行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅(5:00) → 狭山日高ICから圏央道、関越道で水上IC → R291で
谷川岳ベースプラザ駐車場へ(7:20)
この登山記録の行程
駐車場 → マチガ沢出合 → 一ノ倉沢 → 幽ノ沢 → 旧道・新道連絡路 → 幽ノ沢 → 一ノ倉沢 → マチガ沢出合 → 谷川岳山岳資料館
→ 駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
台風の後の猛暑の予報が出ているこの日、木のない稜線歩きよりは木と水のある場所・・・と考え、・・・以前から気になっていた谷川岳の一ノ倉沢の岩壁を眺めに行ってきました。
夏休みもそろそろ終わるので、疲れが残らず、夕方の渋滞前に帰れるところを探し、一ノ倉沢に決定。
朝は5時出発で家には午後1時半に帰って来れました。我が家の登山本に一ノ倉沢の雪渓が残る大岩壁
の写真が載っており、見てみたいと思っていたので短い山行でしたが大満足です。一ノ倉沢が近づくに
つれ、見えてくる大岩壁は圧巻で見に来た人皆足を止めしばらく見入っていました。
予定では新道の川沿いを歩く予定でしたが、下りる道が急でまた最終的には登り返さなければならないのが嫌になり、行けるところまで行ってきた道を引き返しました。道はほぼ平坦なのでバテることはなく、また山側からはひんやりとした冷気を感じ、ブナやミズナラの大木に癒され、元気をチャージできました。
時間があったので谷川岳山岳資料館ものぞいて昔の登山道具などを拝見しました。昔の人は現代のような高機能な登山道具もなく、凄いなあと感心するばかりでした。
フォトギャラリー:79枚
谷川岳ベースプラザ駐車場に着きました。ここを利用するのは2回目です。この時期は7時オープンのようです。
今日はロープウェイは乗りません・・・。
ロープウェイを横目に車道を進みます。右の建物は谷川岳山岳資料館。
5月末から11月中旬までマイカー規制で車は通れなくなっています。歩く者には嬉しいですね。
歩いて50分ほどで着くようです。
登山指導センターです。谷川岳は事故が多いですものね。
木があって涼しそう!
すぐに西黒尾根の登山口がありました。スタートから急登そう。
ブナ、シナノキ、ミズナラの涼し気な道を進んでいきます。
白毛門が見えました。
花は少ないですが咲いていました。これはキンミズヒキでしょうか。
アキノキリンソウかな。
ビューポイントの案内図。
ケルンもありました。
木があると涼しいです。
マチガ沢出合です。あっという間でした。
山の間から覗く谷川岳は迫力があります。
雪渓もまだ残っていてよかった~!
その昔、マチガ沢には3軒の宿があったらしく、清水峠を越えて越後から山道を夕方疲れて下りてきた人々がこの辺りで灯火を目にして「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉がマチガ沢の名前の由来になっているそうです。なるほど~。
歩いてきた道を振り返るとこちらもまた絶景。白毛門。ベンチもあるので山を眺めながら休憩もよさそう。
これは谷川岳の2つの耳?
さて、本命の一ノ倉沢へ向かいましょう。
厳剛新道の登山口。
マチガ沢から谷川岳を見る。
右に新道への入口あり。新道は大分下りていくのかな。
岩壁に苔が朝の光を浴びて輝いていました!
なんだかこうしてみると神秘的というか、
惑星に来たかのような、
不思議な感覚に襲われます。(笑)
ヤマジノホトトギスが咲いていました!
そして歩いていくとだんだん見えてくる・・・。
おー!
おーーーー!!
これが一ノ倉沢ですか!見惚れてしまう景色です。
雪渓もまだ残っていてよかった。
左には大きなトイレがあり(中はひんやりしていて綺麗)、外には絶景を眺めるベンチが設置されています。
白毛門もいいですね。
でもやはりこの眺めはすごい!今年はアルプスに行けなかったのでこれでも感動!
この先は?芝倉沢までは行きませんが幽ノ沢の先まで行ってみます。「クライマーの散歩道」なんて素敵な名前ですね。
また戻ってきてここでランチしようかな。
ここから先は舗装路でなくなります。
岩壁にモニュメントが埋め込まれていてよく見ると谷川岳で命を落とした人の物のようです。そうか、谷川岳は多くのクライマーの方がロッククライミング中に亡くなっていることをあらためて感じました。
たくさんありました。ご冥福をお祈りいたします。
ここからは人気もなくなりちょっと怖い?気もしましたが前方に人が見えて安心しました。
ここにも新道への分岐が。
この辺りは豪雪地帯なのでブナの木も曲がっています。
前方のご夫婦?がいい感じだったので後ろから望遠で失礼しました。
エゾアジサイがまだ残っていました。
幽ノ沢出合に着きました。「幽」というと幽霊を想像してしまいますが岩穴のことらしいです。
幽ノ沢から見た谷川岳。一ノ倉沢やマチガ沢に比べると・・・。
でも雪解け水はとても冷たくて透明度が高いです。
先ほど前方を歩いていたご夫婦はここで引き返し・・・。この先は私一人でしょうか。引き返そうかとも思いましたがもう少し行ってみることに。
ぶなのしずく。とても冷たかった。
道は荒れておらず少しぬかるんでいる程度でした。
白毛門はどこからもよく見えます。
新道と旧道の分岐に着きました。新道はかなりの急坂を下りていくようです。
旧道はおすすめしていないようです。
誰もいないかと思っていたら、新道方面に下りていく方がいました。私はやめておきます。
ここから引き返します。
一ノ倉沢に戻ってきました。
白毛門。
日影ではないですが一ノ倉沢が見える特等席でランチします。
トイレの横から電気バスに乗れるようです。
名残惜しいですが帰ります。
途中、このような案内板が。暑い日に素敵な贈り物「氷河のといき」ですって。まさに今日みたいな日にぴったり。山側を歩くと冷気を感じるようです。
実際、このような岩の穴に手を入れてみると、本当にひんやりと冷たい空気が流れていました。自然からの贈り物なんてすごいです。
電気バスが走ってきました。9人乗りの小さなバスですが、ガイド付きで一人500円で乗れるそうです。足が悪くて歩けないお年寄りや子供連れなんかによさそう。
マチガ沢を通過。
山岳博物館が見えてきました。あと少しです。
時間がまだ早いので寄ってみましょう。無料で入れます。
中には昔のザックやアイゼン、ピッケルなどの登山道具や写真などが展示してあって、興味深いものがありました。
そしてゴールの駐車場に到着。
ロープウェイ乗り場は賑わっていました。
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | サングラス | 地図 |
腕時計 | カメラ | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 |
GPS機器 |
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