行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
西島駅(08:20)・・・御塔石(08:39)[休憩 5分]・・・御神水・・・頂上ヒュッテ(09:13)[休憩 22分]・・・剣山(09:38)[休憩 1分]・・・分岐・・・ジロウギュウ峠(10:00)・・・次郎笈(10:22)[休憩 10分]・・・合流点(10:45)[休憩 7分]・・・丸石(11:29)[休憩 1分]・・・奥祖谷二重かずら橋分岐(11:53)・・・高ノ瀬(12:40)[休憩 7分]・・・石立分岐(13:06)・・・平和丸(13:59)・・・白髪避難小屋(14:20)[休憩 32分]・・・白髪ノ別れ・・・カヤハゲ(東熊山)(15:38)・・・三嶺(16:36)[休憩 9分]・・・三嶺ヒュッテ(16:53)
【2日目】
三嶺ヒュッテ(07:35)・・・ダケモミの丘(08:15)・・・登山口(09:00)・・・名頃(09:30)[休憩 60分]
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
写真で見たミヤコザサの縦走路を歩きたくて、避難小屋泊で剣山から三嶺を縦走。
剣山観光登山リフトトップから縦走開始。テントがないかわりに、色々な食材と、道中の水場が限られるので2日分の3.5Lを背負っての出発。たくさんルートがある中で、刀掛けの松、大剣神社、御神水と辿って山頂へ。強風とガスの木道をヒュッテまで行き、神社で登拝記念御守りを購入。
ガスで何も見えない中、次郎岌方面に下り始めると、俄にガスが晴れ笹に覆われた優美な次郎岌が姿を表す。この縦走で一番見たかった景色。次郎岌山頂に着く頃にはまたガスが出たので、あのタイミングで晴れてくれたことに感謝。この先は笹原の縦走路、一度大きく下り、丸石に登り返す。ガスが雨粒混じりになってきたのでレインを羽織って進む。丸石を過ぎると樹林帯だが、葉が落ちて明るい。
再びガスが晴れて日差しの中を気持ちよく進む。高ノ瀬まで200mほど登り返して振り返ると太郎と次郎が仲良く並んでいる。この辺りが本日の中間地点、三嶺はまだ遠い。軽く休憩してから、笹とススキの路を平和丸に向かう。標高1700m前後とは思えない穏やかな草原がとても気持ち良く、風がなければピクニックか昼寝でもしたいような長閑な場所。笹原越しの三嶺の眺望も良い。
白髪避難小屋でおでんとおはぎのランチ。温かい食事が身に沁みる。外はまたガスに覆われ、この後は下山まで展望は得られず。ランチ後、三嶺に向けて最後の5kmをゆっくり進む。カヤハゲまで緩やかに登り、三嶺直下は岩場や急斜面で一気に200mを登る。山頂付近はコメツツジの紅葉が綺麗。小広い三嶺山頂で小休止、上空のガスの向こうに青空の気配があるが晴れることはなく、暗くなる前に三嶺ヒュッテへ。立派な小屋で先着は10名ほど、2階を広々使わせてもらう。トイレは笹原を30mほど進んだ先にあり、笹で足元が濡れるのでレイン必須。コーヒーでひと息ついてから、野菜とチャーシューたっぷりの味噌ラーメンで夕食、静かに夜が更けていく。
翌朝、天気がもちそうなら天狗塚まで縦走しようと目論んでいたが、生憎窓の外からは雨音。ならば早立ち不要と、6時まで二度寝を決め込む。朝食はお汁粉、のんびり片付けて7時半出発。名頃への下山路は尾根筋の整備された路で、ダケモミの丘を過ぎた辺りから紅葉がどんどん鮮やかになり、小雨の中でも存外楽しい下山。登山口には9時半着、10:33の剣山行きバスまで休憩舎でコーヒーを淹れてまったり過ごした後、バスで見ノ越の駐車場まで戻った。
帰りは紅葉真っ盛りの祖谷渓をドライブして、祖谷そばを食べたり小便小僧の写真を撮ったりと、小雨の中でも徳島を満喫。塩江温泉郷に泊まり、快晴の翌日は四国霊場や源平合戦の古戦場・屋島を巡って四国遠征終了。
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