東京・武蔵野アルプス(狭山湖・多摩湖~狭山・境緑道~井の頭公園)
狭山湖、多摩湖、狭山富士、荒幡富士、将軍塚、八国山緑地、狭山・境緑道、馬の背、御殿山、井の頭公園( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
狭山湖、多摩湖、狭山富士、荒幡富士、将軍塚、八国山緑地、狭山・境緑道、馬の背、御殿山、井の頭公園( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
晴れ時々曇り
電車
その他:
往路:目黒→山手線→池袋→西武池袋線→西所沢→西武狭山線→西武球場前
復路:吉祥寺→井の頭線→高井戸→高井戸天然温泉美しの湯→高井戸→〃→渋谷→東急バス
西武球場前6:01→山口観音(金乗院)6:08→狭山湖6:17→玉湖神社6:29→狭山富士6:34→多摩湖橋が見下ろせる歩道橋6:47→遊園地西駅前ファミリーマート7:11~15→荒幡富士119.1m7:28~38→トトロの森2号地7:58→鳩森神社/水天宮8:02~06→将軍塚88.9m8:22~30→西武園駅8:49→西武遊園地駅8:58→多摩湖9:04→武蔵大和駅(狭山・境緑道起点)9:22→東村山浄水場9:34→空堀川9:35→東村山中央公園9:40→八坂駅9:52→萩山駅10:03→小平駅10:14~20→小平ふるさと村10:32~37→たけのこ公園10:40→花小金井駅10:51→馬の背11:06→関前5交差点(狭山・境緑道終点)11:28→境浄水場(玉川上水に乗換)11:34→三鷹駅11:53→万助橋(井の頭公園入口)12:08→御殿山12:10→井の頭公園の池12:23→吉祥寺駅12:30
合計6時間29分
8月2日(土)は、いよいよ梅雨が明けたので高い山に行きたかったのですが、日帰りで行ける高い山でやる気の出る新鮮なコースを作る余裕がなかったので、またしても東京の低山になってしまいました。
行ったのは、またしても最近のネタ本=中村みつを画伯の『東京まちなか超低山』のに載っていた「馬の背」という、多摩湖から東村山浄水場を経て武蔵境の近所の境浄水場まで続く水道道路=狭山・境緑道上の山と言えるかどうか良くわからない盛り上りです。
でもこれだけじゃひたすら平坦な道を歩き続けるだけになってしまうので、地図で周囲を確認すると同じ本に載っていた狭山丘陵の「狭山富士」「荒幡富士」「将軍塚」から繋ぐことができ、3つ登れば一応登山と言えなくもないので、最後も井の頭公園まで延長して「武蔵野アルプス」と名付けてチャレンジしてみました!
傾斜はないけれど、狭山湖から井の頭公園って男のロマンがあるでしょう。
ちなみに、武蔵野の尾根=多摩川水系と荒川水系の分水嶺は「玉川上水」となるので、武蔵野アルプスの名称も玉川上水の方が相応しいのですが、長すぎるのと山を付け足しようがないので、今回はこれでいいことにします。
スタートは「西武球場前駅」です。梅雨明けで超暑いので、始発電車を乗り継いでほぼ6時ちょうどにスタート。「山口観音」を経由して、一応狭山湖をピストンしてから、狭山富士を目指します。
「狭山富士」は狭山湖・多摩湖が出来た時代に観光用として造られた富士塚のな残りで、元は岩山だったらしいんですが、大雨土砂崩れを起こし、今は下の盛り土だけが残っています。場所は狭山湖のダムからの道が多摩湖に突き当たったT字路の右手に「玉湖神社」というのがあってその裏です。草ぼうぼうで蜘蛛の巣だらけの階段を登ると5分もかからずにコンクリートの残骸が残る山頂に着いて、山頂からは南西側と北東側の展望が僅かに得られます。
出だしからいきなり汚くなった服の汚れを払いなから、次の「荒幡富士」に向かいます。多摩湖橋が良く見える歩道橋を渡り、湖北側のサイクリングロードを進むと、遊園地西駅前のファミリーマートがある交差点に着きます。ここからゴルフ場を迂回する田舎道に入ってしばらく行くと、下山口駅からのハイキングコースと合流し、狭山富士から約1時間で荒幡富士に到着。
「荒幡富士」は完全な人工の富士塚で、丘陵地帯なので山の天辺に浅間神社があるようなものを想像していたのですが全然違いました。北側の神社から登山道を登ると1~2分で山頂に着くことができ、辺りが一望出来ます。冬場は富士山も見えるとのこと。
荒幡富士から再びゴルフ沿いの道を進むと集落を過ぎた辺りから、「トトロの森2号地(鳩峯公園)」として整備された土の道のハイキングコースに入ります。トトロの森2号地の標識はその中程の前にベンチとテーブルがある場所にあります。
トトロの森は「鳩森八幡神社」と「水天宮」という2つの神社がある場所で終わり、そこから軽く下って上り返し、別荘地のような立派な新興住宅地の中を将軍塚を目指して進みます。
「将軍塚」は「八国山緑地」の東端の石碑のある小広場で、特に山頂とか尾根の突端の見晴らしの良い場所ではありません。よって、八国山山頂とするにはあまり相応しくない気がします。
将軍塚から再び遊園地西駅方面に、八国山緑地の尾根につくられた気持ちの良い遊歩道を戻ります。今度は道を探さなくていいので楽チンです。八国山緑地は「西武園駅」手前で終わり、駅の中を抜け、見晴らしの良い住宅地の中を「西武園地駅」まで行きます。ここいら路線と駅名がゴチャゴチャしているのでわかりにくいです。そして西武遊園地駅のガードをくぐり村山ダムを登ると、絶景の「多摩湖」に到着です。ここから「狭山公園」内を「武蔵大和駅」を目指して下ります。
「武蔵大和」駅には9時22分到着。前半のオマケとして付け足した狭山丘陵だけで3時間20分もかかった~!すでにかなり暑くなり始めていて先が思いやられます。
武蔵大和駅前が「狭山・境緑道」の起点になります。今は暗渠化されているものの、かつては玉川上水のような形で水路が境の浄水場まで続いていました。狭山・境緑道は歩行者専用の遊歩道の呼び名、隣に自転車専用の「多摩湖自転車道」が平行して走っています。まあ歩行者やランナーはどこを通っても良いのですが、自転車は走る場所が決められているといったつくり。
狭山・境緑道はスタートして10分少々で「東村山浄水場」の脇を通過します。多摩湖の水を浄水して水道水として供給している施設。
そしてそのすぐ先で「空堀川」を渡ります。多摩川水系と荒川水系を分ける分水嶺は上部では玉川上水を離れこの空堀川(荒川水系)と「残堀川(多摩川水系)」の間を通り狭山丘陵西端の「六道山」へと向かっているのですが、この2つの川は「堀川」がつくのでわかるように、人工的に流れを変えられているので、必ずしもその通りではないようです。
空堀川を越えると、西武多摩湖線の向こうに「東村山中央公園」が見えてくるので、歩道橋で線路を渡って寄り道をして行きます。この辺らしい起伏の全然ない広い公園です。
東村山中央公園を過ぎると、西武国分寺線の踏切を渡り、「八坂」「萩山」といった小さな駅の前を通り、西武新宿線が通っているそこそこ大きな「小平駅」に着きます。
10代の頃、中央線以北は下町と並ぶ暗黒大陸だったので、小金井と小平の区別がつかずに、逆に今それで記憶に残っている駅。そうか小平ってこんなところにあったんだ!
小平駅からさらに新小金井街道を越えると「小平ふるさと村」が左手に現れます。ここは道の駅のようなものかと思っていたら、武蔵野の古民家を幾つも移築した民家園のような場所で、中村みつを画伯の本には小平の郷土料理であるうどんが食べられると書いてあったのですが、ブルーベリーの直売所はあれどそのようなものは見当たりませんでした。
小平ふるさと村の少し先にあるのが「たけのこ公園」で、公園内に久しぶりに築山があったので、ここんとこ山とごぶさたしているので「たけのこ山」と勝手に名付けました。
狭山・境緑道はまだまだ続き、今度は小金井街道を越えると「花小金井」駅に着きます。この駅で西武線は狭山・境緑道を離れ、それと同時に都心に近くなるのに、畑がやたら増えてきます。
そして「おふろの王様花小金井店」を過ぎると、いよいよ本日のハイライトである「馬の背」に着きます。ここで狭山・境緑道と多摩湖自転車道は上下に分かれ、歩行者専用の狭山・境緑道だけが水を通すためにつくられた土手の上を行くようになります。馬の背はそこそこ景色が良くて気持ちの良い場所ではあるのですが、馬の背のようには盛り上がっておらず、どう贔屓目に見ても川の堤防の土手の以上の場所ではありません。
馬の背の近所には広大な「小金井公園」があって、中に「江戸東京たてもの園」というものがあるらしいのですが、古民家はさっき小平ふるさと村で見てしまったので今回はパス。
馬の背を過ぎると、いよいよ狭山・境緑道の終点が近いです。
馬の背の先には「おおぞら公園」という空が良く見えそうな公園があって、そのもう少し先の「関前5」の交差点に入口にあったのと同じステンレスの狭山・境緑道の案内板と「水」と書かれた石碑があって、ここが一応の終点です。もう1つ先の信号を渡ったところにあるいなげやの裏が「境浄水場」です。武蔵大和駅からここまで2時間少々かかりました。
でもまだ終わりではありません!
境浄水場の南側に回ると、「玉川上水」が流れているので、それに乗り換えます。玉川上水は今も水が流れており、それを辿って行くと三鷹駅を経由して一直線に井の頭公園まで行くことが出来ます。
三鷹駅って昔から知っているけど、真下を玉川上水が流れていることは今日始めて知った!ブラタモリのネタになりそうなぐらい凄いな!
境浄水場から40分ほどで、井の頭公園の西の端である、笑えないハワイアンジョークが聞こえて来そうな「万助橋」に着きました!右に300mほど進むと「ジブリ美術館」もあるのですが、今日はトトロの森に行って来たので無視して井の頭公園の池の方に進みます。
途中、万助橋から入ってすぐあたりの高台を「御殿山」というらしいのですが、それらしき標識もないので、一段高くなっている「熱血教師の松本さんが、玉川上水に転落した生徒を助けようとして殉職した慰霊碑」=略して「松殉の碑」が立っている場所を暫定的な山頂としたいと思います。
井の頭公園の池は、今年は梅雨が長引いたせいか藻が大量発生していて、お世辞にもきれいとは言えない状態だったのですが、それでも週末ということでたくさんの人が訪れていました。
人の多い時間帯にあえて散策するような場所でもないので、階段を登って吉祥寺 駅に向かいます。だいぶ通りのエスニックな雰囲気が薄まってしまったんだけれど、仲屋むげん堂がまだ頑張っていたのは好材料!あれ無くなると中央線じゃなくなりますからね-。
吉祥寺駅に着いて、とりあえずラーメン屋を探して、最初に目に入った「横浜家系らーめん武道家」という店に入りました。ここは先週の鴬谷の全てが平均的な家系の店とは違い、かなり濃くスープの色が濃く味も濃い感じの家系の店です。そのためランチタイムは無料のライスのおかずとしてラーメン食べながら食べるとちょうど良い感じで、ラーメンだけだと後で水を飲みたくなる感じでした。いつも味濃い目を注文するような男性向けの店。
吉祥寺でラーメンを食べたら、吉祥寺に温泉は無いので井の頭線の高井戸駅徒歩3分の「高井戸天然温泉美しの湯」に向かいます。荻窪の温泉って手もあったのですが2000円と高かったので却下。高井戸は1200円と安くはないけれど23区内なら許せる範囲です。
美しの湯の泉質は黒湯の強塩泉です。先々週の駒込の染井温泉の色を濃くした感じでかなりしょっぱいです。ただここはスポーツジムに併設された日帰り温泉なので、ジムで大量に汗かいたあとにさらに塩泉ってどうなのよと思うところはありますが、よりダイエットしたい人には向くかもしれません。
あとここの良いところは、23区内なのに、露天風呂が開放的で自然がいっぱい(に見える)ところです。都会の露天風呂は僅かに空が見えるだけのなーんちゃって露天風呂が多いのですが、ここは木の植え方が上手いのか田舎の露天風呂並みの開放感があります。
高井戸で気温35度の汗を流したら、後は井の頭線で渋谷まで戻りバスで家に帰りました。ビールは家で洗濯しながら♪
ところざわウォーキング・ナビ Vol.1 西エリア
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/iitokoro/enjoy/kanko/tokorozawawalk/walk01.files/w-29-omote.pdf
狭山・境緑道 | むさしのの都立公園
https://musashinoparks.com/kouen/sayama/
小平グリーンロード|東京都小平市公式ホームページ
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/060/060905.html
[PDF] 井の頭恩賜公園
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000028695.pdf
高井戸天然温泉 美しの湯
http://utsukushi-yu.com/
※追記:しまった。武蔵関の東京23区最高地点、近所まで行ったのに行きそびれてしまった…。ギリギリになっていい加減な計画立ててるからなー(泣)。
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