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美ヶ原 三城キャンプで装備点検&焚き火

美ヶ原( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (カピトラ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 三城いこいの広場駐車場(無料・トイレ有/要協力金)

この登山記録の行程

いこいの広場(07:50)・・・広場(08:22)[休憩 5分]・・・百曲り園地(09:27)[休憩 3分]・・・王ヶ頭(10:10)[休憩 10分]・・・王ヶ鼻(10:40)[休憩 5分]・・・王ヶ頭(11:10)[休憩 35分]・・・王ヶ頭・・・分岐・・・三城(13:13)[休憩 3分]・・・いこいの広場(13:25)

コース

総距離
約10.4km
累積標高差
上り約800m
下り約800m
コースタイム
標準5時間46
自己4時間34
倍率0.79

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

残念ながら、昨年は一度も出番のなかったテント装備一式です。 
今季はどうなるかわかりませんが、装備点検を兼ねて久しぶりの焚き火キャンプを楽しんできました。
このところ全然ダメダメな高度順化も考えて、2000m超ハイキングの美ヶ原へ。
標高からすれば、無雪期登山とすべきかもしれませんが…やはり、美ヶ原はハイキングって感じです。

三城いこいの広場駐車場にはトイレも飲み物の自販機もあり、安心してスタートできるのが有難いです。
登山口から「広小場」までは、せせらぎを聞きながら緩やかに登って行く森の小径。 
白、黄、紫、ピンクと、色とりどりの花が咲いて心惹かれますが…知識もなく無闇に写真を撮りまくると「宿題」になる…と気付いてしまったので、なかなか足を止める気になれない往路です…。

広小場から先、「百曲り」と名付けられたコースは、その名の通りジグザグに曲りながら緩い傾斜が延々続き、鉄平石という平べったくて崩れやすい石が積み重なっているのが特徴の登山道です。
石と石とが不安定に積み重なっているため、歩くとやや金属的な…というか、木琴ならぬ石琴?というような独特の音がして、時々ぐらつくこともあり、ちょっと歩きにくいです。

「百曲り園地」からは、真っ直ぐ「塩クレ場」「美しの塔」…というのが定番コースなのだと思いますが…どうも、いつもつい引き寄せられるように、アルプスの展望の道へと進んでしまいます。
コース上では何度も立ち止まって写真を撮りながら「王ヶ頭」、そしてその先の「王ヶ鼻」へ。
スッキリと晴れ…とはいきませんでしたが、北アルプスも中央アルプスも南アルプスも、八ヶ岳と富士山も全部見えていて幸せでした。 日差しは強く、夏本番間近!と感じる1日でした。

下山後は、本日のメインイベント!焚き火キャンプです。
三城のオートキャンプ場は、今回利用した区画が3300円(+200円/大人1人)の、計3700円で、少々お高めなのかもしれませんが、総合的に考えて「優良」のキャンプ場だと思います。
車を横付けできるサイトは、段差や樹木などで適度に独立性が保たれ、水場やトイレも管理が行き届き清潔で、一定の距離を置いて十分な数が設置されているため、混み合うこともなく快適です。 
(まあ、一番嬉しいのは、各サイトに焚き火スペースが設けられ、薪も売っているということですが…)

いつだったか、『山と渓谷』に、ベースキャンプ登山を推奨するような記事があったと記憶しています。
若い方々なら、近ごろ再び流行っているらしいキャンプにプラスしての山歩きや、本格テント山行の練習などもアリでしょうし、中高年ハイカーにとっては、重いテントを麓に残し、尚かつ下山後にキャンプを楽しむスタイルというのは、体力面・安全面を考えてもよいことなのじゃないかと私も思います。

私たちは、翌日早々に引き上げて来ましたが、早朝の撤収で、もうひと登りも可能だったと思います。
とにかく、近くにはいいお山がたくさん!なのですから。

かつて、オートキャンプブームと言われた1990年代に、全国各地に次々誕生したオートキャンプ場の中でも、市町村など自治体の運営する施設は「優良」なところが多いと感じます。
閉鎖されてしまった施設も多いけれど、細々と続いているところも、また、地元の子どもたち対象の自然教室などの合間に一般開放されている?と感じるようなところもあり、基本的に「お山」の麓にあって温泉や観光地にも近い…といった、有難い場所が多いようです。

ひとつ気になることがあるとすれば、年々悪くなる一方のように思われる「マナー」の問題(特に深夜の大騒ぎ)ですが…なかなか有効な策もないようで、残念ながら騒いだ者勝ち!というのが現状。
大人数での利用を断っているキャンプ場や、区画が大きすぎず、きちんと分けられているキャンプ場などが、比較的安全?なのかな…とも思います。 あとは、1区画の値段が高いところ…?とか。

いずれにせよ、お山とキャンプの親和性は高く、お山道具の機能性も高く、最小限の道具でさっさと設営してさっさと寝て、翌朝早く(ときに未明)には格好よくスマートに撤収して出発…というような、山ヤさん的立ち居振る舞いは、とっても素敵!…と、私は思います。

今回、我が家のテント・タープに幸い不具合は無し。 マットは買い換えてもいいかな?と。
忘れ物は、蚊取り線香(ギリギリまだ大丈夫の季節でしたが、これからは忘れたら致命的)。
上高地(特に徳澤)でもマストアイテムだと思っています。

……健康で文化的なお山歩きをずっと続けていきたい!!と強く願う、入梅の6月半ば…です。

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フォトギャラリー:33枚

広場(広小場と表記される場合も)には、かつてキャンプ場があったようですが、数年前に閉鎖されています。

写真では見づらいと思いますが…

大パノラマです。

2034年にも、ここへ来られるかな…?

王ヶ頭ホテル入口横に、黒百合発見!

食事提供は11時からなので、先に王ヶ鼻まで散歩してきます。

八ヶ岳も全部見え!

逆光で、花がちゃんと撮れず…

下りてきました。

ホテルを見上げます。

水音が気持ちいい!

百曲りコースの入口です。

静かなキャンプサイト。

先ほど上手く撮れなかった、サラサドウダンが、キャンプサイトに満開でした。

カッコウの声が聞こえ、小さなリスも遊びに来ます。

山仕様のコンパクトなテントにタープをプラスして、明かりだけ少し多めに用意したら、雰囲気抜群のキャンプサイトの夜になります。

焚き火とお酒があったら、もうそれだけで幸せ。

夜中中大騒ぎしていた若者がいましたが…私は耳栓してさっさと就寝。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
テント シュラフ シュラフカバー テントマット スリーピングマット ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー カトラリー ローソク・ランタン
【その他】 携帯トイレ、予備マスク類、除菌グッズ、ゴミ用チャック付ポリ袋、座布団、顔汗シート、日焼け止、テーブル、椅子、タープ、焚き火用トング

登った山

美ヶ原

美ヶ原

2,034m

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