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【コピー】ダム建設で近くなった奥美濃の静かな山

左門岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (大野鳥 さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 根尾東谷川林道の終点ゲート前に駐車場数台

この登山記録の行程

駐車場(10:00)・・・左門岳(13:45~14:15)・・・駐車場(16:15)

コース

総距離
約6.7km
累積標高差
上り約751m
下り約751m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

左門岳は、岐阜・福井の県境稜線に位置する分水嶺の山として以前から気になっていました。
そんな中、6月初旬に『身近な山で遭難』とマスコミが騒いだ事件が起きました。奥美濃の奥山は『身近な山とは言えないでしょう!』と思い、また、登山自粛で誰も記録を残さないことの方が問題と思い、下記コース状況を報告します。
『分県ガイド・岐阜県の山』の情報は、10年以上前の記録。その後の自然災害により山は大きく変貌している。国土地理院地図『平家岳』に記載されている林道(登山道?)もほとんどが土石流により崩壊、あるいは、灌木の成長により藪に戻っている。
地図とコンパスを確かめながらルートファンディングできる経験者以外は手軽な気持ちで入らない方が良い。

①登山口の駐車場から、しばらくは林道を歩く。轍があるため四駆車なら入れるかもしれない。
林道が川の流れで崩落している場所で朽ちかけた丸太橋を渡り渡渉する。微かな踏み跡が続いている。ところどころ、林業用モノレールが登山道に平行して残されているが、流された場所もある。
②標高600m付近で、谷が二股になりモノレールは中央の尾根へと登っていく。目印のテープや踏み跡もモノレールに沿って右谷に続いている気がするが追従してはいけない。(私達も自然に入ってしまい15分ほど道を探した。)
モノレール尾根の直前で、渡りやすい場所を探し、流れを渡渉して左谷の右岸へ入る。国土地理院地図『平家岳』に登山道がŞ字になっている道の上半分は原型を留めているので、左谷に入ったら、河原に倒れている倒木を避け、高巻くつもりで登る。林道跡を見つけたら、しばらく踏み跡を探しながら谷を詰める。
③季節にもよると思うが、渓流は水量が多いので、歩きやすい場所を探しながら何度も渡渉する。
④標高815m付近、朽ちかけたヘルメットが残されている広場が河原沿いの古い林道(?)の終点。ここでも谷が二股になり、ここから登山道は中央の尾根(山)に取り付く。崩落礫が多い登りづらい急登であるが、一気に標高を稼ぐ。
⑤尾根は広く、また、獣道が交錯しているので、尾根の真ん中を探しながら踏み跡を外さないように登る。
⑥踏み跡を笹が覆いだしたら山頂は近い。山頂標識と三角点がある小さな空き地が山頂である。樹間で展望はほとんどないが、西隣の美濃平家岳、蕪山などが望める。

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フォトギャラリー:5枚

装備・携行品

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登った山

左門岳

左門岳

1,224m

よく似たコース

左門岳 岐阜県

ダム建設で近くなった奥美濃の静かな山

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間40分
難易度
コース定数
16
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