行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
天川村 西ノ谷林道を終点迄上がり登山口の近くの幅員の有る路肩に駐車した。予め衛星写真で駐車地近くを調査し林道終点から300m程手前にガレ場が有りそこから尾根筋に向かって林道が九十九折れにあがっているのが解ったので、登山口周辺に十分な幅員が無い場合はこちらに駐車しても良いと考えて居た。
この登山記録の行程
西の谷林道P 9:44 - 10:59高城山11:34 - 12:30西の谷林道P - 12:59武士ケ岳13:14 - 13:44西の谷林道P
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
吉野郡天川村と五條市西吉野町の堺に有る山々は交通が不便な上に天川村迄行けばついつい大峰山系に足が向き、なかなか訪れる機会の少ない山域である。
今回思い切って足を延ばしてみたが、コース距離の割には歩き応えの有る山であった。
西ノ谷林道は、武士ヶ岳と高城山の鞍部まで続く林道で、天川村和田の西之谷ふれあいの森キャンプ場を大塔町阪本方向に80m程過ぎた地点から北に上がっている林道である。実際には鞍部以降も林道は続き車の通行は可能な様だが、鞍部付近にこの先は工事用道路で進入しても自己責任と言う趣旨の看板が有るので、一応終点と表現させて頂く。林道終点に車を止めた後、三井物産の入山注意事項の看板の横に有る天狗倉山の看板が有る登山口からハイキングを始める。
前日は終日の雨で地面が軟弱になっている上、落ち葉と夜明けから急に気温が上昇したせいで霧氷が解け氷のかけらが降り注ぐ状況でそこそこの勾配が有るアップ・ダウンに手を焼かされた。特に頂上直下の急登では霧氷が音を立て雨のように氷片をまき散らす光景がきれいであった。
滑る点をのぞけば登山路は柔らかく歩き易かった。高城山を含む登山路は弘法の道になっている様で随所にkoubou trailの白地に赤い文字のテープや立て看板が有り、踏み跡も明瞭で道を間違える事はまず無いだろう。少し残念だったのは、高城山の山頂300m辺り迄作業用林道がつけられている事で有った。林道とは言え倒木や落石で自動車の走行は無理だが人は支障無く歩ける。ところどころ倒木が道を塞いでいるので時々林道を外れ迂回しなければならない場合が有った。登りは主に登山路を利用し、帰路は林道を歩きコース全体にわたり登山路も林道も確認したが、ところどころで登山路が林道に出る個所では林道が重機で深く掘られている為、相当な勾配と落差が有る個所もあるので注意されたい。
林道終点に駐車した関係でピストンにならざるを得ないが帰路駐車ポイントの手前のガレ場から九十九折れに上がる林道が気になったので登山口の手前から林道を歩いて見た。予測通りガレ場に降り、舗装された林道を300m程歩いて登山口に戻った。
登山口に戻り、天狗倉山の看板と西ノ谷林道を挟んで反対側に踏み後が残る坂を登っていく。林道法面際を歩くと危険なので、少し内側を歩く。武士ヶ峯は案内表示も弘法の道のテープも無く所々に残るテーピングを追いながら半ばブッシュになりかけた不明瞭なトレースを探る。P990に黄色のプラスチック杭が打たれている。帰路はこの杭を目印に林道終点方向(左方向)に降りなければならないが直進方向が自然な感じで間違い易い。実際帰路ではここを直進してしまい、往路より尾根幅がやたら広い事で道間違いに気づいた。常時地図とコンパスを見て歩く事もできないので多少注意が必要である。P990から頂上はすぐで有る。頂上の山名板も朽ち果て地面に横たわって居る状況で有った。展望も殆ど無く、すぐに林道終点に引き返した。唯一の展望はP990のやや下部で北西方向の展望がやや開ける。八ハズ峠方面がきれいに望める。駐車ポイントに戻るまで誰一人会わない山行だった。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
健康保険証 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 |
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