行程・コース
この登山記録の行程
千畳敷(07:15)・・・乗越浄土(08:10)・・・宝剣山荘(08:15)・・・中岳(08:32)[休憩 3分]・・・木曽駒ヶ岳(09:09)[休憩 70分]・・・中岳(10:50)・・・宝剣山荘(11:07)・・・乗越浄土(11:10)・・・千畳敷(12:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
7月の木曽駒ヶ岳は真っ白で何も見えなかった。そのリベンジではないが、紅葉ももしかしたら見られるかも、と淡い期待を持ちながら駒ヶ根へ向かった。
当日の朝、ホテルから外を見てみると、薄暗い中でも宝剣山と麓にある千畳敷ホテルの灯りが見えた。空に雲がないわけではないが、高曇りという予報は当たっていたようだ。
駒ヶ根駅始発のバスに乗ったのだが、平日にもかかわらず、並んだ人数は多かった。さらに、菅の台バスセンターまでに、満席になってしまった。バスセンターからは、臨時便が出るようだったが、駅発のバスを優先しているようで、しらび平に到着したバスとしては2台目。チケットもスムーズに購入でき、2便目のロープウェーに乗ることができた。ロープウェーも普段であれば、30 分間隔のようだが、この日は約9分間隔での運行になっていた。
おかげで、千畳敷に到着したのは7:10。薄い雲は広がっていたが、千畳敷カールはバッチリ見られた。前回とは雲泥の差だ。紅葉は終盤になっていたが、この天気で文句など言えるはずもない。
乗越浄土までは、やはり傾斜がきつい。岩がゴロゴロしているが、整備もされているので迷うことはないし、登りやすいと言えば登りやすい。頂上(?)近くになると、階段も設置されている。
しかし、寒かった。千畳敷は4度との表示があったが、乗越浄土などの稜線に出ると強風にさらされ、体感気温は氷点下になっていたと思う。
中岳のアップダウンも足に来た。日頃の運動不足、体力不足なので仕方がないが、さすがに情けなく思ってしまった。ただ、思ったよりは、足は上がっていたようで、それなりのコースタイムで登れていたのには驚いた。
そして、木曽駒ケ岳の頂上へ。
360度の展望が素晴らしい! 高曇りの雲はたなびいていたが、北アルプス、御岳山、そして南アルプスまですべて見ることができた。槍や穂高、甲斐駒ヶ岳や間ノ岳、北岳、さらにはうっすらと富士山まで見ることができた。
風が強いので、風よけができるような場所を探して休憩する。人もそれなりに多いものの、眺望が素晴らしすぎて気にならない。北アルプス側に行っては眺め、南アルプス側に行っては眺めを繰り返す。何度も何度もシャッターを切ってしまう。同じような写真ばかりになるのはわかっているのに、ついつい写真を撮ってしまう。山に登ってよかったと思う瞬間でもある。
名残惜しいのだが、体がどんどん冷えてきた。薄手のダウンを羽織ってはいたが、やはり寒い。手もかじかんできたところで、下山することにした。
中岳の登り返しが少々きつかったが、無事に乗越浄土まで戻ってきた。ここまでくると、さらに人が増える。千畳敷からぞくぞくと登ってくる人の列も見える。そして、空の雲がどんどん減ってきた。
千畳敷に戻り、振り返ってみると、まさに雲一つない青空が広がっていた。千畳敷カールと青い空! 山、最高!と叫んでしまいそうなほどの天気だった。紅葉は、すでに終盤だったようで、葉が落ちてしまっていたが、十分素晴らしい光景が広がっていた。
帰りのロープウェイも5分ほどの待ち時間で乗ることができた。午後の遅い時間帯になると、2時間ほどの待ち時間になる可能性があるとのアナウンスが、何度も流れていた。
山頂からの360度の眺望、青い空、どれをとっても素晴らしいの一言に尽きる。前回の真っ白から今回の真っ青へ。天気は自分の力ではどうしようもない分、晴れたときの気持ちは感謝しかない。こういうことがあるから、また山に登りたくなってしまう。体力はボロボロだが・・・。
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この光景を見たかった!
いよいよ出発
遊歩道と登山道の分岐点
ここから、一気に乗越浄土まで登っていく
まだまだ
宝剣山が荒々しい
紅葉は・・・
振り返れば南アルプス
乗越浄土に到着。まだまだ半分
中岳の方面を見る
山荘もあったが、営業はしていなさそうだった。テントはいくつかあったが・・・。
中岳の山頂に到着。
あまりゆっくりできそうな場所ではない。
中岳からの眺望
御岳山が見える
この道を歩いていく
頑張れ、私
登頂
御岳山
こういう山脈が好き
北アルプス方面
北アルプス方面
槍や穂高が見える
駒ケ岳神社
南アルプス方面
すべての名前がわかれば楽しいのだが・・・
またまた、北アルプス方面
またまた、南アルプス方面
そろそろ下山開始
中岳まで戻ってきた
それでも、ついつい撮ってしまう南アルプス方面
先は長い
乗越浄土まで戻ってきた
千畳敷ホテルが見える
何度見ても飽きない山脈
乗越浄土を振り返る
分岐点まで戻ってきた
遊歩道からの千畳敷カール
素晴らしすぎ!
乗越浄土までの登山道。
良く登った!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
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