行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(11:35)・・・ミクリガ池(11:40)・・・エンマ台(11:42)・・・雷鳥平(12:00)[休憩 40分]・・・別山乗越(13:55)[休憩 25分]・・・剱澤小屋(14:55)[休憩 5分]・・・剣山荘(15:23)
【2日目】
剣山荘(06:04)・・・一服剱(06:27)[休憩 10分]・・・前剱(07:27)[休憩 10分]・・・平蔵のコル(08:20)[休憩 10分]・・・剱岳(09:02)[休憩 58分]・・・平蔵のコル(10:20)[休憩 5分]・・・前剱(11:05)[休憩 10分]・・・一服剱(12:00)[休憩 5分]・・・剣山荘(12:30)
【3日目】
剣山荘(06:30)・・・剱澤小屋(06:48)[休憩 15分]・・・別山乗越(07:45)[休憩 10分]・・・新室堂乗越(08:45)[休憩 10分]・・・雷鳥平(09:20)[休憩 10分]・・・エンマ台(09:58)・・・ミクリガ池(10:00)[休憩 15分]・・・室堂ターミナル(10:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
剱岳は本当に素晴らしかった。様々な理由で4年越しになった山頂は快晴かつほぼ微風で迎えてくれ、本当に長くかかったなという想いと、この4年間がなければこの一瞬もなかったのかもという想いが交錯して、特に山頂の祠の後姿が見えた時は感動モノだった。
初日から天気が良く、急登の雷鳥坂を直射日光の影響も余り感じず登りきれ、剣御前小屋前(別山乗越)では、旅する蝶と言われるアサギマダラが自分の背中に長く止まり、通りかかった女優でモデルのKKさんと記念写真に納まった。
2日目の朝6時過ぎ剱岳最初のピーク、一服剣へと足を踏み出したが、昨夜登れるか体力が持つか不安で全く寝れずに考えたのが、どの一歩も確実に山頂に向かっていると暗示をかけることだった。そのせいか以外に早く一服剣のピークに立てたが、そこから見えた前劔の大きさにびっくり、後ろにあるはずの本峰が全く見えない。前劔の急登をゼイゼイ言って登り詰めると本峰が尊大な姿で現れる。そして核心部の鎖場が次々に、今まで本の中でしか見なかった実物が目の前にある。岩をよじ登り、鎖で補助して急な崖を下りる。元々ただ歩くより岩稜帯が合っていたか、登り最後の難関のカニのたてばい直下に予定通り到着。上を見上げると、どこまでどうなっているのかよくわからないがそのままスタート。しかし、鎖はもとより穿たれた杭やところどころの鎖の継目など、そして崖に程よくある手がかり、足場が登りやすく、時間として10~15分くらいしか感覚はなかった。ただ、その後たてばいの上部の岩登り、ガレ場歩きそして岩場とまだまだ登りが続き、いつになったら山頂かと思いながら歩いたので余計感動が大きくなった。下山のカニのよこばいではガイドさんが写真を撮るからと言われ、途中で止まりポーズしたりしたが、前劔の下りは滑落や転倒など遭難も多いと聞いていたので、とにかく十分注意しながら下山した。山行中天気に恵まれ、北西方向には富山湾や白山、そして360度の山々(知っているだけで、薬師岳、大日連山、立山、槍穂高、乗鞍、御嶽、富士山、八ヶ岳、南アルプス、後立山連峰の鹿島槍、五竜、唐松、不帰の嶮、白馬などなど)のこのような景観は過去見たことがない(雨が多かった。)もので、1時間も山頂にボーッとできたのは本当に幸せだった。
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フォトギャラリー:39枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
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