登山記録詳細

無雪期登山
参考になった 0
春の大山三峰から見た丹沢アルプスと〆のらーめん 三峰山、七沢山(関東)
img

記録したユーザー

みや さん

この登山記録の行程

煤ヶ谷(07:30)・・・分岐(08:28)[休憩 2分]・・・物見峠(08:55)・・・三峰山南峰(10:25)[休憩 20分]・・・分岐(11:15)[休憩 5分]・・・不動尻(12:10)[休憩 5分]・・・山神隧道(12:36)・・・広沢寺温泉(13:05)

総距離 約10.6km 累積標高差 上り:約1,290m
下り:約1,304m
コースタイム 標準:5時間55分
自己:5時間3分
コースタイム倍率 0.85
 先月はピークが二つある山で登ったり下ったりを繰り返したので、今月はピークが三つある山を登ったり下ったりしようと思い、大山の北にある三峰山へ行くことにし、本厚木から出る「宮ヶ瀬」行きのバスに乗って宮ヶ瀬湖の手前の煤ヶ谷でバスを降りた。

 煤ヶ谷のバス停側の道を進むと、畑の脇に登山届けのポストや蛭除けの塩が置かれた登山口が有り、畑の山側にある擁壁上を進むとすぐに鹿戸があるのでそれを抜けた。
 森の中の登山道は、踏まれている割に大山表参道の様な荒れた感じではなく歩きやすかった。

 物見峠手前の分岐は、物見峠に向かう側は、これまでの道に続く感じでわかりやすいが、物見峠をショートカットする方は、注意の看板野分から傾斜を上がっていくため、よく見ていないとわかりにくい。
 しばらくは尾根に乗るために急登が続いたが、山神が不在の祠の脇を抜けてからは、比較的緩やかなまま、物見峠と三峰山をつなぐ稜線に合流した。

 三峰山方面へ南下すると、「引き返す勇気が必要です。」との看板が現れる。
その粗利から、尾根は狭くなり、表土が流出して木の根がやせてあばらが出た様な感じになってくる。
 展望はないが、木々の間に見える三つのピークの間に冠雪した大山の山頂が見えた。

 昨年末に梅ノ木尾根を下った際に見えていた凸凹した稜線の通りに登ったり下ったりを繰り返す。 崩壊斜面では、いずれ台風で倒れてしまいそうな根の飛び出した大木が多い。
 標高もそれほど高くないので、日当たりの良いところではマメザクラの花も咲き始めていた。
 西側斜面に多い崩壊地では、樹木が下まで落ちてしまって展望が開けているところが多く、先週、寒波の入った日に降った雪が丹沢主脈の山々に積もっているため、甲府の山裾あたりからアルプスを眺めた感じがした。
 この日、みやま山荘での積雪は10cm程だった様だが、見た感じではもっとある様に思えた。

 三峰山北峰あたりから、尾根はさらに細く、場所によってはナイフリッジと言ってもいい様な場所もある。
 当然、両側に深く落ちているので、飛び出した木の根でうっかり転んだ際に、方向が悪ければ死んでしまうだろう。日の当たらない谷間では、まだらに雪が残る場所もあった。
小さなアップダウンがあって、次の山頂が近づくと、大きなアップダウンとなり、唐突な感じで山名碑のある三峰山南峰の山頂に出た。

 計画より1時間早く着いたが、木々の新芽もまだ出ていないために展望が良く、丹沢アルプスの雪稜を見渡せる気持ちが良い場所なので、昼飯にした。今日はスピードハイクを心がけたので荷物を減らすために調理はせずに、本厚木の駅前で購入したサンドイッチを食べた。
 食事をしながら三角点の標柱を眺めると、土中に埋設してあったであろう根元の部分が飛び出している感じだった。おそらく表土が流出してしまったために露出しているのだと思うが、飛び出した部分は60cm位はありそうだったので、三峰山の本当の標高は、現在では934.6mではなく、934mなのではないかと思った。
 食事を終えたので、次の不動尻へ降りる分岐を目指す。

 不動尻への分岐までの間、守谷さんの登山詳細図にあるバリエーションルートへの分岐を探したがよく分からなかった。これまでに出会った人数も5名程度で、快晴の土曜日という条件を考えても非常に少ない、
 なので、これらのバリエーションルートについても、かなり通る人が少ないのではないかと思った。今日のルートにしても、梅ノ木尾根の方が多いくらいだ。
 そんなことを考えながら岩場を登ったり下ったりしているうちに尾根が広くなり始め、不動尻への分岐に到着した。

 不動尻への分岐にはベンチがあるが、尾根を塞ぐ様に大きな倒木のために道標の所からは気がつかなかった。唐沢峠に向かう場合、この倒木を回り込んで真っ直ぐ進む。
 唐沢峠へのルートに入ると、守谷さんの登山詳細図ではすぐに道標があることになっていたが、道標は見当たらなかった。ガレた急勾配の九十九折りをひたすら下る。真っ直ぐ進んだ先に崩落地があって、落ちてきた倒木がもつれ合って登山道を塞いでいる様に見える箇所があったが、ちゃんと迂回している踏み跡があった。

 全体的に上から崩れて来た岩や礫で埋もれた感じになっており、谷川に傾斜が付いているため勢いが付かない様に慎重に降りた。膝がプルプルしてくる。
 深沢の右岸に合流し、川岸を下っていく。コケの着いた岩の鎖場、足下の岩から唐突に出ているパイプからチョロチョロと水が流れている。どうやら水場の様だ。
 花崗岩からしみ出してくる水みたいに冷たくないが、ヒンヤリしていて柔らかい水だった。
 堰堤の脇を下ると、稜線を下り始めてから最初の道標に出会った。

 道標の前の木橋を渡り対岸へ移り、今度は深沢の左岸を進むうちに沢から離れた。
 やがて不動尻のキャンプ場跡が樹間に見えてくると、道の両脇に黄色いミツマタの花が満開だ。自宅のミツマタは全て散ってしまっているが、このあたりはまだまだ寒い様だ。
 餅花の様なミツマタの間を抜けて沢沿いの林道を行く。ここまで下ると気温も上がり、初夏の様な感じがした。

 稜線付近は新緑にほど遠かったが、林道では新緑が美しい。日影の水がしみ出る崖にはダイモンジソウが白い「大」の字の花を一杯つけていた。相変わらず真っ暗な山神隧道を抜けて広沢寺前に到着した。ポカポカとした陽気に下向き地蔵裏の桜は緑が混ざり始めていた。
 予定より1時間半も早く下山したので、今回は以前より気になっていた広沢寺温泉入口に近いラーメン店の「ZUND-BAR」で2度目の昼食を取ることにした。

 店の前に到着すると、こんな田舎の店とは思えない位の客待ち状態だった。
 次のバスまで50分もあるので余裕だろうと思っていたが、結局、外で30分、店内で15分待った後にようやく食べられた、休日限定「真鯛のあら炊きらーめん」は、横浜家系とは真逆の神奈川端麗系と銘打っているだけあって、登山後の体に染みる様なうまさだった。
 バスは行ってしまったが、ラーメンには大満足。
 今後、下山後に「ZUND-BAR」に立ち寄れる山行をどうやって組み立てていくか、色々考えさせる山行となった。

登山中の画像
登山画像
煤ヶ谷登山口
登山画像
登山口から擁壁上を進む。
登山画像
物見峠手前の分岐
登山画像
山神の祠に山神は不在
登山画像
尾根に合流
登山画像
最初の警告(ここまで来て帰る人はいるのか?)
登山画像
あばらが浮き始める。
登山画像
並んだ三峰山の山頂の合間に冠雪した大山が見え…
登山画像
登って下る。
登山画像
ここから始まり。
登山画像
崩落斜面
登山画像
マメザクラが咲いてる。
登山画像
厚木の街
登山画像
アルプスみたいな丹沢主脈
登山画像
塔ノ岳、日高、竜ヶ馬場、丹沢山、不動ノ峰、蛭…
登山画像
最初の鎖場手前のピーク。
登山画像
落ちたら大けが。
登山画像
這う様に登る。
登山画像
谷間に残雪
登山画像
桟道の上なので早く渡ろう。
登山画像
土砂流出が著しい。
登山画像
三峰山南峰に到着
登山画像
三角点が成長している。
登山画像
長野にでも来た様だ。
登山画像
左手に不動尻への分岐、丸太の先だと唐沢峠
登山画像
急傾斜を降りて最初の道標
登山画像
キャンプ場跡地ではミツマタが満開
登山画像
控えめだが良い香り。
登山画像
餅花みたい。
登山画像
まもなく林道に出る。
登山画像
自宅のミツマタの花は終わったのに・・・。
登山画像
阿夫利の水
登山画像
春の林道を下る。
登山画像
水滴る崖にダイモンジソウが群生
登山画像
山神隧道、誰かが来る。
登山画像
下向き地蔵と散り始めた桜
登山画像
今日の〆は、45分待った真鯛のあら炊きらーめん。
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、防水スタッフバック、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール、テントマット、ライター、ローソク・ランタン
【その他】 装備重量:約4.5kg
食料:昼食@サンドイッチ×2
非常食:カロリーメイト+ようかん
水:0.5L+ポカリ0.5L(全量消費)
参考になった 0

※この登山記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください

みやさんの登山記録についてコメントする

関連する現地最新情報

  • 蛭ヶ岳山荘 ~丹沢
    蛭ヶ岳山荘
    山頂では、ホタルブクロやシモツケなど夏花がきれいに咲いています。熱中症対策をして下さい
    20年08月03日(月)

登った山

類似するモデルコース

関連する登山記録

もっと見る

みや さんの他の登山記録

もっと見る

参考になった 0

※この山行記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください

[このページのトップに戻る]

こんにちは、ゲストさん
◆東京の天気予報[山域を変更]
明日

晴時々曇
明後日

晴時々曇
(日本気象協会提供:2020年8月5日 17時00分発表)
[ログイン]
ユーザ登録・ログインすることで、山頂天気予報を見たり、登山履歴を登録・整理・分析して、確認できます。
NEW 新素材&定番! レインウェアの2アイテムを比較
新素材&定番! レインウェアの2アイテムを比較 ザ・ノース・フェイスのレインウェア2つをギアライターが雨の中でテスト。新素材と定番、それぞれの特徴をチェックしよう!
NEW グレゴリー「スタウト/アンバー」のモニターレポートをチェック!
グレゴリー「スタウト/アンバー」のモニターレポートをチェック! 背面長が調整できるザックの背負い心地は? モニターレポート1人目のめりぃさんは那須岳に登ってその“スゴさ”を実感!
NEW 「カミナドーム2」を女性登山ガイドがインプレ
「カミナドーム2」を女性登山ガイドがインプレ finetrackのテント「カミナドーム2」。登山ガイドの菅野由起子さんが、軽さ、コンパクトさ、強度、居住性などをチェッ...
NEW 御嶽山の登山道を守る活動 参加者募集!
御嶽山の登山道を守る活動 参加者募集! 岐阜県で御嶽山の登山道を守る取り組みがスタート。編集長萩原、五の池小屋主人と登る特別企画で参加者を募集!
NEW 高橋庄太郎さんがシーツ2種をチェック!
高橋庄太郎さんがシーツ2種をチェック! コロナ禍の山小屋泊でニーズが高まるシーツ。2種を取り寄せ、寝心地をチェック。シーツ選びの参考に!
NEW 入賞作品発表!最優秀賞は『火の山と星空』
入賞作品発表!最優秀賞は『火の山と星空』 「みんなの‟とっておきの山写真”フォトコンテスト」の入賞作品11点が決定。編集部からのコメントと共にお楽しみください。
ロープウェイで登れる百名山
ロープウェイで登れる百名山 ロープウェイやリフトなどを使って、一気に標高を稼げる百名山はいくつあるかご存知?
山のテッペンで泊まる醍醐味を味わう
山のテッペンで泊まる醍醐味を味わう 山頂からの星空、日の出、日没を味わいたいなら、山頂に泊まるのがいちばん! 山頂に泊まれる山をピックアップ!
山小屋を支援しよう【山小屋エイド基金】
山小屋を支援しよう【山小屋エイド基金】 コロナ禍で営業できない山小屋を支援するため、クラウンドファンディングを立ち上げました。ご協力をお願いします(外部リンク)
山で便利・安心! 登山用アプリ&GPS
山で便利・安心! 登山用アプリ&GPS スマートフォンの普及で高価で手の届かなかったGPS機器が誰でも使える! 初心者向けのノウハウから裏技まで、登山アプリとス...
山岳防災気象予報士が教える山の天気
山岳防災気象予報士が教える山の天気 気象遭難を避けるためには、天気についてある程度の知識と理解は持ちたいもの。登山が知っておくべき、山と天気の関係を解説。
田中陽希さんの3百名山の旅を一気読み
田中陽希さんの3百名山の旅を一気読み 2018年1月から「日本3百名山ひと筆書き」に挑戦中の田中陽希さん。掲載してきた旅先インタビューをまとめました