行程・コース
天候
午前中:晴れのち曇り、午後:曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ビーナスラインに問題なし。駐車場の利用も平日ならば余裕があったようだ。
この登山記録の行程
蓼科山登山口(04:55)・・・標高2113m地点(06:05)[休憩 10分]・・・蓼科山(07:48)[休憩 30分]・・・蓼科山荘(08:53)[休憩 22分]・・・大河原峠(10:15)[休憩 5分]・・・双子山(10:45)[休憩 15分]・・・双子池(11:25)[休憩 15分]・・・亀甲池(12:15)[休憩 5分]・・・亀甲池分岐(12:40)・・・将軍平分岐(12:48)・・・竜源橋(13:43)・・・蓼科山登山口(14:02)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
この秋に登りたかった北アルプスの餓鬼岳や徳本峠へのクラッシックルートが、8月の豪雨で登山道が崩落し餓鬼岳の山小屋もそれに合わせて営業を終了してしまったので、何処に登ろうかと思案の末、若い頃から何度も遊んだ蓼科高原や白樺湖から常に眺めていた百名山の蓼科山に登ってみようと思い、当初10月8日を予定していたが天気予想が思ったよりも早く悪化する予報となった為、急遽変更し5日夜に車を走らせた。蓼科山とその周辺の池巡りなら日帰りで十分と考え計画をした。
秋も徐々に深まり、標高1,700mの登山口に深夜に到着した時には気温が5℃まで下がっており、車の中で仮眠をとっていても寒さを覚えた。この季節の日の出時刻は6時少し前頃なので、5時頃に行動を開始した。
登山口から山頂までの標高差は800m強なので頂上まで2時間半もあれば十分だろうと思ったが、日帰りで荷物も少ない割には、実際には2時間50分かかってしまった。体調も良く、夏に登った鳳凰三山の時のような暑さも無かったのに地図上のコースタイムはなかなかシビアな表示になっているようだ。
初めての蓼科山山頂は火山の特徴を残しており、だだっ広い山頂は火口の面影が色濃く残っていた。独立峰である為、強風で山頂は寒く、晩秋の様相であった。蓼科山荘まで一気に下り、山荘前で朝食兼昼食の為大休止、20分程の休憩の後、大河原峠へ向かう。自動車道が通じている大河原峠は駐車場に登山客の車が多く停めてあったが、道路崩壊で蓼科牧場からは上がれなく、佐久方面からしか来れないようだった。大河原ヒュッテも泊り客が無いのか営業していなく物悲しい雰囲気だ。
ほんの30分程度で登れる双子山は山頂部が笹原でノビノビとして気持ちが良く、ピクニック気分である。青空の下なら最高の場所である。山頂から再び30分程度下ると静かな双子池に到着する。池周辺は秋真っ盛りで、少ないながらも紅葉が湖面に映え静けさと共に穴場的な所だ。池畔に立つ双子池ヒュッテで1泊しながらノンビリと1日を過ごしてみたい場所であった。
双子池からは再び登りとなるが30分程で亀甲池に到着する。亀甲池も人は殆ど居ず、幽玄の地といった趣だが、何故か池に水が無かった。いつもこうなのかなあ?
亀甲池からは登山道は緩やかな下りばかりである。この頃から天気も回復し青空が戻り、正面に蓼科山の雄姿を見ながらの歩きは本当に気分爽快であった。のびやかな笹原の天祥寺原を快調に進み、小一時間で竜源橋登山口に到着し、ここからは車道のビーナスラインをダラダラと登り、約20分で女神茶屋の登山口に戻って来た。駐車場には天気を期待して日帰り登山を楽しむ登山者の車が結構な数停めてあった。
百高山完登を残り4座としている自分にとって蓼科山は百高山にはならないが、時にはノンビリと明るい雰囲気を楽しみながら登ることもいいな…。と充実感のある貴重な山登りであった。
フォトギャラリー:33枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
ライター | カップ |
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