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狩倉岳から槍ヶ岳 轟雷ビバーク両神山

狩倉岳(狩倉山)、狩倉槍ヶ岳、両神山( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ⇒ガス⇒雷雨⇒曇り⇒雷雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 赤岩峠登山口 路肩駐車

この登山記録の行程

赤岩峠登山口0755……0954_1435P(アンテナピーク)0954……1104狩倉岳(狩倉山)1108……1159狩倉槍ヶ岳……1255_1683P_1313……1347両神山頂1349……1356ビバーク地点1446……1508東岳1508……1604西岳1605……1614行蔵峠1614……1651八丁峠1651……1734上落合橋1735……1834赤岩峠登山口

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約1,535m
下り約1,531m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

秩父は両神山系の狩倉尾根を歩いてきました。
狩倉岳は狩倉山とも呼ばれますが、奥多摩の狩倉山の方がメジャーなため、本記録では「岳」表示と致します。
また槍ヶ岳も北アと区別して「秩父槍ヶ岳」とでも称したいところなのですが、秩父槍ヶ岳も別に存在しますので、本記録では「狩倉槍ヶ岳」と致します。
  
予定では午前1時には家を出て、5時には歩き出す計画でした。
ところが目覚ましに鳴られてみると、何か体調が今ひとつ。
今回は破線ですらないバリエーションですので、他にも気になるところはあったのですが、結局もう少し寝て体調を優先させました。
これはこれで正解半分、「だから言ったでしょ」半分でしたね。
  
結局自宅は4時過ぎに出発し、自分にしては珍しく明るくなった高速を走らせました。
登山口(?)には午前7時半頃到着。
以前は駐車できた赤岩峠登山口の、ニッチツさんの駐車エリアは施錠されており、今回は路肩に駐車しました。
心なしか、ポール脇に手書きで書かれていた「赤岩峠突山口」の文字も読めなくなっていた気がします。
考えてみれば当然なのですが、前回も今回もニッチツさんの旧社員寮の脇をガシガシ進んだ訳ですので、結局ご迷惑かけてますね……。
せめて遭難騒ぎを起こさない様にと誓った次第です。
  
まずは1435P、通称アンテナピークを目指して急斜な尾根を進みます。
頑張って登り切りますと東に折れて狩倉尾根に入ります。
そこから先は基本稜線歩きですが、岩稜帯+ヤブ漕ぎと言った方が正しいかも知れません。
そもそもが現役登山道ではありませんので道は整備されていませんし、岩稜は安全・危険の判断含め自力で越えて行かなければなりません。
幸い岩自体はしっかりしたものが多かったのですが、樹木は枯れ木・枯れ枝が多く、安易に体重をかけると物凄く危険です。
とにかく両端切れ落ちてましたし、その岸壁を樹木がひっそりカバーしちゃってる箇所多数でしたし、もうひたすら丁寧に丁寧に歩いて行きました。
ヤブにも難儀し通しでしたが、ヤブを嫌がって露岩を登るか、それともヤブを我慢して登るかは、「万が一滑落したときに被害の少ない方」を優先して選択していきました。
どちらがより下方まで滑落せずに済み、クッションを期待できるかですね。
それでも最後の1683Pをどう越えるかは難儀しました。
人工登攀や懸垂下降ができるだけの装備は持参していましたが、それは単に手段が増えるだけで、安全性の向上にはそれほど寄与しません。
ナッツかましても岩が崩れたらおしまいですからね。
唯一の安心材料は、何人もの方がこのルートを歩いてる、と言うことでした。
暫く悩んだ後、向かって右下にルートを発見できたときは本当に安堵しました。
立ち塞がるピークの岩の右手に回り、そこからよじ登りました。
  
越えて両神山へのメジャールートに入りました。梵天尾根ですね。
ここでひと息つけました。
無論両神山の登山道は名だたる鎖場ですので、楽だとか安全だとか、舐めた考えは持っていません。
それでもメジャールートであることは、最悪何か事故があった時に場所や状況を伝え易い点はあると思います。
まあ、狩倉尾根を走破できて、今日の核心部分は越えたかな?と思ってました。
でも現実はそうではなかったですね。
  
狩倉槍ヶ岳を越えようとしている辺りから遠雷が響き始め、次第に西からも南からも近づいて来ているのが気になっていました。
当日の予報は14時が酷暑、15時に曇って16時から18時まで雨。
それとは別に夕方は、関東甲信越で広く雷の予報でした。
  
正直狩倉尾根を歩いている途中に雷に来られたら、逃げ場がありません。
ただでさえ尖がった稜線です。狙い撃ちです。山本リンダです。
先の「ひと息つけた」は、とりあえず狩倉尾根を雷雲に追いつかれる前に終わらせられたことも含みます。
ただ両神山山頂でついに雨が降り始め、あっと言う間に轟雷雨となりました。
雨は予報より1時間以上早かったです。
  
さて、とりあえず風のない雨だけでしたら何とでもなります。
後は雷ですが、これも遠方を通過するだけならやり過ごせますでしょう。
何なら手も振ってあげたいです。
でも現実は直撃・真上でした。
大粒の雨が一瞬で降り始めました。
ああこの雨粒知ってる。雷雲から落とすヤツだ。
妙に表面張力が強くて、一瞬雹か何かと勘違いするほど地面で跳ねたりしています。
急いで上下雨具を羽織り、ザックカバーもつけました。
  
両神山は低山の部類ですので、露岩以外は樹木に覆われています。
それは安心材料ですが、安全を保証してくれるものではありません。
雷は益々勢いを強め、ついには発光と轟雷がほぼ同時になり始めました。
あかんやん!
真上やん!
これ炭火になるヤツやん!
こういう時に限ってピッケル持ち歩いてるんです自分。
ただでさえ近辺最高峰のすぐ近く、しかも稜線上です。
動けばやっぱり狙い撃ちです。
ビバークを決意しました。
  
場所は両神山山頂から北へ少し下った斜面。
と言いますかそれ以上は一歩も動けませんでした。
樹木との角度を考えながら、ツェルトを被ります。
雨具+ツェルトで、濡れるのを嫌がる必要はありません。
ピッケルはかわいそうですが、少し離れたところに置きました。
自分のツェルトはJuzaのエム・シェルター。
とにかく緊急ビバーク専門のツェルトですので、こういうとき被ればOKなのは頼もしい限りでした。
既に山肌は雨でびしゃびしゃでしたが、小さなマットも持参していましたので、それをお尻に敷きます。
あとは身を低くして、運を天に任せました。
  
強烈だったのは、天頂で超巨大な電球が破壊されたのでは?と思う一発でした。同時に鼓膜が破れるほどの轟音が響きました。
間違いなく真上です。
そして多分、近くに落ちたでしょう。
でもここへ来てじたばたしても仕方ありません。
こんなの喰らったらもうどうしようもないねえ、なんて思いながらミニようかんなんぞを食べ、いつしか轟音を子守唄に、10分程度ですが熟睡までしていました。
カミナリ怖い!と言うより、ビバークを理由に堂々と眠れる方がうれしかったのかも知れません。
  
結局ビバークは小一時間ほどでした。
強烈な雷雲は暴れるだけ暴れて去っていきました。
完全に雷が止むことはありませんでしたが、いつまたおかわりが来るかも知れません(実際これはその通りでした)し、動くなら今だと山行を再開しました。
濡れ切った鎖と岩肌に難儀しながらも、東岳・西岳と越えて行きます。
途中で沢登りをされてきたというパーティの方とお話しをさせて頂いたりしながら、何とか暗くなる前に上落合橋まで下山できました。
あとは赤岩峠登山口まで林道歩きです。
ですが車に着く頃には再び雨が降り始め、以降深夜まで関東一円、雷が鳴り響き続けることになります。凄まじかったですね。
  
因みに帰りも林道金山志賀坂線+埼玉県道210号線(中津川三峰口停車場線)を走らせたのですが、ガスが酷く、すっかり暗くなった林道ではフォグランプが欲しいほどでした。この帰り道も怖かったです。
  
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今回の件もまた、色々ツッコミ所があることは分かっています。
15時から雨の予報だと言うのに、体調を優先させて山行時間帯を後にずらしたこと、広く発雷確率が高い状況になっていたのに軽視したこと。
確かに体調の優先は、それだけで語ればあながち間違いではなかったでしょう。
体調が万全でなければ、特に山行終盤の濡れた鎖場の連発で何があったか分かりません。
ただし雷は深夜の第2波を思い返せば、本気になった雷神さんは関東甲信越を丸ごと、延々と何時間も雷を浴びせ続けられるということを、もっともっと深く理解すべきだと、骨身にねじこませられました。
いやもうホントに。
結果として自分のビバークが1時間で済んだのは、幸運だったとしか言えません。
    
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終えてみれば実に濃密な山行でした。
ロープとガチャ物一式に加え、炎天を予想して水分を5リットルは持参しましたが、命の重量でしたね。
結局気温はそれほど上がらなかったと思いますが、緊張もあってか3リットルは消費しました。
後半はもう生きて帰るのに精一杯で、両神山の鎖場を楽しむ余裕は余りありませんでしたが、最後まで気を抜かずに歩き通せたのは良かったです。
  
途中お会いしたのは3パーティの方々。
両神山のそれぞれのピーク付近でお会いしましたが、あの雷雨の中、皆さん無事に下山できましたでしょうか。
いえ実に全く、本当に言えた義理ではないのですが、お会いしたときはよくこの予報で鎖場の両神山に来る気になりましたねと思いましたよ。
でも私もホント懲りましたから、しばらく自重致します。
帰り道、とにかく強烈な雷の第2波(むしろ夜のこちらが本番?)の中、車を走らせましたが、街中に出てさえ、車に落雷したらどうしようと怖かったです。
  
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で、こんな体験を語るといよいよ家族に山歩きを止められそうなのですが、
「で、どうだったの?楽しかった?」
とだけでした。
最近お山の体験学習が、どんどん濃密になってしまってきている感は否めないのですが。
ごめんなさい、
それでも滅茶苦茶楽しかったです!!
  
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最後に個人的な感想ですが、1435Pから梵天尾根までの狩倉尾根は、雰囲気としては
「廃道」でした。
踏み跡が分かりやすいところもあれば、ロストしているところもあります。
踏み跡の上を容赦なくシャクナゲやマツが枝を伸ばしている辺りは、整備を行き届かせられないからでしょう。
滑落したらおしまいな箇所が多い分、ヤブ漕ぎの覚悟は必要です。

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フォトギャラリー:116枚

登場人物の紹介が必要な山行でしょう。
両神山系・梵天尾根の枝尾根です。

ニッチツ旧社員寮前です。
ここへ来るのは2年半振りです。

前回とは逆に、まず南を目指すのですが、斜面の上にも旧社員寮が立ち塞がります。

小倉沢を渡って

斜面を無理矢理登って行きます。

本当に昔はこれが生活道路だったのでしょうか。

旧社員寮のひとつです。

廃墟好きにはたまりませんね。

さらに旧社員寮エリアを登って行きます。

ミシンだー!

こっちは真空管ラジオだ!
全盛期は1950年代と聞いています。

そろそろ顔を出し始めた岩稜を越えると

搬送機の遺構だー!

踏み跡ですが、あったりなかったりでした。

目的の尾根に乗るため、沢をひとつ渡ります。

その先にも搬送機の遺構がありました。

いいプーリーです。

そろそろ尾根も急に、そして痩せてきました。

家族にムリヤリ持たされたスポーツドリンクなぞを飲みながら

尚も登って行きます。

岩稜は、基本すべて真っ向勝負です。
巻道はないものと思ってください。
例外は最後の1683Pでしょうか。

目指す狩倉岳が見えてきました。
立派な山容です。

道がありますね。
思うに1435Pまでは登山道と言うより、ニッチツさんの産業道路と考えた方が良さそうです。

さあその1435Pに着きました。

この小屋は発電所跡と聞きます。

そしてこちらが通称のもとになっているアンテナです。

1435Pを越すと、急にヤブがひどくなりだしました。

少し降って

すぐ登って

隣のピークです。
1435Pは双耳峰と見た方が良いのかも知れません。

良い天気になりました。

それでは更に岩稜を越えて、狩倉岳を目指します。

三点支持好きな貴兄も十分満足頂けるルートです。

標識も何もありませんが、狩倉岳に着きました。

狩倉岳到着時点での、自分のハーネスの左半分です。
結論からすると、何一つ使いませんでしたね。

それでは更にヤブ漕ぎしながら、狩倉槍ヶ岳を目指しましょう。

痩せ尾根はさらに細く、急になっていきます。

たまに覗く青空は、一服の清涼剤でした。

狩倉槍ヶ岳は、角度によっては本家の北アの槍ヶ岳より槍に見える山容をしています。

もう真っ向勝負でフリークライミングを続けます。

さあ狩倉槍ヶ岳の穂先が見えました。

振り返ると狩倉岳です。

左の一番高い山が赤岩岳。
そこから右に赤岩尾根です。
赤岩岳のみ、残雪期に一度登ってますが、これまた大変でした。

このまま青空のままだったらとか思いながら、

狩倉槍ヶ岳、着いたー!
標柱は読めませんでした。

天空の路を少し歩いて

普通なら鎖かハシゴが欲しい斜面をガンガン降りて行きます。

この頃から、遠くの山から遠雷が響き始めてきました。

雨の予報まではまだ3時間以上ありましたが、雷だけは少なくとも狩倉尾根で喰らう訳にはいきません。

心持ち休憩時間を減らして進みますが、

1683P付近は狩倉尾根でも一番の核心部です。

左から小ピーク、狩倉槍ヶ岳、狩倉岳です。
狩倉槍ヶ岳、異常ですよね。
でもあれを越えてきています。

行く手に迫る1683Pです。
その向こうにようやく梵天尾根です。

小倉沢方面です。

乗っかっている様にしか見えませんが、頼らないと進めません。

1683Pの上部です。
これは本当に登れませんでした。

ただ必死に進めそうな部分を探すと、右下に相当降ったところに道がありました。

回り込んでよじ登りました。

無事1683Pに登頂です。
登りたいのではなく、登らないと先に進めないのです。

でも帰宅後色々調べると、ここに来た方はみんな左に巻いてますね。
何か見落としたのかなあ。
でも右回りで、特に危険な箇所はなかったです。

そうこうしている内に、雷もかなり近づいて来てしまいました。

ようやく梵天尾根に着きました。
ここまで来れば逃げ込めたかな?とも思ったのですが。

どうですか標識さん? 
「何を言ってるんだ君は?」

どうどう自分。
もう無理に真っ向勝負しなくていいんだよ。

さて、何度も企画しながら来れなかった両神山山頂は

大笹の狩倉尾根-梵天尾根の合流点からすぐでしたが

既にすっかりガスの中でした。

いえ、ガスの中と言うよりは

最早雷雲の中だったと言った方が正しいかも知れません。

二等三角点「両神山」です。

ここで逆から来られたパーティの方とお会いしましたが、

雨が降り出してきました。

雷は一層強くなってきています。

雷がうまく逸れてくれれば良いのですが

そううまくもいかないものです。

真上で強烈な雷が轟き始め、如何にも電気を帯びてそうな雨粒が容赦なく落ち始めました。

14時過ぎ、ビバークを決意しました。上下レインウェアを羽織り、ツェルトを頭から被って斜面に寝ています。
喰らったら死ぬ!レベルの強烈なのを何発も頭上で浴びながら、変に開き直って耐えてました。

ツェルトの小窓から覗いています。
次第に空が明るくなり始めましたが、依然雷鳴は近距離から響いていました。
岩稜帯です。側撃や爆風でさえ致命傷になりかねません。
そうそう油断はできません。

それでも15時前には大分雷鳴も遠ざかりましたので、山行を再開しました。

いつまた雷のおかわりが来るか分かりませんからね。

東岳に着きました。

ベンチがありましたが、今日はもう使えませんね。

上落合橋まで降りられれば、後は林道ですので何とかなりそうです。

多分向かう先の西岳方面だと思いますが、まだまだ雨雲の中ですね。

一瞬でしたが強烈な雨で、鎖と岩稜は片っ端から水浸しになりました。

西岳手前で出会った、沢をやってこられたパーティの方々です。

龍頭神社 奥社に着きました。
雨は上がりましたが雷鳴は響いていますので、先を急ぎます。

何か絵に描いた様なビバークポイントが!

次、また雷にいじめられたら使わせてもらいましょう。

一本道なので間違う確率は低いと思いますが、それでも標識には安心しますね。

歩いてきた狩倉尾根です。
ガスも抜けました。

東岳・西岳周辺はとにかく鎖だらけでした。
乾いていても難儀したと思います。

西岳にも無事到着。

時刻は16時を回ってしまいましたが、頑張れば日が落ちる前には下山できそうです。

ですが長尺の鎖もまだまだ連発されます。

行蔵峠に着きました。
峠と言ってもピークですね。

頻繁に出てきた注意書きです。
注意はしていても、途中で力尽きた場合が問題なんですよ。

ここも鎖で降りて行きます。
鎖がなかったらと考えますと、狩倉尾根より厳しい岩稜が続きます。

でも大分晴れました。
正面最奥に小川山が見えています。
向かって左に三宝山・甲武信ヶ岳・木賊山が並んでいます。

逆から来たので今更でしたが、
腕はヒジを曲げずに支点だけにして、足で登り降りですよ。

これもニッチツさんの遺構でしょうか。
今ここでロープウェイ走らせたら儲かりそうですけどね。

八丁峠に着きました。
厳しかった鎖場も終わりです。

でも最後まで気を緩めません。
ここから先でも遭難は起きているとのことです。

残り1.0km。
歩幅を50cm平均として、2000歩数えれば着く勘定です。
意外と当たるんです。

あと1000歩!

上落合橋だー!

降りきったー!

八丁峠登山口はこんなところだったのですね。

八丁隧道方面は通行止のままです。
ウチのナビ子さんは必ずこちらを指定してくるので困ります。

この林道は本当に崩落が多いみたいですね。

林道を赤岩峠登山口まで戻って山行終了です。
無事帰って来れたー!
お疲れ様でしたー!

ほんと濃密な山行でした。
冗談抜きで、当分おとなしくしようかと思うほどです。

おみやげは埼玉県のラングドシャクッキーなんですが……。 
「カミナリ……」
「雨……」
「くま……」
 くまには遭ってないよう!

当日の気圧配置です。
ほとんど停滞していた低気圧が余計なベロを伸ばすからいけなかったんですね。

当日夕方の発雷確率です。
カミナリの予報はもう掛け値なしに信じることにします。

こちらは当日ビバーク時間帯の落雷の実況。
両神山、塗りつぶされていますね。
軽く死ねますね……。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 燃料 ライター カップ
クッカー カトラリー
【その他】 予備ヘッドライト、アマチュア無線機、モバイルバッテリー、2バンドラジオ、風力計、ロープ(8mm×30m)、ハーネス、ATCガイド、タイブロック、スカイフック、ハーケン、細引き、ヘルメット、ピッケル、スリング、プルージックコード、ウエビング、カラビナ、クイックドロー、カム、ナッツ、ナッツリムーバー
※今回は腕時計忘れました……。

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登った山

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1,723m

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