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両神山三度(みたび)~紅葉狩り~

両神山( 関東)

パーティ: 2人 (あし0316 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴、無風(てんくらA)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅4:50…京葉道路・武石IC…外環道…関越道・嵐山小川IC…皆野寄居有料道路・皆野大塚IC…299号線…279号線…両神山荘有料駐車場
★有料道路は現金もしくはパスモかスイカで支払(ETC不可)430円
★両神山荘前駐車場は1,000円。両神山荘へ手続きする(下山時は〇にて報告)

この登山記録の行程

両神山荘前有料駐車場(7:19)…鳥居(7:24)…八海山(8:37)…清滝小屋(9:13~9:36)★WC&長休憩…泰産尾根(9:54)…神社(10:19)…山頂(10:45~10:50)…神社(11:20~11:37)★長休憩…産泰尾根…清滝小屋(12:13~12:17)★WC休憩…鳥居(13:49)…両神山荘前有料駐車場(13:55)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約1,518m
下り約1,518m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 三度、両神山へ。東北の紅葉前線を追う山行が続いた私に友人から週末山行のお誘い。私の「飯豊なう」の返信配慮か、本人の希望「両神山小屋泊り」が「日帰り」となった。関東は天候が安定し、登山日和が続く。友人が自分で行きたい山を指定するのは珍しい。しかも泊りなんて、よほど山が恋しくなったか…。
 日曜日、ゆっくり出発が仇となり、日向大谷の各所無料駐車場は満車。道路終点の有料駐車場へ。有料駐車場だけ空くのは物価高騰を反映して?私有地境界のカーブ脇の迷惑駐車に呆れながら、山行準備。両神山荘で手続きを済ませ、出発する。日帰り軽装でも、このルートはなかなか辛い。友人に「この山を選ぶとは思わなかった」と問うと、「紅葉狩りお薦め」で検索ヒットしたとか。秋の両神山は未経験。沢筋のくねくね曲がった細道から沢を渡渉し、清滝小屋を目指す。
 八海山を過ぎ、弘法の水で喉を潤しながら、清滝小屋へ。一本道では何人かの泊り装備の下山者とすれ違った。「昨夜は6張」と返す若者はいい顔している。清滝小屋は無料開放だが、テント泊か。登山ルートからの距離も程よく、歩荷訓練を兼ねての宿泊にはうってつけだ。友人と「今度、別山尾根でダウンしたMさんを鍛えよう」などと軽口を言いながら、荷物をおろし、ひんやりとした新鮮な山の空気をたっぷり吸い込む。小屋の裏から続く、産泰尾根へ取りつく九十九折れの急登を黙々と登り詰める。漸く、本峰の尾根が目に入る。「おお!」赤、黄色、緑と交じり合った本峰尾根に目を奪われる。ツツジの花見は汗だくで上った。今日は遅出もあって、足早に去る下山者とすれ違う。初夏より登山者は少ない。毎週山行で足腰の疲労感は拭えない。縦走3日目を想定するとこんな感じか?
岩場を通過し、漸く両神神社。団体さんを横目に山頂へ。細い尾根道を上がるとオレンジや深紅に染まったドウダンツツジのトンネルをくぐる。花も紅葉も美しいツツジ。両神山の秋もいい。「写真と目で見る色は違うんだよね~」と友の呟きにうなずく。見たままの景色を画像に残すのは難しい。足を運び、五感で山を楽しみ、記憶に山行を刻むスタイルを貫く友。それもいい。
 山頂は行き交う人々で賑やか。山座同定標の前で、「富士山、北アルプス、浅間山、雲取山」と山々を目で追う。雲一つない快晴は、私達を大満足させる一日となった。山頂を目指してくる人で収まりそうもない。山上での食事は魅力的だが、長居する場所がない。西岳には行かない、と決めていたので両神神社前のテーブル迄降りて小休止。朴の木の下で下山に備え稲荷寿司を頬張る。八丁尾根の紅葉は素晴らしく、「あそこを登るなら秋がいいね」などと言いながら清滝小屋へ一気に下降。適度な休憩で、下山予定時刻が早まる。
 「登山歴の浅い人には厳しいルートだよね」と八海山、やがて会所へと痩せた細道を用心して下山。ここでの滑落は高リスク。かつては集人の集落から杣人が通ったであろう深い谷上の道はロープなしには救助出来ない。終着点の登山口へ向かう一本道には大型ザックの一行がゆるゆる歩く。道を譲って頂き両神山荘へ到着。登山靴を脱ぎ、入浴の為、薬師の湯へと発車。大型ザックの一行は道路を横並びして悠然と歩く。「あ、迷惑駐車の連中だったのか」「どこの山岳会だろう?」カーブの迷惑駐車で切り返しで脱出する車も出た。同郷ナンバーの配慮の欠ける駐車に嘆息。風呂が混雑する前に汗を流そう、と集人の集落から薬師の湯へ。関東の山は車と人と、地方とは密度が違う。一部の心無い人々の振舞いは登山者皆の失態に映る。場所を選ばない路駐が状態化すれば早朝から交通整理をする、集落の人は看過しないだろう。薬師の湯で疲労回復。湯舟を上がる頃、風呂場は一気に人で溢れた。大広間に寝転ぶ若者達は「山なめてた」「疲れた」と怠そう。それぞれの思い、無事下山は自宅まで。秋は景色、空気、風呂良し。三拍子揃っての山行で、友人の山恋し病も収まった様子。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア フリース ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 チェーンスパイク トレッキングポール GPS機器
【その他】 ★入浴セットは車に残置
※チェーンスパイクは不要。
長袖シャツにTシャツ。日陰や休憩時は上着着用。アンダータイツは中厚手、パンツ着用。

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登った山

両神山

両神山

1,723m

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