行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
[往路]千早~筑前大分
①7:58発 千早 鹿児島本線区間快速 - 8:02着 吉塚
②8:07発 吉塚 福北ゆたか線 - 8:35着 筑前大分
[復路]城戸南蔵院前~千早
①15:52発 城戸南蔵院前 - 15:56着 篠栗
⇒ オアシス篠栗で♨
②17:42発 篠栗 福北ゆたか線快速 - 17:54着 吉塚
③18:02発 吉塚 鹿児島本線 - 18:08着 千早
この登山記録の行程
筑前大分駅08:38 - 09:08高祖神社09:18 - 10:24穂波野営訓練所10:28 - 11:15龍王山11:35 - 11:54竜王神社12:02 - 14:09郷ノ原観音14:20 - 15:19城戸南蔵院15:33 - 15:46城戸南蔵院前駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
◆城戸南蔵院の涅槃仏への年末のご挨拶をからめて、龍王山に行ってきました◆
飯塚市の郊外(八木山高原の南)に位置する龍王山(標高615m)は、カヤトの山頂からは、三郡山地、あるいは筑豊盆地を囲む福智山、古処山などの山並を一望でき、新年には初日の出登山でもにぎわう山だそうです。福岡に来てから間もなく1年半、龍王山の名は頭の片隅にあありましたが、このように楽しげな山だとはつゆ知らず、ならばと今回出かけてみた次第です。
ちなみに、「龍王山」の名を冠する山は、瀬戸内海沿岸を中心に各地にあり、九州では、福岡ではこの1座、大分には3座があるようです(ウキペディアより)。山名は、「水・雨をもたらす八大竜王を山頂に祀り雨乞いを行ったことに由来」するそうで、写真レコのほうでも紹介しますが、今回の龍王山にも山頂に雨乞いの神として龍王神社(水祖神社ともいわれているそうです)が祀られていました。八大竜王が祀られていたかどうかは定かではありませんが、古くからの信仰の対象であったことは確かなようですね。
今回は、往路は龍王山南側からアプローチする「舎利蔵コース」、復路は北側の八木山からの「青年の家コース」をとりました。
舎利蔵コースでは、穂波青少年野営場訓練所までの舗道歩きの後に、本格的な登山道がスタートします。特に6合目から8合目までは急登が続き、支尾根沿いにジグザグに付けられた山道をひたすら登ることになります。穂波野営訓練所から40分ほどで山頂に到着。そこでランチをすませた後は、龍王神社に立ちよりご挨拶を済ませ、龍王山北側の「青年の家コース」を一気にくだります。両コースとも道標は少なかったように思いますが、山道は意外にも非常によく踏まれている印象を受けました。特に「青年の家コース」では目印となる赤テープがいたるところに付けられており、丁寧にフォローすれば迷う心配はありません。
「青年の家コース」から八木山本村に出た後は、城戸南蔵院を目指して国道201号線を進みますが、あまりの交通量の多さに閉口してしまい、難所の八木山峠から脇道に入り郷ノ原観音を経由して城戸南蔵院に向かいます。強いてあげればこの国道201号線が今回の山行の核心だったかもしれません、詳しくは写真レコで(笑)。
[参考情報]
★オアシス篠栗
http://www.oasis-sasaguri.com/hotspring.html
★南蔵院の世界一巨大な「篠栗のねぼとけさん」
https://trip-s.world/nanzoin-nehanzo
フォトギャラリー:92枚
おはようございます。ここは、福北ゆたか線「筑前大分(ちくぜんだいぶ)駅」のホームです。ホームからは、これから向かう龍王山が目の前にドーンと見えています。
駅で出発準備を整え、さぁ、これから出発です。
予報通りいい天気になりました~、柿が青空に映えています。誰もとっていないとこを見ると、やっぱ渋でしょうか(笑)。
右は、歩いてきた福岡県道60号(飯塚大野城線)。県道から離れ、高田地区の集落に入ります。
南天の赤い実が青空に映えます!
こちらは内住川(ないじゅがわ) 。
お初となる高祖神社
鳥居近くにいた狛犬。阿形・玉取の型、平成4年生まれの若者でした。
参道を抜け石段を登ったところで
再び、狛犬発見!阿形・玉取の型、大正8年生まれのちょうど100歳。やや風化が進んでいますが、引き込まれるような瞳が印象的な狛犬です。
こちらは吽形、リーゼント風な髪型も目を引きますね(笑)!
高祖神社拝殿、無事の山行を祈念し礼拝。神社の方にお茶の差し入れとともに、神社の由来をご教示頂きました。高祖という名から大陸との関係があるのかと思いましたが、御祭神は玉依姫命で、総本宮は太宰府市の竈門神社とか。大陸という言葉から話が弾み、飯塚市では紀元前後の遺跡が多く見つかっていて、甕棺や副葬品のほか、地元(笠置山)でとれる輝緑凝灰岩を材料にした石包丁が多数出土しているそうです。この石包丁は大分県でも見つかっているそうで、何やら歴史ロマンをかき立てられるようなお話もあわせて伺うことができました。
さらに龍王山までの道もご教示いただき、丁寧にお礼を申し上げて、舎利蔵地区を目指し出発します。
心にしみるような里山の風景
竹萌え~♪
溜池の向こうに見えるのは龍王山
溜池の横にあった野営訓練所の道標に従って進んでいきます。
アオキの実。
林道(第2龍王線)に合流、ここは左です。
直ぐに野営訓練所の案内板があります。林道にわかれをつげ、野営訓練所に向かいます。
野営訓練所に到着。使われているのかはっきりしませんが、建物の看板「不便の家」はツボに入ってしまいました!
カマドがありました!ピザでもやくのかしらん♪
訓練所は眺めがよく、筑豊盆地が一望できます。
サクサクと落葉を踏みしめながら登っていきます。
山道の入り口付近にあった不動明王にご挨拶
山道に取り付きます。
山頂付近から派生する支尾根に取り付きます
急登が続きます。
稜線にでました。山頂はすぐそこです。
山頂が見えてきました~!
龍王山ゲット(^^)v!
忘れていません(笑)!
展望を楽しみながらのランチタイム
親切な案内図があって山座同定に強力な助っ人になってくれました!
残念ながら雲がでてきて霞んでしまっていますが、筑豊盆地が一望のもとに見渡せます。中央右よりの稜線は、古処山系(馬見、屏、古処)
こちらは三郡山から砥石山
左のピークは若杉山と米ノ山、奥には博多湾が見えています。
龍王神社に寄り道
歩きやすい尾根道が続きます。
山頂から20分ほどで龍王神社に到着しました。小さな祠があるだけです。
横の案内板には次のように説明書きがありました⇒「龍王神社は雨乞いの神社で、昔この付近一帯が大干ばつに見舞われた際に、村人たちが神前で酒を供えかがり火をたき、太鼓をたたいて一昼一夜交代でお籠り続けたところ、にわかにこの辺りに雲が立ち込め、雨が降って村人たちが助かったと伝えられており、この神社を別名「水祖神社」とも呼んでいる」。「水祖神社」とも呼ばれていたんですね!
再び龍王山山頂の方向に戻り、山頂手前にあった道標に従って「青年の家コース」に取り付きます。
こちらもしっかりとした踏み跡があります。
進行方向に作業道が見えており、そのまま直進しそうになりましたが、木の幹にうっすらと左折の矢印が書いてありました。うっかり間違ってしまいそうなポイントです。
左折するとすぐに赤テープが続きます。
古いですが、やっと道標がありました。ホッとしますね(笑)
梅の花に似た4本の指の跡・・、君はタヌキだ!(笑)
(^^ゞ
八木山本村へ。
本村集落にでました~♪
城戸南蔵院を目指して国道201号線を進んでいましたが、あまりの交通量の多さに閉口してしまい、八木山峠から脇道に入り、郷ノ原観音を経由して城戸南蔵院に向かうことにします。
誰かににてるような気がしますが(笑)。
賑やかなポスターで迎えてくれた郷ノ原観音。
郷ノ原観音
五剣の滝、なぜ「五剣」なのかは気になります。
こちらが五剣の滝、右が男滝、左が女滝となりますか。
郷ノ原観音祖聖大寺、縁結び、子授け、安産、願掛け寺としてご利益があるそうです。
先ほどの国道201号線とは打って変わってとても静かな舗道です。
道標に従い「へんろ道」へ。
竹萌え~♪
~♪
~♪
再び201号線に合流
合流ポイントは城戸南蔵院のすぐ近く。今年で3度目となる南蔵院詣出です。
南蔵院のテッパンの一つ「雷神様のご神木と大聖不動明王」、今日もしっかりと押さえました
南蔵院といえば、やはり、これ!世界一の大きさの「釈迦涅槃像」、全長41m、高さ11m、重さ約300t。ブロンズ像では世界一の大きさとなります。
何度見ても、でかいなぁ~。
仏足」のご利益があるといいですね!
山に登るとアイスを食べたくなるのは、私だけでしょうか(^-^;。どうぞ、来年もよろしくお願いしますm(__)m。
南蔵院の最寄り駅は城戸南蔵院前駅になります。オアシス篠栗で一風呂浴びるために、今日は笹栗で途中下車します。
オアシス篠栗♨。料金は330円。ちなみにオアシス篠栗にはお風呂は「虹の湯」と「華の湯」があって、今回は偶数日だったので「虹の湯」でした(^^)v(虹の湯は広くて華の湯は狭いです)。
前回に続き、今回もついつい買ってしまいました(笑)。やはり風呂上がりはうまいですね~!龍王山をゲットでき、南蔵院の涅槃像にしっかりご挨拶で、本日のミッションはコンプリート。年内にもう一回くらい行きたいなぁ~、何はともはれ、おやっとさぁでした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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