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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:大崎4:30→山手線→品川4:33~35→東海道線→熱海6:16~29→伊東線/伊豆急→伊豆稲取7:40

復路:河津14:10→伊豆急/伊東線→熱海15:44~49→東海道線→横浜17:08~20→東急東横線→田園調布17:39~42→東急目黒線→武蔵小山17:47

この登山記録の行程

伊豆稲取駅7:45→山神社8:06→細野高原入口(山菜採り期間有料500円注意!)8:35→芝原湿原分岐8:42→山頂分岐9:08→舗装道路終点9:27→三筋山821m9:35~50→三峰山(811.8m三角点)9:55→大池高原方面登山道入口10:02→林道T字路(大池・沢田分岐。沢田方面道無し探す)10:16~41→594mピーク南面ソーラー発電所(迂回)10:49→登山道ほぼ廃道→廃神社11:26→林道11:32→わんこと家族の宿浬世人11:42~45→かわづいでゆ橋11:55→踊り子温泉会館12:00~13:15→峰温泉大噴湯公園13:21~32→河津観光交流館13:48~55→河津駅14:04

合計4時間15分(14.2km、踊り子温泉会館迄)

コース

総距離
約16.4km
累積標高差
上り約966m
下り約983m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

4月20日(土)も伊豆の山の続きで、今回は三筋山に登って来ました!

三筋山は、修善寺から八丁池口までバスで行って下る途中に寄るのが一般的なんですが、それだとスタートが10時になってしまい、1本早い八丁池口まで行かないバスで天城峠からスタートしても、時間は早くならないので、今回は一番早く出発できる伊東線の伊豆稲取からスタートすることにしました。

このルートは山頂残り15分まで延々と舗装道路が続くので、ほとんど山じゃないんですが、でも上半分を占める細野高原はススキの原っぱで非常に眺めが良いです。でもこれも山が、元は茅場だったのか、スキー場のように丸坊主にされているせいで眺めが良いというだけで、決して自慢できるもんじゃありません。

しかも今回は、ワラビとかコゴメ(ゼンマイ)のシーズンってことで入場料500円取ってるし、まあ今回は登山ってことで無料にしてもらったけれど、でも登山でも車で行ったら確実に入場料とられるだろうから、ご用心!

下りは稲取から登った場合、今井浜に下りるのが一般的なんですが、今井浜の日帰り温泉は伊豆見高入谷温泉も舟戸の番屋もちょっと面倒臭い場所にあるので、河津(沢田)に下りてすぐの踊り子温泉会館に行こうと思ったら見事に廃道だったという、ここのとこら1ヶ月ばかり続いてるパターンにまたしても陥ってしまいました。ここは道さえ通じていれば、河津桜のオフシーズンに登山客を呼び込めるのに、ちょっと残念と思いました。

そんな感じで、まず伊豆稲取駅を7時40分に出発します。私鉄ってことで一応切符を買って来たのですが、Suicaが使える駅でした!

稲取駅を出たら右折して、伊豆急のガードをくぐります。ガードをくぐるのが細野高原へ行く近道なのですが、道がゴチャゴチャしていて分かりにくいので、昭文社の山と高原地図に載っている大回りのコースで行った方が迷わないかもしれません。

でもなんとか無事に山神社と入谷公民館と庚申塔のある場所に到着。ここから細野高原までは一本道です。

時折稲取ゴルフ場に向かう車に追い越されながら緩やかな傾斜の舗装道路を延々と上ると細野高原入口です。最初に書いたように春の山菜の季節と秋の紅葉の季節は入場料500円を取っているようで、でも「山菜採りではなく登山です」と言ったら、無料で通してくれました。

細野高原入口の料金所を過ぎると道は2つに分かれます。どっちを行っても大差ないのですが、今回は直進して、芝原湿原入口のトイレのところで左折して、最初に分かれた道と合流しました。

細野高原は広大なススキの草原で、毎年野焼きをしてこの状態を維持していそうです。たぶん自然のままにまかせたら、東伊豆の他の山と同じようにツツジやアセビなどの灌木帯になっているんじゃないでしょうか。でもその灌木が無いせいで眺めは非常に良く、これから登る三筋山の山頂付近には、巨大な風力発電の風車も見えます。

でもオフシーズンのスキー場の中を歩かされているような感じはどうしても否めず、そのスキー場の整備様の舗装道路みたいな道を延々と進んで行きます。今回ほぼ曇りだったから良かったものの、晴れたら完全に炎天下になるので、帽子と日焼け止めクリームと多目の水はこれからの季節、絶対に必須です!

この舗装道路は山頂まで残り15分の地点まで続き(トイレ、駐車場あり)、そこでようやく階段状の登山道に入り、それを登りきると風力発電の風車がブンブン回る三筋山山頂に到着しました。伊豆稲取の駅から1時間半ぐらいで着くかと思っていたら、細野高原に入ってから意外と見るものが多く止まってばかりで、1時間50分かかりました。でも時間はまだ9時35分。

三筋山の山頂は眼下に相模湾を見下ろす芝生の広場ので、北に目を移すと天城連山も良く見えます。伊豆大島が間近に見えるみたいなんですが、今日は快晴ではないのでガスで煙っていてまるで見えず。まあ先週、大平山から見えたからいいけども。

今日は三筋山以外に行かないので、少し長めに休憩した後、 大池高原方面に下山を始めます。こちらは風力発電のため、山頂から舗装道路が続いています。これってあまりにも酷くないか?景観的には風車がいっぱいあって面白いけれど。

まずは三筋山山頂から下って登り返したピークに811.8mの三角点があるので寄って行きます。場所は風車の脇の灌木の中で、ここは三峰山の呼び名があるみたいなんですが、手書きの山名標識は文字が完全に消えていて読めず。

風力発電管理様の舗装道路に戻りどんどん下って行きます。するとヘアピンカーブのところに大池高原の標識があるのでそこから山道に入ります。トレイルランナーの場合、ここはスピードに乗ってそうなので通り過ぎ要注意です。

しばらくいかにもハイキングコースといった感じの道を下ります。すると林道のT字路にぶつかるので、河津(沢田)に下りるには、右折して少し進んだところのススキの原と灌木帯の間を594mピークに向かってやぶこぎをして進みます。道はありません。

ここにちゃんとした道があると思っていたのでアチコチ探して、挙げ句の果てに、大池高原方面に少し下ったこの先行き止まり標識の先まで探索して、結局諦めてやぶこぎする決断をするまで30分近くかかりました!

やぶこぎをして594mピークの近くまで行き、下降点を探すと、南東面に真新しいソーラー発電所が出来ていたので、とりあえずその縁を下ります。すると下りやすい傾斜の尾根に乗るので、尾根上の踏み跡をたどり、最後急斜面になってきたところで右側の緩やかな尾根に移って沢まで下りました。

沢まで下りると、沢沿いの沢から少し上がった場所に古い山道の痕跡が残っていたのでそれをたどります。この道は人が使わなくなっても猪や鹿が使ってくれているようで、崩落箇所もちゃんと迂回路が設定されているため、それに従って下れば問題なく下れます。ただたまにあさっての方に向かって行くことがあるので、そこは常識で判断して下さい。

そしてソーラー発電所から30分少々下ったところで砂防ダムに突き当たり、それを越えると廃神社に出ました。ここから先はしっかりとした山道があって、それを下るとすぐに林道に出ます。廃神社には割れて読めない三筋山方面の標識があり、昔はハイキングコースが通じていたことを示しています。

林道をさらに10分ほど下ると犬連れで泊まれる浬世人というペンション(休業中?)があります。ここまで来ればもう汚れる心配はないので、靴の中に入った泥を落とすついでにしばし休憩。そしてさらに10分下ると沢田の集落を経てかわづいでゆ橋の近くの広い道に出ます。

あとは河津桜で有名な川沿いの道を進むと、5分ほどで踊り子温泉会館に着きます。12時ちょうど到着。途中道が無かった割りには早く着きました。

踊り子温泉会館は河津町がやっている日帰り温泉施設で、料金は1000円、泉質は海辺に多い塩泉です。河津桜の季節やゴールデンウィークは混むんでしょうが、その合間ということで空いていて快適でした。

温泉で汗とバリエーションルートの泥と落とした後は、オフシーズンということで街の食堂が開いているかどうか定かではなかったので、温泉の食堂で炒飯を食べました。リラックマの柄のトレイがなんとも可愛い!ビールは置いていなかったので今回は無し。

食事の後は、踊り子温泉会館の源泉にもなっている峰温泉大噴湯公園に温泉が吹き上がるのを見に行きます。ここでは、峰温泉の源泉が発見された時、天高く吹き上がったのを記念して、1時間に1回程度、温泉が天高く吹き上げるアトラクションをやっています。入場料は無料。

温泉が吹き上がるのを見たら、再び河津桜の土手に戻って駅まで散歩します。 途中に河津桜観光交流館という道の駅みたいなのがあったので、そこに寄り道してわさび漬けを買いました。

河津の町は東伊豆から山を越えて来ると一気に南国ムード溢れる感じのなかなか良い場所です。

三筋山遊歩道 - 伊豆市 観光情報 特設サイト - 伊豆市役所
http://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=3208

[PDF] 稲取細野高原
http://www.e-izu.org/site_susuki/susuki_2014/PDF/マップ面.pdf

踊り子温泉会館 - 河津町観光協会
http://www.kawazu-onsen.com/onsen/onsen.html

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
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地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ

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登った山

三筋山

三筋山

821m

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