行程・コース
天候
晴れ、軽風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
東海北陸道の「白鳥IC」で下り、そのまま無料の油坂峠道路を通り、トンネルを抜けて国道158号線を「九頭竜湖」のある西に向かいます。「九頭竜川」に沿ってさらに進み「JR越美北線(通称:九頭竜線)」の「下唯野駅」近くで左折して南に進むと、左に「荒島岳登山口」の看板があります。狭い直線の舗装路を山に向かい1kmちょい登ると、左手に舗装された「みずごう」無料駐車場があります。40台程度駐車可能でトイレと靴洗い場があります。「白鳥IC」から約53km・90分です。北陸道の「福井IC」からだと約33km・50分です。
この登山記録の行程
みずごう駐車場(06:00)・・・中出コース登山口(06:20)・・・荒島岳3.3km道標(07:20)・・・小荒島岳山頂(07:55)・・・シャクナゲ平(08:15)・・・荒島岳山頂着(09:10)・・・荒島岳山頂発(09:20)・・・シャクナゲ平(10:05)・・・小荒島岳山頂着(10:20)食事・・・小荒島岳山頂発(10:30)・・・荒島岳3.3km道標(10:55)・・・中出コース登山口(11:30)・・・みずごう駐車場(11:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「荒島岳」には4方向から登る道がありますが、1番古い登山道で、「小荒島岳」も経由できる
「中出(なかんで)コース」から登りました。「みずごう」の駐車場から舗装された狭林道を登り
途中から左の未舗装路に入り、スタートから約20分かけて220m近く登ると、入山できます。
やっと森の中の登山道を登り始めますが、最初の頃は4本の林道を横切るショートカットの道
といった感じで、入山してから30分ほど登ると、ようやく山を登っている雰囲気が出てきます。
北陸の山なので麓から見上げると山の上部が白い状況でした。かなりの期待で登って行くと
登山道に霜柱が出始め、さらに高度を上げると周囲に残雪が出てきました。しかし葉の上に
積もっている雪を見た結果、残雪ではなく新雪だと確信し、かなりテンションが上がりました。
登山途中に目指すピークをきれいに見れることはあまりありませんが、「小荒島岳」に登ると
なかなかの360度の展望があり、目前には「大野富士」とも呼ばれる「荒島岳」が雄大です。
「シャクナゲ平」分岐から一度下ると、ついに「荒島岳」山頂への本格的な登りが始まります。
今迄の登山道とは異なり、いきなりの急登となり、岩場に張り付いて「もちがかべ」を登ります。
雪がかなり深くなり、ツボ足での登りが困難になる頃合で、チェーンスパイクを装着しました。
岩が露出している箇所が多いので、アイゼンの持参者は仕方なくツボ足で登っていましたが
かなり苦労していました。登るにつれてだんだんと周囲の景色が広がって行く様は最高です。
そのまま気分よくかなり広い「荒島岳」の山頂に着きますが、さらなる大展望が待っています。
「白山連峰」から「乗鞍岳」「御嶽山」などの白い輝きを堪能した後、渋々下山を開始しました。
下山時の雪の「もちがかべ」が今回の登山の最大の危険個所で、左右の笹だけが頼りです。
下方でツボ足の方が滑り落ちて行くのを見ながら、笹につかまって慎重に下って行きました。
下山途中でもう一度「小荒島岳」に登り、誰もいない山頂で食事をしてから下山しました。
「荒島岳」は1500mの山ですが日本百名山なので人気があり、年中登山客がいるそうです。
しかし、下山の途中で、Tシャツにスニーカーの青年が軽装備で登ってきたのには驚きました。
彼は途中で引き返すか、登りきっても下山は17時頃になると思われ、心配より不思議でした。
フォトギャラリー:51枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | サブザック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター |
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