登山記録詳細

無雪期登山
参考になった 7
アルプスをつければいいってもんじゃない。が想像以上に素敵な大郷戸アルプス 大郷戸アルプス、富谷山(関東)
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記録したユーザー

Yamakaeru さん
  • 日程

    2020年2月15日(土)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:茨城・栃木県道257号西小塙真岡線。地図を頼りに三ノ宮神社を目指す。神社前とその横に駐車可能。15程度。仮設トイレあり。

  • 天候

    曇り
    [2020年02月15日(土)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

三ノ宮神社(09:06)・・・東尾根登山口(09:11)・・・狸転げ坂(09):42)・・・回顧の峰(みかえりのみね)(04:45)・・・砕石場脇稜線・・・<東尾根>・・・富谷山(10:18)・・・<西尾根>・・・354m峰・大郷戸アルプス最高峰(10:29)・・・326m峰・・・311m峰・・・大岩坂・大岩・鏡岩(10:40)・・・三角点・標高287.2m・・・332m峰(10:50)・・・(ミスルート登山口から登り返し)・・・行燈峰(標高251m)・・・金毘羅神社(12:12)・・・三ノ宮神社(12:34)


総距離 約14.1km 累積標高差 上り:約1,044m
下り:約1,044m
やり場のない怒り。。。(今回の山とは無関係です)
例年であれば週を開けず雪山を歩いている貴重なシーズンなのに。。。
異常に雪がない状態にやり場のない怒りが爆発だ。それでも実家であればドアtoドアで30分もあれば雪山トレーニングに行けるというのに。ここは関東平野。見渡す限り平地が広がる。。。と、怒っていても仕方がないので、せめて里山でも歩こうかと車を走らせる。
特に目標を定めていた訳ではないが、加波山か筑波山でも登ろうと車を走らせていたところ、ふとなにやら良さげな山なみを見つけた。
車を停めて、地図を確認すると「大郷戸アルプス」と書かれていた。初めて聞く名前だったが、アルプスと聞いて通り過ぎる訳にはいかない。きっと縦走が楽しめるに違いない。
調べてみると三ノ宮神社が一般的なスタート地点とのこと。地図を頼りに車を走らせて、小さいながら立派な神社にたどり着いた。
既に5台程の先客があった。結構、人気の山なのかも知れない。だからと言って、なんでもかんでも「アルプス」と名付けていい訳がない。それなりの実力がないと。果たして、大郷戸アルプスの実力やいかがなものか。ちなみに大郷戸は「おおごうど」と読むらしい。大郷戸アルプスは、カッコよく例えれば、谷川岳の馬蹄コースのようにU字の様に山が連なっている。コース全体が見渡せることから、歩いた稜線を眺め達成感を味わいながら周遊ができるので、個人的には好きな地形の一つだ。ただ、アルプスと言うには距離が短いような気がする。目測で、おそらく周遊しても10km程度だろうか。ただ、評するには、まずは歩いてみないといけない。
村落を抜けて山の入り口にたどり着く。赤いリボンに誘われるまま、山へと入る。今回は、東尾根から入って西尾根で周遊するコースをとる。
一歩踏み込んで驚いた。とても綺麗に整備されている。下草が処理されていて森が明るい。その中を登山道が延びている。大郷戸アルプスは、最高地点でも僅か標高354mなので、全体的に低山が連なってできている。なので、歩き出して直ぐに、容易に稜線にたどり着くことができる。その後は、軽いアップダウンを繰り返しながら山を結んでいく。
不思議なもので山に入った瞬間に、気持ちが穏やかになった。想像していた以上に、楽しい山だ。本来、ガシガシ歩く登山が好みだが、自然に包まれながら緩やかに続く天国ロードをスキップしながら歩くのも悪くはない(スキップはなしないが)。森の中の遊歩道がそのまま山の上に再現されたようなとても歩きやすい登山道が続く。「これは素晴らしい。」穴場と言ったら地元の人に怒られてしまうかも知れないが、今まで検索してもヒットしなかったのが不思議なくらい、こんな良い場所があったとは。
西尾根の終点にある富谷山へ到着。
富谷山は、大郷戸アルプスで一番の眺望がきくところ。山頂に登るととっても嬉しいご褒美(風景)が待っていた。目の前に御嶽山・雨引山。そこから奥へと連なる山。そして更に奥には雲海に浮かぶ双耳峰の筑波山が見えていた。約30kmの縦走路を歩いたのは昨年の6月だったか。
山頂を降って、今度は東尾根から残り半分の縦走を開始する。
大郷戸アルプス最高峰「354m峰」と書かれた看板があった。そう書かれると不思議と高い場所にいる気がしてくる。
東尾根の方はピークを名前にしたものが多いようで、「326m峰」とか「311m峰」の看板が続く。そんな中、「大岩」と「鏡岩」の看板を見つける。とりわけ大きくもなく、どの辺が鏡なのかよく分からなかったが、イマジネーションをかきたてたり、目印になるような存在は大事だ。きっとそんな思いで名付けたのかと、奇岩好きとしては微笑ましくなり記念に2つの岩を写真に収める。
左下にダム湖を見ながら一気に降る。降りきってアスファルトの道に出て、さてどうしたものかと地図を確認したら、一つ手前の尾根で降ってしまったことに気が付いた。周遊コースの尾根はまだぐるりと続いている。道が綺麗に延びていたので分岐に気付かずに降ってきてしまったか。
折角なのでもう一度、登り返す。
ピークまで戻ると、見落とした分岐があった。軌道修正をして再び周遊を開始。
斜面を降っていると、男性が一人登ってきた。年齢は自分よりだいぶ上の方で登山者と言うよりは作業着風の服装。「いやー、一人だと、こわいこわい。」と話しかけられた。「熊とか出るのですか?」と返そうかと思ったが、「この山はこわい」と続いたので、会話に違和感を覚えた。一瞬、考えてこれは!と気が付き「結構、急な坂ですよね」と返したら「そうだそうだ」とおじさん。どうやら正解。ここでいう「こわい」とは「疲れた」と言う意味の方言に違いない。確か、「身体が強張る」から来ていたような。。。
運動を兼ねて久しぶりに登ってきたと嬉しそうに話すおじさんと暫く立ち話をして別れた。結局、「こわい」と5,6回つぶやいていた。よほど大変な思いをして登ってきたのだろう。
先を進むと分岐に「行燈峰」と書かれた看板があった。珍しく名前の付いたピーク。しかも「あんどん」と気になるネーミングだ。周遊コースはピークを通らず尾根を降っていくが、ちょっと寄り道で登ってみた。おじさんと違い、どちらかと言うと「こわい」急登を趣味にしている。
「行燈峰」のピークには期待した何かはなかったが、何かを整備している途中のような痕跡があった。できれば名前の由来等を開設した看板があると嬉しい。
コースに戻り、少し進むと公園にたどり着き、あとはアスファルトの道を歩きながらスタート地点の神社へと戻る。
偶然に見つけたご当地アルプス。整った道から地元の方に如何に愛されているかが、歩いていても伝わってくる。心地よい縦走感に富谷山からの筑波山の眺望。思いがけず素敵な山に出会えたと大満足だった。

登山中の画像
登山画像
神社にコースマップがはってありました。
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神社前の駐車場。
登山画像
境内を抜けて出発。
登山画像
とても整備された登山道でした。
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狸転げ坂。名前が可愛い。
登山画像
回顧の峰(みかえりのみね)。展望がききます。
登山画像
猫柳。春が近い。
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富谷山の山頂から。雲海に浮かぶ筑波山。
登山画像
当アルプスの最高峰です。 :)
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大岩というほど大きくない。
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鏡岩と言うよりは背びれ?
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岩があるので大岩坂。
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ピークをそのまま名前にしている場所が多かった…
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金毘羅神社。
登山画像
戻ってきました。楽しかった。実にいい山でした。
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Yamakaeruさんの登山記録についてコメントする
  • shou さん
    「えらい」ですね。でも言わないけど(笑)

  • Yamakaeru さん
    「こわい」に対して福井弁の「えらい」ですね。だって、それは嶺北弁だから嶺南の人は使わないでしょ。。。自分はえらいです。 笑

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