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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅5:14・・・印西・・・国道6号線・・・大間々駐車場9:13

※駐車場は無料・花のシーズンハイカーがかちあうと路駐する車も出るらしい。

この登山記録の行程

大間々駐車場9:15・・・林間コース9:20・・・八海山神社10:05・・・剣ヶ峰10:25・・・釈迦ヶ岳11:25~11:35★大休憩・・・御岳山12:02・・・塩原コース途中で戻る・・・御岳山・・・鶏頂山12:43・・・八海山神社・・・見晴コース・・・大真間駐車場15:35

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約1,109m
下り約1,108m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 ご無沙汰です。先週友人たちとの桜沢・スッカン沢遡行に続き、高原山へ。ツツジの山と聞いていたが、今年は花々も急かされたのかな・・。小真間から大真間に群生するレンゲツツジは終盤。重い腰を上げたのは、クライミング仲間の1周忌を機に山友達とあれこれ、パンデミック下の登山についてそれぞれ想いを語り合ってから・・。全く意に介すことなくせっせと山へ通う人、喧騒を避ける様に巣籠する人、選んだ道は様々。『健康でいる事。己が良いと思う選択を後悔しないこと』に尽きると皆の腹に収まる。そんな偲ぶ会を経て、仕事疲れが出たのか腰が痛くなった。週末出勤や重なる残業、それに気圧病。(コロナに罹った人は高熱と腰痛を訴える、と聞くが体温は平熱)腰の不調の原因は仙骨付近が生活習慣で固まったから、と腰痛持ちの友人に教わる。春先から他県への山行は控え目にしてHPを作成したり。引き籠りが長引くと己の健康を害する。66歳で逝った友とあの世でクライミングするにはこの世での未練がたっぷり残る。人はいつか死ぬ、が、今は好きな事をしたい。只それだけ。
 振り返ると週末に一度近所を2時間程度散歩する程度。高低差のある山歩きできるか不安。NETFLEXで視聴中の『絶メシROAD』。主人公の提唱する3つのルールは以前、山に夢中だった頃やっていたこと。”ルール1・金曜日の夜から土曜日の夕方まで。ルール2・人を誘わず、巻き込まない。ルール3、交通費・食費など費用は小遣いの範疇で。”それだ!原点回帰。この状況下で山行もままならず、月1度の狭い部屋で例会を強要する山岳会は退会した。変なルールは会費は取る、遭難しても自己責任、だとさ。己の身を守る術も改善提案も却下とは山岳会の機能なし。君子危うきに近寄らず。先取を取り入れる他の会ではZOOM会議でしのいでるとか。HPで謳った活動に釣られ入会しても欺瞞を見抜いた会員は数年で辞めていく。更に追い討ちをかけるのが自信家達の足の引っ張りあい。古いヤマヤであり、年に1度のハイキングを常とする会長に従うのは何人だろうか。毎月、例会でクラスター感染の危険に晒されるのは承服できない。幸い私には友がいる。趣味にストレスは要らない。
 自粛だのまん延防止地域では行政の判断で線引きされただけで、十把ひとからげに『出歩くな』、というのはどうなのか・・。大概の人は真面目に自粛生活を送っている。ワクチン接種が国民全員に行き渡れば、この差別は解消されるのか・・?知人は沢の帰路にリーダーのご主人が地元の民家の飼い犬に噛まれ、救急車騒動。よそ者とわかると地方の救急救命員や警察に酷く不快な応対を受けたという。パンデミック下の『差別』という世間の暗い闇。噛みつき犬さえいなければ、と思う残念な話。我々は今も理不尽な社会で生きている。
 そんな話も聞いていたので、事故はやってはいかん!と思う。そして、落石を受け足を負傷した別の知人が病院に行かず帰宅したとも聞く。もし、怪我して処置を怠り、感染症にでもなっていたら?人の為に本当に必要な医療がコロナ禍であてにならない、という話。
 さて、運よく、大間々駐車場に駐車出来た。団体らしい人の声がしたので、林間コースで八海山神社へ。声の主たちは10人以上の大パーティ。元気だな~。恐縮しながら途中で道を譲って頂く。続いて剣ヶ峰。シロヤシオの花殻が道に散らばる。アップダウンのきつい稜線歩きはいつぶりだろうか?今年は無駄に時を過ごすことなく山行を重ねたい。狭い道を譲ってくれた下山する若い女の子。谷側に背を向ける行動は転落したら止まらない奈落の底。道を譲る時は山側で、道を譲ってくれてありがとうと二つの言葉を添えて先へ先へとはやる心を落ち着かせながら、矢板八方コースは高度を上げるとまだまだシロヤシオが見ごたえある状態で斜面一杯に花を咲かせていた。釈迦ヶ岳の山頂でちょっと休憩。やっぱり山はいいなぁ。コロナで巣籠するようになって、運動量が減った。週3回は通っていたクライミングも今は予防接種会場となって休止中。今が山へ行く大チャンスなのだ。泊りは気が引けるので日帰り限定。7月になったら縦走で色々行きたい、という思いだけはある。甘いおやつを食べ終えた頃、次々に釈迦ヶ岳で休憩場所を求める人が到着する。せっかくだから鶏頂山に行ってみたい。遅出だけど、日が長い時期。時間は十分にある。歩いた道をちょっと戻り、急な坂のような道を下降。釈迦ヶ岳で見たポッコリした山を登るのだ。ロープを頼りに今度は急な岩を登る。こんなに心拍数が上がる事は普段の生活でもクライミングでもない。登山は全身運動だ。薙いだ山肌を覗き御岳山へは難なく到着。道を歩くと下降するが地図の危険マークのような道ではない。どうやら塩原コースへ入ってしまったようなので御岳山の石祠まで戻ってジオグラフィカを起動。地理院の地図も山と高原地図もあるが、山道は台風や地震で崩れたり、廃道だったり、仕事道がある事もザラだからGPSは道迷い防止効果大。大汗を掻きかき露岩の道を上り詰める。苦しいだけでなく、ふと斜面に目をやると満開のシロヤシオやベニサラサドウダンが咲き誇る。たまに下山する人とすれ違うけど、適度に距離が空くのでこの山を選んで正解。鶏頂山には立派な神社があり、眺めの良い場所にはヤマヤの男連中が占拠していたので即退散。汗まみれのTシャツを木に吊るしたりして、休憩するには男臭プンプンで気遅れする。途中、御岳山の手前で後続の男性2人組に道を譲るが、彼らのペースは速すぎ。途中、矢板・八方コースで抜き返す。どうやら汗をかきすぎて不調に陥ったご様子。もう夏山。汗が噴き出すので塩分と水分補給が成功のキモですね。
 早出早着セオリーを弁えている登山者が大半なので、すれ違いもなく帰路はノンストップ。剣ヶ峰の登りで午前中に遭遇した団体さんにまたもや遭遇。再度、恐縮しながら道を譲ってもらう。ずっと登り登りで八海山神社まではきつかった。帰路の大真間までのルートは見晴コース。稜線を下る絶景ルートは往路の林間コースより疲労した足に来る。やがて森の中へ。日の陰った薄暗い森を犬連れの人が登ってきた。勾配の緩くなった場所で砂利道に代わり、道の真ん中でこちらに視線を送るモノを見る。立派な鹿だ。距離を詰めると足早に林の中へと駆け足で逃げて行った。そんな光景が2度あった。出会った鹿の体格はどれも大きかった。
 大間々の駐車場は閑散としていた。靴を履き替え即出発。車道のど真ん中で広がりお喋りしている若者達よ、スペースはたくさんあるのだから反省会は場所を選んで欲しいな。下り道はギアをロウにして山の駅高原へ。実は先週、沢登りで立ち寄ったが16時を過ぎ、閉店。それでも御好意でトイレだけ使わせて頂いた。今回は、目星を付け美味しそうなお土産を買う為に頑張ったんです。自分へのご褒美には先週、水量が多くてタイムアウトで遡行できなかったオシラジの滝の名前がついたソフトクリーム。水色のさっぱりした味はリンゴ味とか。今回もトイレを借り、目標達成。藤井風、バズっていて、もれなく私もBGMにチョイスして自宅までノンストップ。もちろん下道。そこで見たのは先行車を煽りまくって道を譲らせる大型トレーラーやそんな勝気な運転手の前に、無理やり割り込むマナーのなっていないバイク集団。その「アホ」の一言に尽きる愚行を尻目にお気に入りの音楽ノリノリで帰宅。今回の車の燃費の良さに驚き!往復リッター30キロ。もうすぐ6年目になる我が愛車の底力。毎日の通勤では16~17キロなのに(笑)恐るべしハイブリッド車。まもなく10万キロを超えるがこれからもこの愛する相棒と各地の山を訪れたい。
 

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 医療品 虫除け
ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール GPS機器
【その他】 カラビナ・スリング・補助ロープ10メートル・環ビナ2枚・ビナ2枚・携帯トイレ

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登った山

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