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行程・コース

天候

晴れ。霞あり。

登山口へのアクセス

バス
その他: 浜松駅から奥山行きバスで井伊谷バス停下車。

この登山記録の行程

井伊谷バス停(8:34)・・・二宮神社(8:45)・・・足切観世音(8:52)・・・小野但馬守政次供養塔(8:54)・・・北岡橋(蟹淵、8:56)・・・谷下(みかん畑、9:30)・・・303.5m三角点(10:00)・・・兎荷への分岐(10:20)・・・兎荷山山頂(10:30)・・・三岳山山頂(10:42〜11:15)・・・枡形虎口(分岐、11:24)・・・ニの城址(11:25〜11:30)・・・枡形虎口(分岐、11:32)・・・三岳神社(11:48)・・・三岳神社入口(11:56)・・・立須登山口(風力発電機、12:05)・・・立須(12:10)・・・立須登山口(風力発電機、12:22)・・・三岳神社入口(12:30)・・・三岳公民館公衆トイレ(13:00)・・・井伊谷バス停(13:26)

コース

総距離
約12.8km
累積標高差
上り約720m
下り約720m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 2017年NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』にハマりすぎて、三岳城に行きたい、それも戦国時代の人と同じように井伊谷の町から歩いて登りたい、と荒ぶった考えのもと、井伊谷城居館跡付近から山頂まで歩いて登りました。
 浜松駅から奥山行きバスに乗って8:30井伊谷バス停着。装備を整えて8:34出発。バス停そばの井伊谷交差点から国道257号線を北に向かいます。5分ほどで県道左側に二宮神社入口があり、そこからさらに5分ほどで二宮神社に着きます。ここは高橋一生が演じた小野但馬守政次が祀られています。トイレをこちらでお借りして、足が丈夫になるという「足跡石」にも願掛けをしました。神社正殿前の階段を降りたら左に行くと、足切観世音へ向かう道があります。2分ほどで観世音に着き、そこから北へ。突き当たりを右に曲がるとすぐに小野但馬守政次終焉の地に着きます。いつも綺麗にお花が供えられており、ファンが置いた白黒の碁石が涙を誘います。ここから国道に戻り北に向かうと1分ほどで右側に橋が見えます。この北岡橋のあたりが昔 蟹淵(がにぶち)と呼ばれていたところで政次が処刑された場所です。念入りにお参りし、8:56いよいよ本格的な山行開始です。
 基本的に車道を道なりに登って行きます。途中で「直進は行き止まり、右:北岡大塚古墳」という表示があって、入ってくるなという圧があったため素直に右に曲がったところ、草むらに突入してしまったため結局元に道に戻ったり、地図上は道があるため上がっていったら、有害鳥獣避け電気柵が設置してあってまっすぐ進めなかったりで、行きつ戻りつしました。
 9:20にみかん畑の中の舗装道に入り、そこからは快適で眺めのいい道をジグザグに登って行きます。15分ほど行くと道幅が狭くなり、山道開始です。地理院地図で点線になっているところは急登で、踏み跡も少なく少し不安になる道ですが、赤いリボンが付いていますのでそれを信じて歩きます。点線が終わると簡易舗装の道になります。落ち葉が積もっていますが車の轍があり、地元の方が軽トラで上がってきたりしているようです。25分ほどでこのジグザグ簡易舗装路が終わり、再び山道に入ります。緩やかに斜面をトラバースする細い道で、人とすれ違うのは少々困難な道幅です。落ち葉が降り積もっていますが踏み跡はついており、迷うことはなさそうです。10:17兎荷(とつか)集落からの道と合流します。木に黄色いテープが巻き付けてあり、三岳方向に向かいます。尾根を登り15分ほどで兎荷山山頂ですが展望は全くありません。三角点に見える石柱がありますが、境界見出標です。東へ進むと頂上目前にして急登が続き、ある瞬間急に平らになったと思ったら10:43三岳山山頂到着です。三岳城一の城址でもあります。南側に展望がひらけており、浜名湖や浜松アクトタワーが望めます。ベンチはなく、熊蜂が飛びまくっていましたが、昼食をとりながら大パノラマを楽しみました。
 頂上から東へ降ります。5分ほどで二の城址へ向かう分岐があります。大した距離ではないので一応見てきましたが、案内板があるだけで展望はありません。分岐から南に降ります。たくさん木が切り倒されており、大河ドラマに合わせて道の整備を行った模様です。10分ほどで二宮神社に着きます。ここにはトイレがありますが、ボットン便所で紙もないのでオススメしません。広い駐車場を抜け車道を降ります。3分ほどで丁字路にぶつかり、そこを左に向かいます。5分ほど車道を登ると分岐があり、右に上がって行くと風力発電が見えてきます。風力発電の根元に右に入る山道があり、ここが立須の登山口です。入って行くと急に白い石灰岩がゴロゴロし始め、最後は穴がボコボコあいた石灰岩の岩峰をよじのぼる感じになります。登山口から8分で立須に到着です。三岳山からは井伊谷城は見えませんが、ここからはしっかり見通せます。ただし岩の上に立っているだけですので長居することは不可能です。風の強い日は危険です。
 元来た道を戻り、三岳神社入口の丁字路到着が12:30。あとはひたすら車道を降ります。30分ほど歩いたところの三岳公民館に公衆トイレがあり、ここは大変綺麗です。水洗トイレで流しも自動水栓になっています。ここから30分弱で井伊谷バス停に到着です。
 昼食や道迷いを含めて4時間53分の山行でした。標高差は大したことないですが、きちんとした山道ですので、山装備のない人がなんとなく歩くことのできるルートではありません。GPSがあると安心です。

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