行程・コース
天候
☀ 登山口21℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ルート53号智頭からルート373号 県道6号で芦津へ
芦津から沖の山林道で登山口へ 東仙宿舎跡に駐車 10数台駐車可
手前にトイレ有
この登山記録の行程
登山口Ⓟ7:58→9:40 1228mピーク9:55→10:20鳴滝山10:40→12:20東山昼食12:50→下降点分岐13:10→14:15 1100mピーク→14:40登山口ⓟ15:00
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑902m↓866m 10.2km 6:42分15,904歩
沖の山林道で登山口へ向かいます。三滝ダムを過ぎ、大川を溯ると少し開けた登山口があった。2度目の訪問のはずだが、前回は10数年前、車で芦津から吉川まで走行しただけで記憶にないので、今回が初めて。
支度して、8時前に作業道へ入って行く。川を渡り左右に分かれる作業道を左手にとり、すぐに植林の尾根に取り付いた。少し登った尾根筋から大きな変株が迎えてくれた。
尾根筋を登って行くと、古い切株に次の世代の杉が育ち、次々と尾根筋に変株が立っている。斜面側は杉の植林で数十年生の感じだが、尾根筋にはもっともっと古い変株が育っている。切り株も朽ちていて、植林世代より前の実生の杉が株から生えて世代交代しているようです。
杉・かえで・ミズナラ・etc…の木々が共生している株もある。中には天然ヒノキの古株もあり、見ていて飽きない。
登るにつれ、尾根はますます神秘的な様子になって来る。幹回り5m程のブナの大木、さらに6・7mはあろうかと思われるミズナラの巨木。そして周囲10mはありそうな古い切株から芽吹いた杉やヒノキの巨大な変株(@_@‼‼…
とりは、多分大杉の倒木。尾根筋に横たわって行く手を遮っている。この尾根の主だった株だろう…すごいと同時に、素晴らしい感動が起きた。
飽くことなく見惚れてしまう尾根の景色が続き、気が付くと左手に1246mピークが見えてきた。先日目指し、たどり着けなかったピークだ。そして、登って来たルートも1228mピークへ着いた。道はここで1246mピークからの尾根筋と合流し、鳴滝山へ向かう。9時40分、2時間程登って来たので、下りを前に一休みだ。
下って行くとブログで見た3本杉の枯れたオブジェが現れた。早速撮影、鞍部から登りに向かう。100m程登り返す本日の核心部、息を切らして15分やっと山頂3等三角点「松尾」1287mに到着した。鳴滝山初登頂\(^o^)/\(^o^)/
山頂から、これから向かう東山や登って来た道が見渡せる。北の尾根筋を越えて若桜方面が見えているようだ。20分程枝に腰かけ涼を取ります。風が吹き抜け気持ちいい、再び氷水で活力復元(@_@。‼…
10時40分、3㎞先の東山まで縦走に向かう。縦走路はブナが多い。倒れた大ブナは茸の苗床、いずれなめこが発生する(^_^)v… その頃に訪れてみたいと思ったり、花芽と実が一緒に楽しめるコブシを見つけたりして縦走を楽しめた。
お昼前に最後の登り、上に一本杉のオブジェの先が見え、頑張るゾ~( `―´)ノ…
腹が減った、々々…(いつもは六根清浄、々々…なのだが)と唱えながら最後の急登を登りました(笑)。
12時過ぎ山頂手前のピークへ到着、来た道を振り返る。そして12時20分3等三角点「籐仙山」1387.9m登頂です\(^o^)/ブログで見た東山の表示板が迎えてくれました。
霞んではいるが、氷ノ山からくらます・三室・植松山・後山山系・天児屋山・そして正面に沖ノ山が連なっている。目を凝らすと氷ノ山の氷た君も見えているようだ。景色を見ながらお昼にします。
風が吹き抜け涼しくて、なかなかケツが上がらない。去りがたいが下りに向かおう…
下りは踏み跡がはっきりしている。大乢から登って来る一般登山道を巡る。
100m程下った尾根で登山道と別れ、支尾根を下る。植林に沿って国土調査の杭を探して下って行く。テープナビも所々に有るが、分かりにくいところも出てくる。
1時間程で1100mピークまで下り、少し行き過ぎルートロス。方向修正し尾根筋に帰る。最後は下に登った谷筋が見え、作業道目指してショートカットし登山口へ帰った。登山口で最後の氷水を戴いて生き返りました。
登りで歩いた今日の変株ルートは、素敵な道でした。昔林鉄があったこの山域、大杉を切り出した後に育った実生のすぎやヒノキが、命の営みを物語っていました。
詳しいレポはブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2020/08/2020824-1287m1388m.html
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