行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道240号阿寒湖温泉のはずれ、出光のガソリンスタンドから少し先の向かい側[雌阿寒岳登山口]の看板から砂利道の林道に入り約5キロ、公共交通機関はありません。少し荒れていますので、慎重に行きました。
この登山記録の行程
国道240号取り付け(9:00)・・・(9:30)入山届け記帳所(10:00)作業道(10:10)登山道入口(12:30)7号目30分休憩(14:00)雌阿寒岳頂上(16:20)入山届け記帳所 下山終了
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
雌阿寒岳は過去に何度も登った山ですが、いつかは行って見たかった、阿寒湖温泉からの登山道。この時期(まだ冬が残る)、平日(ただでさえ人は少ない)のに(まったく誰一人会いませんでした)、しかも単独で行くなんて無謀かも知れないが、駄目なら戻ってこようと思い、あえて挑戦しました。
国道からの林道は少々荒れ気味で、パンクしそうな石がごろごろで慎重にゆっくり行きました。かなり山奥なので、何かあったら大変です。国道から約5キロ、登山口の看板がありました。その手前に10台ほどの駐車スペースが有ります。登山口と思いきや登山口入り口です。記帳ボックスとゲートが有ります。(公共の交通機関はありません)
記帳を済ませ(10時)、作業道なのでしょうか、重機が歩いたような感じの道を800メートル(と書いてある)進むと登山口の看板があり、そこから森の中に入っていきます。道ははっきりとしています。ちょっと笹が出てきていますが、それほど気になりません。たいした傾斜やアップダウンも無く、1合目から順番に看板も立っています。3合目を過ぎるとちょっとの間急傾斜があり、その先辺りからハイマツ、何箇所か太いハイマツが道を塞いできます。そして残雪、ハイマツを乗り越えたり、押したり、ハイマツのトンネルをくぐったりと心が折れそうになりました。
剣が峰が素晴らしい姿を見せてくれるようになり、振り返ると阿寒湖と雄阿寒岳の姿も見え、徐々にハイマツも低くなって歩きやすくなります。古い火口?の側を進み、何かの慰霊碑なのでしょうか、(南妙法蓮華経)と彫られた大きな岩の側を進み、高山植物らしきもの(まだ冬枯れでしたが)を見ながら、7合目12時30分、昼食休憩にしました。
8合目、火山活動の観測機器があり、道は砂礫と火山灰の道となります。大きな火口の淵を歩きますが、トレースや目印がはっきりしています。徐々に頂上への最後の急登、風がすごい!
風に押されて何度も道を踏み外しました。立っているのがやっとの時も・・・ようやく(午後2時)山頂に到達。風に押されフラフラ振られます。もうさっさと下山です。アッと思ったら、帽子が飛んでいきました。もう何十年も使っている古い帽子ですが、クマさんがひろってかぶってくれるのを祈りながら、山にごめんなさいです。
登りは時間かかりましたが、下りは約2時間、往復となりました。
初めてのコース、不安もありましたが、なんとかやりました。メジャーな雌阿寒温泉コースに比べると、大変な分、剣が峰の素晴らしい様を見られて、とてもいいコースだと思います。


























