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乗鞍岳から三本滝へ

乗鞍岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (masa46 さん )

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 三本滝レストハウスからバス
バスは2時間に1本

この登山記録の行程

畳平(09:35)・・・富士見岳分岐・・・肩ノ小屋(10:10)・・・乗鞍岳(10:55)・・・肩ノ小屋(11:30)[休憩 20分]・・・位ヶ原山荘(13:20)[休憩 10分]・・・分岐(14:50)・・・三本滝(15:10)[休憩 20分]・・・三本滝バス停(15:45)

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約526m
下り約1,422m
コースタイム
標準6時間25
自己5時間20
倍率0.83

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 乗鞍は春のGWに行くことが多く、雪のない乗鞍は30年以上ぶり。雪の時期と同様に三本滝レストハウスに駐車しバスで畳平へ向かった。この4連休はすごい人出で観光センターから出る8時発のバスは12台運行(約500名乗車)するとのこと。現在平湯から乗鞍スカイラインを登るバスは土砂崩れで運行を停止しているため、長野県側からしか入れないが、休暇村からの臨時バスに乗車できた。
 畳平へは9時過ぎに到着。気温は7℃で晴れてはいたが、ガスが出てくると展望もなくなってしまうのでまずはバスを降りた乗客とは反対側の魔王岳に登る。バスからは槍穂高の稜線も見えていたが、早くもガスが上がり始め穂高の吊尾根にはガスがかかってしまい、以降槍穂高の稜線は望めなかった。初めからそうなるような気がしており、山頂からの展望は運が良ければ望めるかと思っていたが、今回は雪の時期では見えない山上の火口湖が望めれば十分で、位ヶ原の紅葉の様子と三本滝が目的だった。
 畳平へ戻り富士見岳へは向かわず、お花畑へ下ることにしたが、落石で進入禁止となっていたものの、色づき始めた草紅葉はきれいだった。お花畑からは不肖ヶ池を経由し肩の小屋に向かい剣が峰に向かう。バスを下車した乗客は500名近くいるわけで渋滞も仕方ないがすごい人出だった。剣が峰へ向かう登山道は頂上山荘側から登り、神社鳥居側から下山する一方通行のはずだが、それを知らない登山者が逆向きに登ってしまっていて、山頂は満員電車のようだった。山頂に長居しても展望もないので、さっさと退散し蚕玉岳で火口湖の権現池を眺めながら軽く昼食とした。
 昼食後、肩の小屋からは位ヶ原に向かい下っていく。ここからはガラガラで落ち着いて歩ける。春のGWは一面の雪原となるところだが、夏は花も見えるところ。トイレのある肩の小屋口でいったんエコーラインに合流する。この辺りからナナカマドが出てきて色づきはじめていた。エコーラインはサイクリストに人気のルートで多くのサイクリストが行き交っていた。まだ寒くはないのでサイクリストには今が一番いい時期のような気がする。30年前に来た時はマイカー規制はなく自家用車が行き交っていたが、今はシャトルバスと、タクシー、観光事業者の車しか通らないのでサイクリストにはありがたいだろう。登るのは大変かもしれないがダウンヒルは爽快だろうと思う。
 ここから沢沿いの道を位ヶ原へ下っていく。道沿いの木々は色づき始めていて、位ヶ原の木々も同様だった。位ヶ原の標高は穂高の涸沢とほぼ一緒で本当の紅葉の見ごろはこれから。位ヶ原山荘のスタッフの方の話だとこの3、4日で色づき始めたとのこと。冷泉小屋あたりまでが色づき始めていた。位ヶ原からは三本滝へ向かって下山。所々エコーラインと合わさるが少しわかりにくい所もあった。
 位ヶ原からは1時間半くらいで三本滝に到着。ここは水源の違う3本の滝が合わさる名瀑百選に選ばれる景勝地で以前から興味があったが、乗鞍は春山登山でしか訪れることはなかったので、来たことはなかった。期待に違わない立派な滝で三本滝レストハウスからは往復でも30分くらいで来ることができるので、観光客の人々も訪れ、登山装備の人はいなかった。ここから三本滝レストハウス駐車場に戻った。
 雪の時期は位ヶ原からツアーコースを下れば1時間位で下山できるがコース取りが少し違っている。やるなら紅葉期と思ったが、去年だけでもアルプス登山は8回やっているが今年はゼロだったので紅葉には少し早いとは思ったがやってみることにした。春と違い畳平までバスで入れるので山登りというよりも山下りだが、色づき始めた木々も見ることができてよかった。
 下山後は湯けむり館で入浴したが、コロナ対策で人数制限中で、到着時には6人待ち。入浴後は16人待ちで1時間はかかるとのことだった。帰りの高速は諏訪で事故渋滞で小仏でも40キロ以上の渋滞。午前1時でも25キロ渋滞していたとのことで、記憶にないほどの渋滞だった。テレビのニュースでは立山の雷鳥平では1000張近くのテントが張られトイレは1時間待ちだったとのこと。このルートはバスで行けるところを歩く「もの好き」はあまりいないので、コースはガラガラで、出会った登山者も10人前後だったので紅葉期の「山下り」も悪くないと思った。 

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フォトギャラリー:35枚

魔王岳から笠ヶ岳

槍穂高

草紅葉となったハクサンイチゲ

不肖ヶ池

権現池

山頂は大混雑

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

乗鞍岳

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