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【清水峠越え】
上野国と越後国とを結ぶ最短ルートであり、「直越(すぐごえ)」や「十五里尾根」と呼ばれ、古くから利用されてきた。また戦国武将の上杉謙信が関東への行軍の際に利用したため「謙信尾根」とも呼ばれていた。
しかし江戸時代には三国峠越えの三国街道が整備されたことから、江戸幕府は通行を禁じ、200年以上にわたって清水峠はほとんど利用されない期間が続いた。
(幕末、長岡藩家老の河井継之助も三国街道を利用している。)
そして明治になり、清水峠越えの距離の短さが改めて注目され、大久保利通の土木プロジェクト(国道8号線)として取り上げられ、開通式には清水峠で皇族や山県有朋が参列して盛大に行われたという。
しかし、開通後の2ヶ月後には雪で通行止め、また豪雪地帯のため雪崩が多発し、雪解け後には国道の体をまったくなしてなかったと言われる。
1885年:国道8号線として開通
1922年:県道に降格
1970年:国道291号線へ
現在 :廃道ではなく、国道のまま
【所感】
こんな浪漫あふるる清水峠越え!当時は四輪の馬車が通った清水街道を130年後の我々は二輪のMTB で越える! それが今を生きる我々の宿命です。(笑)
しかし、自然回帰の力は偉大で、本当に馬車が通れたの?と言うような有り様です。
いや~本当にきつかった。明治の偉大さを感じた日でもありました。
全工程時間 約10時間、距離 約24km 最高標高1450m
殆んど、押しと担ぎでヘロヘロでしたが、これぞ、山サイの醍醐味!最高です!
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