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氷ノ山 仙谷コース三の丸周回 2021.7.31

氷ノ山( 中国・四国)

パーティ: 1人 (いずみやま さん )

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行程・コース

天候

☁ 20℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 鳥取道河原ICから若桜氷ノ山スキー場の仙谷登山口へ駐車
2.3台駐車可

この登山記録の行程

仙谷登山口Ⓟ7:30→支尾根9:34→甑岩10:12→氷ノ山10:28→三ノ丸11:13→11:18休憩舎 昼食11:38→リフトトップ12:14→自然探勝路12:29→イヌワシゲレンデ13:15→13:29Ⓟ

コース

総距離
約8.4km
累積標高差
上り約1,042m
下り約1,041m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

↑839m ↓843m 9.6km 5:43分 15.812歩
7月最終日、4か月ぶりに氷ノ山を訪ねます。
今日は、イワタバコの花を目当てに仙谷コースから登ってみます。大雨の浸食で通行止めだそうですが、自己責任で登ります。

仙谷登山口横の作業小屋に駐車し、堰堤上から杉の植林を抜けると、ゲレンデの中に仙谷コースの登山ポストが設置されています。草が茂ってゲレンデは草茫々ですが、緑のゲレンデも目に優しく、心地いい。登山届を記入し、登り始めますが、通行止め案内は見当たらない。翌日ポストの側面に掲示してある画像を見ましたが、気にせず突破する覚悟だったので、目に入りませんでした。

ゲレンデ端から再び植林に入って登って行きます。山頂まで2.3㎞の案内。日差しを受けると暑さを感じますが、日影は涼しく歩けます。しばらく登ると、自然探勝路分岐へ着きました。仙谷コース2/10の案内も立っています。道は斜面をトラバースしながら谷筋へ向かいます。

100mほど進むと最初の渡渉地点が現れます。ここは大倉谷の下流。そして、もう一度斜面をトラバースすると、仙谷の下流部へ入って行く。仙谷は、大雨の痕跡が残っている。階段を上り、登山道を巡ると足元がえぐられ道が流失。下流部を迂回する。えぐれた濁流跡を道を探して進むコースが続きます。道は有ったり無かったりしますが、テープナビを目当てに、歩けるところを探して飛び石伝いに登ります。

時折、流失を免れた岩の斜面に、ミゾホオズキ・サワオトギリ・シモツケソウ・ギンバイソウなどがみられます。谷筋を1時間程大汗しながら登ります。すると、足元にイワタバコが散っていた。上の岩に沢山の株がみられます。やっとお目当て発見だ・・・\(^o^)/

足元が悪く近づけない。何枚か撮って再び登りに向かいます。最後の鎖場はユリとタマガワホトトギス、シモツケソウも咲いて、ちょっとしたお花畑になっていた。

鎖場を登れば支尾根に乗る。難所続きの荒れた沢の脱出だ。仙谷コース6/10の案内が立っている。尾根に上がると、谷越えにスキー場が見えている。上に向けてブナ林が続き、今度はブナの根っこ道が登山道だ。20分程急な支尾根を直登すると、仙谷分れへ到着した。

兵庫側の福定からと若桜側からの道が合流して登ってくる主稜線へ出た、ベンチで休憩しているうちにも2組ほど通過していかれた。土曜日で登山者は多い。

再びスタート。1段登ると、前に甑岩が見え、この岩を登ってみる。藪を分けて踏み跡をたどるが、岩場に取り付いてからが難所、すこし後悔。なかなか急な岸壁で、3点支持して何とか切り抜けた。
岩上に出ても雲で視界はわずか、すぐ山頂へ向かうが、再びの藪漕ぎで露に濡れ2度目の後悔と云う具合でした。興味本位で登るところではありませんでした…(-_-;)

この後山頂への石畳道は、事前の岩場でトレーニング出来、すこぶる快調に登れた次第。
10時半山頂到着、3時間の登りでした。小屋温度は19℃、人もどんどん登って来られ、早々に三ノ丸へ向け転進、稜線を進みます。笹丈は2mを越え、冬と違って視界はまったくありません。ただ前方に道が伸びている感じです。

途中鳥取県自然文化財指定、キャラボクの古木に寄り道します。
Snowモンスターの出来る古木の森を抜け、ワサビ谷の降り口看板を探しながら西進します。冬は見落としがちな看板は、夏道を通っているとすぐ発見できました。

3ノ丸到着は11時過ぎ、そろそろお昼にしたい。展望台へ上がると、雲と稜線の間に、眺望が広がった。後続が見え,狭い展望台の占拠はためらわれ画像だけ戴き、下の休憩舎まで移動します。
休憩舎も床板老朽化で使用禁止のテープがあるが、自己責任で使わせていただく。
11時過ぎお昼にします。

涼しい風が吹抜け、汗冷えで寒さを感じるくらいです。休憩後、樹氷の出来るブナ林目指して下ります。さらにSKI場へ続く植林尾根を快調に下り、チャレンジリフト最上部へ下山。上から緑のゲレンデを俯瞰する。10分程急な丸太階段を下り、リフト中間地点の南自然探勝路へ入ります。

探勝路はミクワ谷・山葵谷を越えイヌワシゲレンデへと山肌をトラバースしながら下ります。深い森の中を進むので、日差しを遮り涼しい風が吹き抜けて心地よく歩けます。途中、お茶休憩を入れながら1.4㎞ほど進むとイヌワシゲレンデに飛び出しました。ゲレンデの花を楽しみながら、13時30分無事駐車地へ下山しました…\(^o^)/
今回も満足な山行になりました。お山に感謝です・・・(^_^)v

詳しいレコはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2021/08/2021731.html

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フォトギャラリー:24枚

アルパインゲレンデの登山ポスト

緑のゲレンデ

大倉谷を渡る

イワタバコ

シモツケソウ

コオニユリ

タマガワホトトギス

支尾根に乗りました

仙谷分れへ出た

甑岩を登ります

岩の上から霞む陣鉢山を望む

山頂の賑わい

文化財のキャラボク

Snowモンスターになる森を通過

ワサビ谷入り口の目印

三ノ丸から山頂を振り返る

笹の中の避難小屋

三ノ丸休憩舎でお昼

山頂と甑岩が見える

リフトトップへ下山

癒されるミクワ谷

ゲレンデのネジバナ

アルパインゲレンデへ下山

仙谷登山口へ無事下山

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装備・携行品

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登った山

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