行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
中央線 鳥沢駅から路地のような中央線の下のトンネルをくぐって後は矢印にそって鉄格子のある登山口へ
この登山記録の行程
鳥沢駅(07:00)・・・小篠貯水池(07:42)・・・分岐(08:21)[休憩 10分]・・・高畑山(09:43)[休憩 30分]・・・穴路峠(10:54)・・・倉岳山(11:31)[休憩 15分]・・・立野峠(12:17)[休憩 10分]・・・林道出合(13:21)・・・梁川駅(13:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
曇りの予報が晴れ時々曇りになったので、富士山に会えるかもしれないと大月市の富嶽12景の一つ高畑山と倉岳山に出発。
いずれの方向でも同じような傾斜を登っていく様子だったので、鳥沢駅からまずは高畑山に。
駅前で選挙演説していました。駅前のトイレで用を済ませて出発。車道に沿って歩くと山への道しるべ。ちょっと見落としそうです。まっすぐ行っても次の曲がり角から行けますが、こちらの道は路地のようでそのまま行くと小さな中央線下のトンネルが通れます。出たところにも標識あります。道なり突き当たっても道しるべがあるので迷うことはない。虹吹橋を越えて、車道から斜めに上がっていく、家の間を抜けると登山口の鉄柵がある。登山者へと書かれた内容を見て右側から抜ける。必ず閉めるように。
山に入ると一気に新緑が美しい。小篠の貯水池も、水面に新緑が映ってきれい。
花の多くないが、苔の緑が鮮やかで、前日まで降っていた雨のためか森全体がしっとりしている。岩々の苔だけでなく倒木などの苔も背伸びをしている。川沿いを歩いていくと時に道しるべがあり、迷わないようになっている。石仏まで行くつもりだったが途中で休憩。高尾山と違い紫の強くないミミガタテンナンショウ(ちょっと小ぶり)がたくさん生えている。
分岐点に到着。石仏?はだいぶん薄れいている。ここからは川から離れて、斜面が急になる。
休み方が足りなかったのか、足に疲労が感じられる。木の上を跨ごうと思ったら、小さな糞がおちていた。小さい犬並みの糞なのでイタチなどの類かなぁ。目立つところにふんをするのはイタチやテンの類とか。
足元ばかり見て歩いていると大きな足跡があり、クマ? そういえば、小篠の貯水池のところにもクマ注意の看板が。写真を撮って、スマホをポケットにしまった瞬間、がさがさと音がしたほうを見ると大きな犬並みの黒い塊が枯葉をまいて、山を下っていきました。はっきりと確認できませんでしたが大きさからはクマ? 人気もなく、クマとの遭遇は全くの予想外で、クマも情報も知らないので、とにかく、静かにそのまま立っていました。それ以外に新しい動きはなく、ただただ、鳥の声が聞こえているだけでした。熊鈴もっていないので、とにかく、歩きながら声を出し続けて、こちらの存在を知らしめれば、出会いがしらを避けられるだろう。(後で知ったのだが、この山は朝、クマが水を飲みに降りるため目撃情報が多いそうである。)
声を出して歩くと結構元気もでる。しかし、スギの林の中は結構な急斜面で、登りきる前にちょっとへばったので休憩。座ったとたんにがさがさっと音が。おちおち休んでいられず。ちょっと無理でも尾根までは登ってしまうことにしました。尾根に上がるととても明るい。尾根沿いの木々の多くが若葉色の葉をつけていました。尾根に上がってからも山頂まではしばらくかかります。最後の急登を登りきると、小さな山頂に高畑山の看板。ここまで誰にも会いませんでした。とにかく休憩。ゆっくり座るところを確保して、靴も脱ぎ、食事もしました。待っていましたが富士山は見えませんでした。
諦めて、ご褒美画像を確認して、倉岳山に出発。まずは急な下り坂から。
天神山からは山の下の街並みがよく見えました。穴路峠から急に寒い風がおき、空も曇ってきたので、これは天気が急変するかと思いました。雨具は準備していましたが、休みを取らずにそのまま出発。倉岳山へ。下りの途中で光るもの発見。オオセンチコガネの赤いタイプ。少し弱っていました。ここら辺からはオトシブミがたくさん落ちていました。虫自体が見えるわけではありませんが、とにかく、若葉を切って丸めたものがたくさん。途中で巻きそこなったものが落ちてきたので、現座作成中らしい。
途中の尾根道は両方ともがけのように急斜面で、道幅は狭いけど、景色はよい。足場の悪いところや倒木もたくさんあるので慎重に進みます。倉岳に上る途中で、大きな倒木、本来の道はふさがれていて、後から来た登山者が作った回避路が2方向に。どちらもくぐるように進みます。その後も道が不確かな場所があり、高倉山の最後の尾根道に出るところで、道を間違えました。だんだん道がはっきりしなくなり、ここでいいのかと迷ったときに周りを見渡すと左下に踏み固められた道を発見。そのまま左上に上がるようなので、迷ったら上に向かうを原則にさらに落ち葉で滑りやすい急斜面を上がると無事に尾根道に出ました。正しいコースで尾根道に出たところの道しるべが10mほど左に見えました。
そのまま気持ちの良い尾根道をあるくと、最後の登りを経て、倉岳山の山頂へ。途中、かなり日差しが強くなり、山頂からの富士山を期待させましたが、これも空振り。よく見ると山の稜線の先に富士山の裾野雪がわずかに見えていますが、写真で残せるほどでもなく、ご褒美画像をもらって、帰ることにしました。山頂では反対側から登ってきた、登山者と会いました。この方で2人目で、後は下山まで誰にも会うことはありませんでした。倉岳山もふもとの街並みや川の様子が良くめて景色の良いところでした。高畑山頂とちがい、ベンチもあったのでゆっくり休めました。
立野峠までは急なくだりが繰り返されて、膝の負担中しながらの下山です。途中ヤマツヅジがそこここで咲いています。立野峠から柳川駅方面に降りていく道は道幅が深いうえに、道自体もやや傾斜しているので、雨の後の土は滑りそうです。水場の少し上にはベンチがあります。休むにはちょうどよい。ここからさらに1時間ぐらいは川沿いが続くので少し休憩。水場を経て、川をところどころで渡りながら登山口jへ。ここらも倒木がたくさんあります。時に道をふさいていて、乗り越えるのにもくぐるにもちょっと困るところもありました。道も少し迷いますが、迷った先には看板があることが多く、安心です。徐々に水が多くなり、きれいな溜まりや岩の上を走った水が小さな滝を作って流れていきます。ヤマガラが姿を見せてくれました。鳥の声はいろいろ聞こえていましたが、姿は全く見ていません。途中で、大きな木が途中どなくなっていて、その先で倒れていました。他にはないほどの大木でした。だんだん最初に見た苔の多い風景に変わっていきます。
登山口にはカウンターがあり、8894人目でした。毎度感じますが、いつからの人数だろう。
柳川大橋を超え、ちょっと戻って坂を上り、駅に到着。駅前のトイレによって人心地。
今回は、クマといい、フンといい、虫もにたくさんあえて、花は少なかったけど充実した登山になりました。
今回のトライ
1)昼にポッカサッポロ じっくりコトコトスープ こんがりパンコーンポタージュ カップをトライ
長い名前。おいしかった。
2)速乾タオルと振れば冷たくなるタオル。速乾タオルはやや吸水性が低いかなぁ。結構汗かいたけど振れば冷たくなるタオルは使用せず。
3)今回は半分ぐらい水を入れて凍らせたペットボトルを二つ。熱くなったので冷たい飲み物も助かりました。
4)登山靴購入したので初めての使用体験。GOOD!!
用具のほうに写真載せる予定です
クマの出現で、少しペースが上がり、初心者にしては標準的に時間でクリアしましたが、やっぱり無理したところもあり反省。次回までに熊鈴購入予定。
フォトギャラリー:56枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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