昨年、雨で流れた霧ヶ峰に今回は家内同伴でリベンジ。八島湿原から沢渡、車山、蝶々深山、物見岩と反時計回りに周回して八島湿原に戻ってくる超・ベタなルートです。
八島湿原の無料駐車場には8時過ぎに到着。この時点で3割程度の埋まり具合なのはコロナの影響？(13時過ぎに戻ったときはさすがに完全満車。)
チップ制トイレ脇のトンネルを抜けていよいよ八島湿原へ。最初は木道歩き。天気もよく、心地よい風に吹かれつつ、遠くに車山山頂の気象レーダーが見えます。
湿原を過ぎた後の最初の分岐はヒュッテみさやま方面へ。ヒュッテの前を通過し、諏訪神社に参拝し、その先で広い砂利道に合流し、更に進むと沢渡。ここまでは「ハイキング」ですが、沢渡からは登山らしくなります。分岐のところから階段を登り、岩ゴロゴロのダラダラ登りに突入。この登りが地味～に脚にきます。
だんだん疲れてきた頃、車山肩に到着。ここでひと息入れてから車山へ。ここからも岩ゴロゴロのダラダラ登り。が、傾斜は少し緩めなので楽々。そうこうするうちにレーダーが見えてきて車山山頂到着。超・展望が良いですねぇ！蓼科山～編笠山までの八ヶ岳連峰、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、北岳、仙丈ヶ岳、木曽駒ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス連峰、美ヶ原、四阿山、浅間山が360度の大パノラマで楽しめました。
さて下山。急な階段下りとその先の砂利道の急坂で家内が大幅ペースダウン。ここは登りで使う方が良かったかもです。膝や腰に不安のある人にはちょっとキツい下りでした。が、これを下りきると後はなだらかで見晴らしのよい高原ルートになります。
車山乗越、蝶々深山、物見岩と草原の道を抜けて奥霧小屋跡に到着。その名の通り、小屋はもう営業してませんが、きれいなバイオトイレはありました。最後は湿原周回の木道を歩いて駐車場到着。八島山荘のリンゴソフトが喉にしみました。
休憩込みで約4時間半。登山というよりもほぼほぼハイキング。でもまあ昨年のリベンジ達成。ビーナスラインを走るバイクの爆音が邪魔ですが、雄大な自然を初心者でも楽しめる山歩きとして絶好ですね。