行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
東海道本線由比駅からスタートしゴールした。
さった峠を含めて、麓には「登山者用の駐車場」は無いので列車利用が現実的なのかもしれない。
この登山記録の行程
由比駅(07:50)…そば工房浜石付近(08:12)…浜石野外センター(09:07)…浜石岳山頂(09:33~09:47)…立花分岐(10:42)…立花池(10:56)…立花池入口(11:03)…さった峠(12:07)…由比駅(12:46)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
*過去の登山記録の文を流用しています。
東海道本線の由比駅で列車を下車。
駅前の由比桜えび通りの看板アーチをくぐり通りを歩いて行くと、民家と民家の間に階段が何箇所か設けられているのでそれを登り、県道396号線に出たら食事処開花亭や西山入口バス停のある交差点を目指す。
交差点には浜石岳と書かれた案内があるので指示に従い、山のある方へ向かって行くと浜石岳が目の前に見える。
紛らわしそうな場所には浜石岳と書かれた看板があるので、注意してみていれば迷うような場所はそんなに無い。
そば工房浜石の辺りで民家が途切れ、代わりにミカン農園が目立つようになり里山の雰囲気がより強くなってくる。
早咲きの桜は既に葉桜に変わり、代わりに染井吉野と思われる桜の開花が進んでいた。
由比駅から浜石岳を往復する場合、舗装路をずっと歩き山頂直下の数十メートルのみ未舗装路を歩くという選択肢も出来るので、登山靴やトレッキングシューズで無くても登頂する事は可能だが、浜石岳とさった峠を歩く場合は未舗装路のハイキングコースになるのでトレッキングシューズもしくはそれと同等の靴を履いておいたほうが良い。
今回も自分はトレッキングシューズで歩いたが、剛性のあるトレッキングシューズで舗装路を歩く歩きにくさよりも、浜石岳~さった峠の未舗装路での頼もしさのほうが上回っていたと思う。
由比駅から浜石岳へ向かうコースは、勾配が非常にきついので一部のロードバイク乗りからも好んで走られているコースのようで、実際に歩いてみると登り坂では体力がごっそり奪われて、下り坂では足腰にかなり負担が掛かる事が分かる。
救いは舗装路という点で、登山やハイキングのムードを考えると人工物である舗装路というのは台無しになりそうだが、快適かつ速く歩くという点では舗装路のほうがやはり分があるように思う。
浜石岳山頂は、草原の広い山頂で開放感があるため眺望が素晴らしく、休日は多くのハイカーが訪れる人気の山である事も頷けるが、新型コロナウィルスの影響か以前よりもハイカーの姿はかなり少なくなっていた。
富士山や南アルプス、駿河湾や麓の市街地などあらゆるものが見える感じで、初めて訪れる人が歓喜の声を上げているのをよく耳にする。
染井吉野が咲く頃になると、徐々に気温が上がり遠方の景色は霞み始め見えづらくなるが、今回のハイキングは山頂から富士山も南アルプスもかろうじて見えたので良かった。
浜石岳からさった峠へ向かうコースは、由比駅からのコースとは雰囲気がガラリと変わりゴツゴツとした未舗装路のハイキングコースとなる。
ただし、この山域は植林の山なので杉や檜といった人口の林の中を歩く事もあり、自然という雰囲気はかなり少ない。
浜石岳から海岸線へ向かうコースなので基本的には下りだが、微妙にアップダウンがあり体力が徐々に奪われていく感覚がある。
薄暗い植林帯の中を長々と歩くので不安になりやすいが、頻繁に浜石岳とさった峠を示す案内看板が置かれており道迷いの心配は少ないと思う。
コースは良く整備されており歩きやすい部類のハイキングコースだが、途中で倒木がコースを跨いでいる箇所が幾つかあったので注意。
今回は久し振りに立花池に寄る事にして立花分岐から池へ目指す事にしたが、分岐を過ぎると案内看板が少なくなりやや不安になる。
立花池は正直なところ見ていて面白みに欠ける池だと思うので、訪れたのは10年以上ぶりにだったと思う。
立花池を後にして、先程とは違うルートを歩き手書きで「浜石岳登山道 立花コース 浜石を愛する会」と書かれた看板の分岐点に着き、浜石岳とさった峠を結ぶ縦走路に戻ったという事を意味する。
つまり縦走路から立花池へ向かうには2つの選択肢があり、今回は別々の分岐を利用したという事になるので、少々紛らわしいから立花池に寄りたい場合は注意が必要だと思う。
元のルートに戻りさった峠を目指していくと、植林帯から竹林に変わりモノラックの軌道やゴンドラリフトのワイヤーが見えてくると、舗装路との合流が近くさった峠もかなり近付いてきている。
舗装路に出ると目の前に駿河湾が広がる絶景だが、富士山は既に雲に覆われてしまい残念。
舗装路に出てすぐの場所にさった峠を示す看板があるので、それに従い階段を降りて別の舗装路に出てさった峠を目指す。
途中道路工事をしている箇所があり、日中は警備員がいてハイカーなどがいると無線連絡をしているようだが、この日は警備員の姿は見えなかった。
自分が歩いている時に危険を感じるような場面は無かったが、落石が多い場所でもあるので一応注意して歩きたい。
駿河湾を横目に見ながらしばらく歩くとさった峠に着く。
さった峠は、富士山眺望の有名な名所なので日中は多くの観光客がいる。
絶景を眺めたら由比駅方面へ進む。
さった峠から由比駅までは距離があるが、下り坂が殆どなので体力をごっそり使うような場面はもう無い。
駿河湾やミカン農家を眺めながら歩いた後は、歴史を感じる旧家が並ぶ街の中を歩きやがて県道396号線との合流地点に出る。
歩道橋で県道396号線を渡ると由比桜えび通りに入り、由比駅は少し歩けば辿り着く。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | 腕時計 |
カメラ | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | ライター | クッカー |
【その他】 ハイドレーション |
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