行程・コース
天候
曇り後晴れ!
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路]福岡市内~犬鳴口
①福岡市内 鹿児島本線 - 7:34着 箱崎
<<[JR九州バス]直方本線(直方駅行)>>
②7:49発 箱崎駅西口 - 8:27着 犬鳴口
[復路]下薦野~福岡市内
<< [西鉄バス]2[薦野~古賀駅](古賀駅前行)>>
①15:01発 下薦野 - 15:26着 古賀駅東口
②15:37発 古賀 鹿児島本線区間快速 - 福岡市内
この登山記録の行程
犬鳴口バス停08:35 - 10:40西山大展望10:41 - 10:59脇田岳 - 11:15御別館岳11:17 - 11:35往来岳11:37 - 11:43辰の平11:44 - 12:06西山12:12 - 12:26薦野峠12:28 - 13:34西山(鮎坂山)・本谷登山口13:37 - 14:57下薦野バス停
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
この時期の山行の楽しみの一つが春の到来を教えてくれる花巡りです。会社から休暇をもらったこの日、犬鳴(福岡県宮若市)でミツマタが見頃を迎えつつあるという皆さまのレコを拝見し出かけてみました。犬鳴は昨年の干支にちなみポッケに入れておいたエリアでしたが、なんやかんやで行かずじまい、そのままお蔵入りしてしていました。まさかそこにミツマタの群生地があるとは!わからないものですね~。
実際に歩いたルートは
◎犬鳴口バス停~脇田岳~御別館岳~西山~薦野(こもの)峠~天降(あもり)神社~下薦野(しもこもの)バス停
となります。西山からは犬鳴山に向かってもよかったのですが、どうしても天降神社(古賀市)の狛犬が気になってしまい、古賀市のほうへ。この辺りのルートチョイスの自由度は公共交通機関派ならではでしょうか(笑)。
さて、肝心のミツマタ。株によっては満開のものもありましたが、咲きかけのものも多く、全体としては7~8分咲きといった感じでしょうか。詳しくはレコの写真をご覧いただくとして、昨年の丹沢不動尻に続き、今年も犬鳴でミツマタ群生に出会うことができました~(^^)v。すっかり、ミツマタの虜になっています(笑)。
フォトギャラリー:112枚
おはようございます。今日のスタートはJR箱崎駅です。
駅前のバス停から犬鳴に向かいます。
バスにゆられること40分ほど、犬鳴口バス停に到着です。場所は、県道21線沿い、「新犬鳴トンネルを」出たところになります。「新」というだけあって「旧犬鳴トンネル」もあり、現在は封鎖されているようですが、福岡では超有名な心霊スポットなんですよ~。学生のころ、怖いもの見たさで来たことはありましたが、それ以来・・、30年ぶりくらいになりますかね。
と、前置きが長くなってしまいましたが、ここからミツマタ群生地まで向かいますが、交通量が多く、トラックなどの大型車が通るたびにヒアヒア。後でわかったのですが、ミツマタ群生地には犬鳴口バス停のもう一つ先の観音滝バス停が近かったようです。バス停は以前の計画(犬鳴山→西山ルート)のまんま、失敗しました~(-_-;)。
折角なので犬鳴ダムの堤体を通って行きましょう。
犬鳴ダム湖、福岡のダムの貯水率が低下していると聞きましたが、50%くらいでしょうか。しばらく大丈夫そうですね。
お邪魔します~(笑)。
見えているのは犬鳴大橋。
こちらが歩いてきた犬鳴ダム(振り返っての一枚)。
登山口はこの看板が目印。
看板の道向かいが登山口になります。
林道を少し登ると道標がありました。ここから取り付きます。
徐々に登山道が荒れ気味になってきました。
ガレキの山、大丈夫かなぁ・・(^-^;
ガレキの先には小さな滝がありました。
小粒ながら二段の滝、なかなかの流量。しばし滝のマイナスイオンを浴びてリフレッシュ(笑)。
滝の近くで見つけたミツマタ!小さな株でしたが、しっかり花を付けています。幸先良し、俄然期待が高まります~!
山道を登っていくと
群生地が近づいたのでしょうか、ミツマタがチラホラ。
おぉ~、あそこですね!
群生地が山斜面を覆うように広がっています。
登山道はそこをトラバースするようにつけられており、見上げれば、ホレ!この通り。しっかりミツマタを見ることができます。
蕾もありますが、見頃のミツマタもあちこちに。
それでは、しばしの「ミツマタ祭り」をお楽しみください~♪
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UFO来襲!(笑)
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この山斜面がミツマタの群生地となっています(振り返っての一枚)。
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ミツマタ群生地を抜けると急登続き。昨日の雨もあって、とにかくスベルスベル。ロープと木の枝をたよりに「よじ登った」といった感じです。
尾根道にでるとやや傾斜がゆるみ、アップダウンを繰り返しながら進むことになります。
赤テープが有難い。
途中から、林道とシンクロしながら進む形になります。
今日の1座目「脇田岳」
山頂の様子。樹木に覆われ眺望はありませんが、この下を山陽新幹線が通っているようです。
まだ3月ですが、立派ですね~。
送電線の横を通り抜け
本日の2座目、御別館岳(おべっかんだけ)。もとは乙野岳と呼んでいたそうです。ちなみに、犬鳴の地には、幕末(1865年)に、福岡城の有事に備えるために「犬鳴御別館」が建設されたそうですが、この山の名はその名前にちなんだものでしょうか・・(謎)。
忘れていません、お約束のタッチ!(笑)
御別館岳だけでどちらに進むかちょっと戸惑ってしまいましたが、この「御別館山」のところを下っていくが正解でした。
途中、獣除フェンスを通り抜け
ここはピークなの・・?といった感じの3座目「辰ノ平」
立派ななのですが、先日の「蒲生の大楠」のインパクトが強すぎて・・(^-^;。
送電線が見えtきました。
ここは樹木が切り払われ見晴らしがいいですね~。見えているのは福津市、その奥には玄界灘が広がっています。
お約束の一枚、誤差なし!
途中にあった古い石柱「右山口坑道」と書かれているように見えますが・・。
見えてきたのは西山山頂。ここは自衛隊の訓練場になっているようです。
山頂の標柱。西山は鮎坂山ともよばれているそうですが、正式にはどっちなんでしょう。
ここでも忘れていません!(笑)。
見えているのは古賀市内でしょうか、その向こうには玄界灘が広がっています。古賀の皆さん、これから行きますよ~。
巨木が目に入るとついつい撮ってしまいますが・・、「蒲生の大楠」を見た後ではなぁ~。
この急坂を下っていくと
薦野(こもの)峠に到着しました~。とても賑やかですね(笑)。
清水道の古い石柱もありました。石柱には明治36年の文字も刻まれています。この山道は、明治の頃は一般の往来に使われていた道だったようですね。
近くに手書きの地図がありました。薦野峠から本谷ルートを通って下っていきます。
本谷ルートの登山道の様子。
まだ3月ですが、苔がいい感じです。
モフモフ、よし合格!
途中から登山道はガレ場へと様変わり(振り返っての一枚)。
遅くなりましたが、沢沿いでランチタイム。おにぎりを食べたあと、インスタント味噌汁を飲もうと準備をしていたのですが、具を辺りにばらまいてしまい・・(涙)。代わりにコーヒーで。
ランチ後、春告げ花の探索しタイム。こちらは、休憩した場所の上流にあった滝。
・・(@@)(調査中)
こちらはヤマネコノメソウでよかったでしょうか
林道に合流(登山口?)
途中で河原に寄り道
これも合格!
長閑な風景が広がっています、
なつかしさがこみあげてくる風景です。
道端にあったハチの巣・・(^-^;。中にはハチはいないようですが。スズメバチでしょうか。それにしても立派です。
竹萌え~(笑)
古賀市のウォーキングコース、「歩いてん道(あるいてんどう)」を通って天降神社を目指します。歩いているところは薦野コースと呼ばれている道で、川沿いの木はサクラのようです。サクラの時期は綺麗でしょうね。
道端は春がいっぱいでした!
ツクシ
タンポポ
ホトケノザ
スミレ
昭和の風景が残っています~。
今にも話しかけてきそう。
天降神社に到着~。創祀は神亀元年(724年)。
こちらは拝殿。
拝殿前で狛犬ゲット!阿形、大正15年生まれになります。大きな獅子鼻と口が特徴的な顔立ちですが、丸みをもった柔らかい造りのせいか、どことなくユーモラスな感じですね~。
こちらは吽形。
拝殿の両脇に、もう一対の狛犬がいました。こちらは阿形、大正9年の生まれです。先ほどの狛犬とは雰囲気ががらりと変わり、小柄ながら、今にも吠え掛かってきそうなリアルな造りです。
こちらは吽形、残念ながら壊れていました。
境内にあった大楠、樹高21m、目通り幹囲7.6m、推定樹齢800年。
立派なんですが、ついつい「蒲生の大楠」の比べてしまっています。
以上で本日のミッションコンプリート。天降神社近くの下薦野バス停から古賀駅に向かいます。予定は15時01分のバス。これを逃すと16時21分になりますので、やや緊張の面持ちで待っています(笑)。
無事に予定のバスにのりることができ、JR古賀駅に到着しました~。犬鳴のミツマタ群生地も見ることができ満足のいく山行ができました。今日も無事であったことに感謝しつつ、「おやったさぁ」でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | カップ |
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