• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

初ラッセル奥鬼怒加仁湯2/LEVEL9

加仁湯( 関東)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴天だが10時半まで日が入らず。

利用した登山口

女夫淵温泉  

登山口へのアクセス

その他
その他: 加仁湯に前泊。

この登山記録の行程

加仁の湯(08:45)・・・日光澤温泉(08:55)・・・ノシ滝(09:25)・・・丸沼分岐(09:35)・・・ヒナタオソロシノ滝展望台(10:45)[休憩 15分]・・・丸沼分岐(11:10)・・・日光澤温泉(11:25)・・・加仁の湯(11:35)・・・八丁の湯(11:45)・・・女夫淵温泉(13:08)

コース

総距離
約6.5km
累積標高差
上り約224m
下り約453m
コースタイム
標準2時間15
自己4時間23
倍率1.95

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

朝食が0730なので0645に起きるともう外は明るくて窓から空を見上げると快晴でアドレナリンがでるはずだけど前日あれだけ雪が降ったので今一つ気分が上がらない食事前にもう一度風呂に入ろうって2Fに降りてロマンの湯のドアから建物の外にでてまたびちょびちょの小路を降りて脱衣所に入る朝の極寒で震えながら裸になってまだ入っていなかった第二露天風呂に入るひょうたん型の右に男性がいたので左に入るとすぐ男性が出て行ったので右に移って写メを撮ろうとしたら別の男性が入ってきてしまうみんな食事前に風呂に入りたいから混みあうねこれで全部の風呂に入ったわねもう一つ入っていないのがあるよ写メ諦めてしばらくして風呂をでて脱衣所に向かう時に若い男の子が入っているカモシカの湯を教えると気付かなかったわ浴衣を着て部屋に戻るときに僕だけフロントに向かうがフロントのシャッターが閉まっている宿の従業員が来たのでもう清算したい言うとまだ7時になっていないので精算機が立ち上がっていないじゃあまた来ます部屋に戻って山服に着替えて部屋に筆記用具がないので書いていない登山届をもってまたフロントに行くとちょうどシャッターが上がったところで他の客も来始めている清算を頼むと現金で現地決済と言われお金を取りにまた部屋に戻りまたフロントへ行って代金を払うカウンターの鉛筆を借りて登山届を書いて年配の胸に登山なんとかっていうプレートを貼った従業員に渡すと鬼怒沼までですかお勧めしませんよいまは一番雪が柔らかいので歩けませんからいや一応鬼怒沼だけど大変だったら帰ってくるから本当はお止めしたいんですけど昨晩結構積もったし本当に柔らかいのでなんて押し問答これだから登山届なんて書きたくないよ彼女に行かないほうがいいって言われたなんて言ったら行くの止めようって言うよね部屋に戻る彼女はまだ浴衣のままで時間前に食堂に降りると一番のりだったけど入れてくれる昨晩と同じテーブルについて食べ始める不味くはないけどあまり工夫のない献立イワナの干物とかいう小さな魚を炙るくらいブラジル人のねーちゃんがごはんのお代わりできますって声かけるけどいらない他の客も入ってくると昨日の第三露天風呂でワニやってた男性がいる(笑)他に山服の客もいなくて昨日フロントで一緒になったカップルも見つからない真っ先に食事を終えて早々に部屋に戻ると部屋では従業員が布団を上げている部屋に入らないでくださいカードは意味ないね(笑)枕カバーから布団カバーまで全部交換しているのはいい布団上げで部屋がホコリぽくなったので窓全開廊下のドア前回で換気しながら山準備する昨日のチェーンスパイクはザックに仕舞って6本爪アイゼンを取り出すこないだ谷川岳で使ったときは幅の調整しないままなので調整する彼女の用意もできたので出発しようここは部屋から山靴で出れるからいいな送迎バスで出発する他の客で混み始めているロビーを通ってお世話様でしたって玄関脇の椅子に座ってアイゼンを装着して0840に出発晴れてはいるけど周囲の山にさえぎられて日差しはない。建物の左手に回り込んで日光澤温泉に向かう車道に出ると大分先の方にスノーシューを履いた昨日フロントで一緒になったカップルがいるアイゼン履くのに玄関にいたのに気付かなかった車道はバスのチェーンで圧雪されているスノーシューはスピードが出ないらしくすぐ追いつくので挨拶して先にいくとすぐ日光澤温泉にたどり着くなかなか味のある建物で予約取れたらこっちに泊まりたかった正面と左側とかぎ型に配置された建物で左の建物を貫いて登山道になっているのでそこをくぐると先はトレースの上に新雪が積もっていて先行者の踏み後がない結構急な斜面になるなんとなく凹みのあるところをあてずっぽうで歩くがまあまあ合っているらしい積雪は50センチ以上あるんじゃないかすぐの橋を渡って雪の凹んだところをたどって歩くこれラッセルっていうんだよねところどころ杭とか斜面の土留めとかが雪の上に出てて間違いなく登山道をたどっていることがわかる確かに加仁湯の従業員がお勧めしませんって言ったように雪は軽くて柔らかくて数歩おきに雪を踏み抜いて股のあたりまで雪にはまってしまう雪が降る前も誰も歩いてなかったんじゃないのしばらく川を左に見て歩いて緩い左下がりの斜面に差し掛かったあたりで全く雪に凹みが無くなってどっちに進んでいいかわからなくなるちょうど立ち木もなくてどっちにでも歩けてしまう立ちすくんでいるとスノーシューのカップルが追いついてどちらに行かれるんですか鬼怒沼行こうと思って彼女がここ来られたことありますか?それには答えずに私たちはノシ滝にいくんです氷結が見れるんでノシ滝ってなんだ?(笑)二人は慣れているらしいのでパスするとあたりを付けてスノーシューで先に進むしばらく見ていたらいい感じに歩いていくので乗っかることにして後をたどる少し行くとどういうわけか引き返して右の斜面に向かっていくこちらもそこに差し掛かると小さな滝が凍結しているこれがノシ滝か二人はその滝の前でタバコを吸って一服しているこっちは先に進みたいので元のルートに戻るとお気をつけてって声を掛けられるのでこちらもお気をつけてってノシ滝から少し行くと分岐があって鬼怒沼山とヒナタオソロシノ滝の標識があるヤマップを見るとヒナタオソロシノ滝の方が近そうなので目的地を変えてそちらに向かうと吊り橋を渡る吊り橋もだれも渡った形跡がないヤマップのタイムだとここまで30分なので倍くらいの時間が掛かっている橋を渡って少しの間は林間の緩い傾斜でピンクリボンとわずかな雪の凹みを頼りに先に進むとロープが張ってあって急な斜面を登るように誘導される急な斜面には全く凹みがなくどこを歩いていいのかピンクリボンしか頼りがない無理やりあてずっぽうにルートを決めて急斜面をジグザグに登りだす雪は新雪で柔らかくて1歩1歩膝上まで雪に沈む時々は踏み抜いて股のあたりまで埋まるが全く滑落するような不安感は感じなくてやっているうちに楽しくなる最初は僕が先頭でラッセルしていたけどどこかで方向を間違えて止まっていたら彼女がピンクリボンを見つけてそちらに歩き出して先頭になるジグザグの折り返しや時々ある吹き溜まりでは胸まで雪に浸かって先に進む何度かは道迷いしてリボンを見失うので元の道に戻ってまたルートを作り直すそんなことを小一時間していたらどうやら斜面を登り切って平坦な場所にでてしばらく林間を進むと木製の雪に埋もれた展望台にたどり着く展望台からは対岸の滝が見える断崖絶壁の山の斜面を何段もの滝が下に落ちていくこれがヒナタオソロシノ滝だろう見ていると滝の上の方から日が当たりだしみるみる間に対岸が明るくなっていくそんな光景を見ながら休憩をとっておにぎりやらコンビニパンを食べるもうこの先を行っても時間的に手頃な目的地もなさそうだしラッセルも十分に楽しんだからここで引き返して送迎バス使わずに女夫淵まで歩いて戻ろうと出発する戻りは自分たちの踏み跡があるし下りはずぼずぼとなんの工夫もなく降りればよいので楽だよバランス崩して転んでも痛くない三分の二くらいおりたところで我々の踏み跡をたどって登ってくるカップルを見つける展望台までいけますか僕ら行ってきましたよ踏み跡つけてきたから楽ですよありがとうございますじゃあ行ってみますって登って行く吊り橋を渡ってノシ滝を過ぎてしばらくすると家族連れに追いつくどこで引き返したんだろう踏み跡が細いし踏み跡ないところは歩きたくないから追い越せなくて後ろをついていく日光澤温泉の橋を渡って家族連れを追い越して日光澤にたどり着くお茶でもできたら寄ろうかって建物を除くけどそんな感じでもないので通り過ぎる加仁湯手前で犬を連れたおばさんとすれ違う加仁湯に着くと従業員がバスを洗っているお世話様でしたっていうとどちらまでいかれました?展望台までいけましたそのまま八町の湯を通り過ぎて昨日来た道を逆にあるいて女夫淵に向かう途中だれとも会わずに大分歩いたら女夫淵近くになって数組の登山客とすれ違う最後橋を渡って鉄の階段のところで6本爪アイゼンを外して階段を降りて車道にでて橋を渡ると女夫淵につく1300。駐車場では数人の登山客が装備を解いていて数分違いで下山してたのだろう我々も装備を解いて山服のまま車を出す途中熊どんって店が熊肉とか鹿肉料理が食べられるような看板だったので寄る店に入ってごめんくださいを何度言っても返事がないメニューにはラーメンとかばかり軽自動車が横づけされて荷下ろししてて店の人が帰ってきた何食べられますかメニューそこにあります串は時間かかります串が食べられなくちゃ来た意味ないねまた来ますって店をでる運転しながら日帰り温泉に立ち寄るけど何か所寄っても営業していないやっと黒部温泉四季の湯がやっている車を停めて建物に入るけど受付に誰もいない隣のドライブインに声かけてくれって貼り紙があるすぐに受付の人が入ってくるので受付して脱衣所にドライヤーありますかこれを持って行ってくださいって風呂場に向かう脱衣所にも風呂にもだれもおらず一人だけ脱衣所には壁に幅50センチの鏡が一枚貼ってあって脱衣かごがあるだけで流しもなにもないドアを開けて風呂場にでるとすべて露天(笑)洗い場も露天で大分風が吹いているなかで体を洗うのか!!たまらず体を洗わないまま湯舟にはいるととろみがあってなかなかいいお湯アルカリ単純泉かな1mちょっと上には竹筒から盛大にお湯が掛け流されているお湯には満足したけど体を洗わないと意を決してシャワーを出すとお湯が出ない仕方ないのでカランからお湯を出して尻を突き出して頭を洗う(笑)ようやく体を洗って湯舟に使っていると三人ほどの客が入ってくる若造が僕が湯舟にいるのに立って掛湯をするものだからしぶきがこちらに掛かる頭悪くてしょうがねえなこいつらと一緒にはいってられないなと思ってさっさと出る洗面台もなにもない脱衣所でなんとか身支度して休憩所にいるとほどなくして彼女も出てくるお湯はよかったけどひどい場所よね車に乗ろうとすると自動ロックが開錠されないカギをどこかに忘れたね脱衣所に戻ると脱衣かごに忘れていたようやく車に乗り込んで今度は蕎麦屋を検索して寄ってみるけどやっぱり営業していないしかたないなどこでも営業しているところで食べようしばらくして民宿まごころってベタな名前の店が営業していたのでよる店内にはメニューがべたべた貼られていておばちゃんが一人で切り盛りしている店ですってあまり期待せずに天ぷら盛り合わせと蕎麦三人前のセットメニューを頼む手作りの沢庵が先に出て沢庵を食べているとおばちゃんが店の名刺をテーブルに置いていくほどなくして天ぷらと蕎麦がでてけんちん汁がサービスで出てくる蕎麦は日光産のそば粉だと壁に書いてあるあまり香りはしないし小麦も多そうな蕎麦だったけど水もよく切られているしゆで加減も悪くないのでまあまあおいしい蕎麦よりも具だくさんのけんちん汁がおいしいなお腹いっぱいになって店を出るとおばちゃんが道路まででて見送ってくれるアンドロイドオートで帰りのルートを検索すると霧降高原ルートを表示するけどカーブのきつい山道らしいので鬼怒川温泉を経由する来た道を戻ることにする走っているうちに到着時刻がどんどん繰り上がるのでこっちで正解だったね無事東北道に乗り走っていると佐野藤岡ICの先で事故があったらしくて今度は到着時刻が伸びだすアンドロイドオートが佐野SAから一般道に降りるルートを推奨してきたので即座に反応してSAに入ると本線のすぐ先で車が次々と渋滞で停まるのが見える間一髪だねガラガラの一般道を飛ばして佐野藤岡ICで東北道に入りなおすとすぐ先が事故現場で全く動かない渋滞をなんとかやりすごして無事帰ったのが1830。毎週毎週よく飽きもせずに事故おこすよな下手な奴は運転させなければいいのに。
当初の目的の鬼怒沼まではたどりつけなかったけど、チェーンスパイクと6本爪アイゼンの練習ができたし谷川岳は先行者が大勢いたのでラッセルなんてなかったけどかなりの距離をラッセル経験できたし急斜面のラッセルも試せた。
加仁湯は以外に近代的な施設で秘湯の味わいはなかったけどその分過ごしやすい。いつか予約が取れたら日光澤か手白澤温泉に泊まってみたいよね。鬼怒沼や鬼怒沼山は泊まらないとこれないものな。また来たいね奥鬼怒温泉郷。

続きを読む

装備・携行品

登山計画を立てる