行程・コース
天候
曇
登山口へのアクセス
電車
その他:
東京駅ー(上越新幹線)ー上毛高原駅ー(関越交通バス)ー谷川岳ロープウェイ
この登山記録の行程
天神平(09:36)ー(09:49)天神尾根・田尻尾根分岐点ー(09:58)天神平・天神峠分岐点ー(10:26)熊穴沢避難小屋ー(11:16)天狗の留まり場ー(12:09)谷川岳・肩の小屋(13:25)ー(13:32)トマの耳(13:43)ー(14:37)天狗の留まり場ー(15:29)熊穴沢避難小屋(16:04)ー(16:22)天神平・天神峠分岐点ー(16:33)天神尾根・田尻尾根分岐点ー(16:46)天神平
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山レポ谷川岳
4月の金時山の次の日に腰をやってしまって以来、山から遠ざかってしまっていたが、ようやく去る10月21日、谷川岳に登ってきた。ほんの少し、ここでもトマの耳の画像を載せたりして、感づいた人もいただろう。ほとんどガスっていたので、レポを書く気になかなかなれなかった。その前の週も行こうとして、上毛高原に向かう朝イチの新幹線に乗り遅れ、仕切り直しだったので尚更だった。この前の日曜の大菩薩嶺も頓挫したし、何か巡り合わせは「登山なんかやめろー!」と言われているような………….そんなことないか。多くのトラブル経験をしている人から見れば、まだまだ大したことではないだろうし。
2019年10月21日朝5時46分二子玉川発久喜行の田園都市線に乗り、大手町で丸ノ内線に乗り換え東京駅へ。6時36分発の越後湯沢行たにがわ401号で7時53分上毛高原着。その数分後に、今度は谷川岳ロープウェイ行の関越交通バスに乗る。案内所でロープウェイも含めた往復割引切符を買う。乗り継ぎのよい8:04発は乗客も多く所要時間も45分ほどかかるので、一本遅らせた。運転手さんもまたすぐ次が来るよ、とのことだった。実際、定期便ではなく臨時便のようで、30分待たずに出発した。
谷川岳ロープウェイの土合口駅に着いた時、ふだんの自分なら少し構内の様子を見て、必要な情報を収集するのだが、バスを一本遅らせたこともあり、足早にロープウェイに乗ってしまった。あの時もう少し周りを見れば、帰りのバスの最終便を確認できていただろう。なにしろ、下車した場所のすぐ近くに身長を超える立て看板があり、終バスの時刻をデカデカと警告していたのである。
天神平駅からリフトに乗り継いで天神峠から歩くつもりだったが、凄まじいガスで5mくらいしか視界がきかなかったので、リフトには乗らず、登山客の多い田尻尾根と天神尾根の分岐を通って、天神尾根に入った。単独登山なのにそんな気がしない。熊穴沢避難小屋からいわお新道へは、「ルート不明瞭」「増水時通行不可」「崩壊箇所多し」「ヤマビル多し」などの掲示。登山道は、ところどころぬかるんでいて、スタート時にゲイターを履けばよかった。そう思った時にはもう汚れ始めてしまっており、もはやそのままとなる。
熊穴沢を過ぎてすぐ最初の鎖場があり、その後は傾斜がきつくなっていくが、それがガスがひどくて事前にわからないので、なかなか気分も草臥れる。ヤマレコのApple Watchアプリで現在地を確認(今回ようやく活躍)し、地図上であと1/3、1/4と刻んで目安にする。最後のザレ混じりの木段を登って、どこかで見た絵(笑。ヤマノススメにも出てくる肩の小屋近くにある特徴的な道標。土台がケルンみたいに石が積まれたようになっているものを下から見上げる)に遭遇。肩の小屋も見えてくる。肩の小屋の中に入ってみると、そのヤマノススメの色紙など飾ってあった。アニメの中では「ここな」が14歳の誕生日を迎える場所で(中2で谷川岳に登るのは普通親御さんと一緒でしょう。実際にいたらすごい子だ。)、実際にここでファンによる誕生日祝いのオフ会が開かれたこともあるそうだ。甘酒をいただく。それから小屋の外のベンチで昼ご飯を支度した。ご存知「尾西」の「五目ごはん」と「アマノフーズ」の「焼きなすとトマトのクリームパスタ」。取り合わせが微妙だが、要するに賞味期限の残り少ないものを持ってきた。風が強くて、風除けのスクリーンを持って行ってよかった。
その後、トマの耳まで行ってもガスは晴れず全く高度感のない登山で、オキの耳すら見えなかったので、下山することにした。下りはやはり足に疲労が出てきた上に、濡れた鎖場を降りるのに、勾配のきついところでは滑りそうで、少しヒヤヒヤした。熊穴沢の手前では、糞の臭い匂いがしたので声を出したりしながら警戒したが、あの匂いは今思い出すと熊や鹿より人間だったかも?避難小屋まで戻ってきて初めて少しガスが晴れてきた。そして小屋の中で少しザックの中身を整理したあと出てみると、ようやく谷川岳や朝日岳、武尊山を見ることができた。
写真を撮りまくっていたら下山がどんどん遅くなる。16:40過ぎ天神平着。ロープウェイに乗る前、靴を洗うのに、そこでも順番待ちをして、乗車が16:50頃だったか。土合口駅で渡り廊下からバスが見え、もしやと思い駆け出したが、17:03の終バスが目の前で行ってしまう。完全にミスる。
やはり都会で暮らす者の油断というか、勝手にロープウェイが動いている間(17時終了)は乗り継ぎの便宜があるものだと勝手に思い込んでいた。大いに反省する。それはそうと、どうやって帰るか。
閉まりかけた売店の店員さんに聞くと、バスがわりにタクシーを使ったら、上毛高原まで1万もかかるという。さすがにそれは論外。JR土合駅まで歩いて20分ほどとのこと。但し、もうすぐに暮れて真っ暗になるから気をつけてと声をかけられる。降りるためにここでヘッデン使ったが結構怖い。一旦越後湯沢まで下りに乗ってから新幹線に乗る方法も考えたが、これも結構な出費。結局水上で乗り継いで高崎まで在来の水上線と上越線で。そこで釜めし弁当を買おうとしたら売れ切れていたので、もう帰りが遅くなるのは覚悟して、いったん改札を出て、高崎駅構内のおぎのやに入る。新幹線の時間を見ながら釜めしを堪能し、ちょうど食べ終わるタイミングで乗車し、帰途に着く。
今回、朝イチの電車で行動したが、最後はいつもの如くで、なんだかなあという感じ。この辺り、まだまだ改善の余地あり。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | 腕時計 | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
医療品 | 虫除け | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | カトラリー |
【その他】 ラジオ、iPhone、Apple Watch、モバイルバッテリー、携帯トイレ |
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