最初はなだらかなスキー場を登って行きます！
広々として気持ちイイ！

スキー場にいっぱい咲いていました！
ヨツバヒヨドリ

スキー場を抜けるといよいよ登山道になります。
鬱蒼とした登山道には大きなシダ

前方に櫛ケ峰が見えました。カッコイイ！

爆裂火口原です。磐梯山は南側は端正な“会津富士”の様相ですが、反面北側の裏磐梯は荒々しい岩壁です！　対照的！
この火口壁を登って行きます！
あそこの稜線までがとにかく強烈！

稜線にある“天狗岩“という岩峰も雲の中から顔をだしました。

激坂に取り付きます！
標識が惨めな姿に・・クマのせいです・・クマったもんだ。

ひたすら登ります・・汗が吹き出ます・・
ヤマブキショウマ・・白くて清楚！

坂はますます急に・・えっちらおっちら・・
鉄の手摺が助かります

ホタルブクロ

ヤマハハコ

明月草
綺麗な花ですよね！
この上のお花畑でいっぱい咲いていました！
岡部小屋のおかみさんに聞いたらこの花、“タデ”ともいうそうで・・
タデといえば・・“蓼食う虫も好き好き”とか言われてあまりいいイメージではないですよね！・・やっぱりこの花は“メイゲツソウ”の呼び名がピッタリ！

ウメバチソウ

ミヤマシャジン
爽やか！

そしてやっとこさ、稜線に出ました。
ガスってなにも見えない。
櫛が峰のカッコイイ雄姿が見えるはずなのに・・残念・・
稜線上は花がいっぱい！
ミヤマナデシコ

コウゾリナ

この稜線を進みます！
気持ちイイ！

見下ろすと荒々しい火口壁
明治21年（1888年）にここにあった小磐梯山が水蒸気爆発して山全体が山体崩壊してなくなってしまったとのこと・・磐梯山よりちょっと低い山が全くなくなってしまうとは・・
凄まじい爆発だったんでしょうね！

天狗岩がカッコイイ！

クロズル

ここは三合目！
普通は山頂が十合目ですが、磐梯山は五合目が山頂らしい。
周りは小川になっていて、まさに庭園！　花の楽園！

色付いたヤマブキショウマ

シシウドかエゾニュウ

背が高くてお花畑で一際目立ちます！

天狗岩とシシウドor エゾニュウ

シモツケソウでしょうか？

オミナエシ

マルバタケブキ

弘法清水（四合目）に到着
岡部小屋の名物、なめこ汁を食べたかったのに、今年はコロナの影響でやっていないそうです・・コロナとどう関係があるのだろう？

弘法清水の水は冷たかった、美味しかった！

クルマユリ
緑の登山道で目立ちます！

やっと・・山頂・・
登山者・・結構います・・やや“密“でしょうか・・
それより“蜜”なのはトンボでした！
山頂は晴れているけど眺望なし・・猪苗代湖も全く見えず・・・
ウッウッ・・はるばるここにトンボを見に来たのか・・

山頂に咲いたウスユキソウ

山頂の看板で・・
山頂にいた茨城県と地元の会津若松のおっちゃんと30分くらい話をしました。
山に来て山の話をするといつまでも尽きることがありません！
お互い元気で頑張りましょう！

山頂に咲いたマルバシモツケ
会津若松のおっちゃんに教えてもらいました。

弘法清水に戻って昼食
コンビニ弁当と岡部小屋のおかみさんが特別に作ってくれたなめこの味噌汁。
そして弘法清水で沸かした特別コーヒー・・
お花畑経由で中ノ湯方面に下りていきます。
見下ろすと桧原湖

櫛が峰も見えてきたぞ！
カッコイイ！

野生ランと天狗岩！

メイゲツソウと天狗岩

櫛が峰、くっきりと・・

お花畑を過ぎると八方台登山口方面に降りていきます！
中ノ湯手前で裏磐梯方面へ進みます！
ここから先はほとんど登山者はいません。
そして本日のお目当て、銅沼に到着。銅沼と書いて“あかぬま”と読みます。
強烈な酸性の湖で生物はほとんどいないそうです。
ここから見上げる裏磐梯の峻烈な火口壁！
素晴らしい！

櫛が峰と銅沼
絵になりますね！

先に進むと・・
なんと道が水で埋没しています。
どこにも避ける場所もないので・・
開き直って真ん中を歩きました・・
靴はすっぽり水に濡れて・・最後にこんな試練が待っていようとは・・

そして裏磐梯スキー場の一番上まで降りてきました！
ヨツバヒヨドリの蝶々が止まっています。

見下ろすとスキー場と桧原湖！

スキー場最上部で咲いていた“柳ラン”
ピンクの綺麗な花です。

この花を観る為だけに今の時間に登ってくる方がいました！
此処だけにしか咲かない貴重な花だそうです！

スキー場の中腹に松の木に設置されたブランコがありました！
若いカップルが動画を撮っていたので、了解を得て撮らせていただきました。
青空に映えます！

ブランコと磐梯山！
スキー場の名物でしょうか・・

駐車場に戻ってきました！
もうほとんど車は残っていません。
なんともゆっくりペースで来たものです。
写真を撮りながらだとどうしても亀さん歩きになってしまいます。