥居」からはしっかり登って
行きます。所々で登山道に雪が無い部分が出てきますが、実は地面は凍っている状態です。
登山道の雪が凍結融解を繰り返しているのが良くわかり、完全に氷だけの道も出てきます。
しっかりアイゼンを効かせて登って行くと雪が深くなり、広い「カモシカ平」に出て、その先の
登山道から、目指す「浅間山」のピークを彼方に望めますが、雪の少なさにビックリしました。
「火山館/三の鳥居」の裏手から登ると「湯ノ平高原」の大雪原に出て、登山は小休止です。
第一外輪山の「黒斑山」への分岐の「湯ノ平口」を通過し、先の樹林帯に入ると登山口です。
噴火警戒レベル2の通行止めの地点、「前掛山登山口/賽の河原」にロープは有りません。
最高の期待を持って先に進むと、カラマツ林を抜けた頃から右全面に「浅間山」が現れます。
ここから再び登山が始まります。雪の斜面をトラバースしながら延々直線で登って行きます。
風を遮る物が無いので、時々強い風に当たりながら、冷えないように汗をかかないようにと
トラバース道を地味に、ひたすら真っ直ぐ高度を上げて行きます。急斜面で滑落に注意です。
カラマツ林を抜けてから40分程登ると、シェルターのある火口原の「無限の谷」に着きます。
シェルター内でミッドレイヤーのベンチを閉めて、ハードシェルを着ますが、シェルターは谷と
並行なので風が抜けます。そして、第二外輪山の「浅間山/前掛山」のピークを目指します。
東信州の標高2500mですが、強い風が少なく気温は2℃前後の最高のコンディションです。
「浅間山/前掛山」の山頂標を目指して高度を上げるたび、360度の絶景が着いてきます。
快晴、雪山、絶景、軟風、気温2℃の中、「富士山」もはっきり見えた、最高の百名山でした。
フォトギャラリー:56枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン |
ピッケル |
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