行程・コース
天候
1日目:晴、2日目:晴(朝-5℃)、3日目:晴(朝-14℃強風)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
積雪のため中の茶屋までしか入れませんでしたが、翌日には除雪されたようです。ただし、路面は凍っています。
この登山記録の行程
【1日目:往 路】
中の茶屋(12:45)・・・林道分岐(13:05)・・・大石茶屋小屋跡(13:30〔休憩10分〕)・・・馬返し(14:10〔休憩15分〕)・・・一合目(14:40)・・・二合目(15:20〔休憩10分〕)・・・林道登山道分岐(15:43〔休憩15分〕)・・・三合目(16:08〔休憩5分〕)・・・四合五勺(井上小屋跡;16:55〔休憩10分〕)・・・佐藤小屋(17:55)
【2日目:雪山訓練】
【3日目:復 路】
佐藤小屋(10:30)・・・四合五勺(井上小屋跡;10:55)・・・三合目(11:15〔休憩10分〕)・・・林道登山道分岐(11:35)・・・二合目(11:45)・・・一合目(12:05)・・・馬返し(12:12〔休憩13分〕)・・・大石茶屋小屋跡(12:45)・・・林道分岐(13:10)・・・中の茶屋(13:25)
実歩行時間÷コースタイム=412分÷435分=0.95
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
神奈川県山岳連盟が開催する冬山教室2019の第3回目の講習の一環として、富士山の5,6合目で氷雪技術の訓練を行いました。
同冬山教室は、全部で5回開催され、参加者は15人です。内容は、1回目がオリエンテーション(12月)、2回目が読図や気象などの座学とアイゼンや輪カンなど着脱や歩行方法などの実技(1月)、3回目が富士山五合目での氷雪技術の実戦訓練(2月)、4回目が谷川岳での雪洞構築泊で谷川岳往復(3月)、5回目が反省会と卒業式(3月)となっています。私は、第2班に配属され、講師の方が1人、班員が私を含めて4人です。
今回の講習は第3回目で3日間に渡り行われました。1日目は麓(中の茶屋)から5合目(佐藤小屋泊)まで登り、2日目は氷雪上での歩き方、ピッケルの使い方、アイゼン歩行、滑落停止、確保技術、耐風姿勢などの訓練(佐藤小屋泊)、3日目はワカン歩行とラッセル訓練の後、下山という流れでした。この山行記録は、1日目の登りと3日目の下山の行程をまとめたものです。
1日目、中の茶屋は積雪10~20cm程度でした。3合目辺りからアイゼンを履いて登りました。荷物が重かったせいか(約21kg)最後はヘロヘロになりましたが、やっとのことでたどり着いた佐藤小屋では暖かい暖炉と食事のおもてなしを受け、お酒が入ったこともあり疲れと寒さが吹き飛びました。
2日目は、屏風尾根中腹(5~6合目間)で前述した氷雪技術の訓練を行いました。小屋の温度計で朝-5℃でしたが、ほとんど無風で陽射しにも恵まれ、訓練を行っていたこともあり汗ばむ場面もありました。化学系インナー手袋、ウール中間手袋、テムレス02で指先の冷えは感じませんでした。
3日目は、小屋の温度計で朝-14℃、強風というコンディションでした。佐藤小屋の西側の樹林帯(5~6合目間)でのワカン訓練でしたが、動いていないと前述した手袋のレイヤリングでは指先が冷たさを感じました。K先生の心使いで我々の班は樹林帯を西に突っ切り雪原まで到達しましたが、雪原と山頂までの眺望の素晴らしさたるや、山頂まで行かなくても十分満足できるくらい感動しました。
3日間に渡る訓練となりましたが、共に訓練してくれた先生や仲間、疲れて帰ってくると暖かい暖炉と美味しい食事でもてなしてくれた佐藤小屋の方々に、ただただ感謝するばかりです。3月に予定されている谷川岳の雪洞訓練に向け、よい準備ができました。
フォトギャラリー:20枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ |
雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ワカン | ショベル | カラビナ |
安全環付きカラビナ | スリング | ハーネス | ヘルメット |
みんなのコメント