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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中国道作用JCT から鳥取道に入り、西粟倉村の西粟倉IC から若杉天然林駐車場へ

この登山記録の行程

道の駅あわくらんど(04:30)→若杉天然林駐車場(04:50/05:50)~原生林入口(05:55)~若杉峠(06:40/06:55)~3県境(08:00)~江浪峠(08:05)~三国平(08:10/08:25)~江浪峠(08:30)~下山道分岐(08:40)~ルート消失ひき返し点(09:40)~下山道分岐(10:20/10:30)~峰越峠(10:55)~若杉天然林駐車場(11:50)

コース

総距離
約9.7km
累積標高差
上り約552m
下り約547m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

兵庫県も35℃を越える連日の猛暑。少しでも涼を求めて、ブナやカエデ、ミズナラの原生林を歩き、岡山県、鳥取県、兵庫県の3県の県境から三国平を巡るコースを歩いて来た。
少しでも涼しいように、前日夜に出発。近郊の道の駅で仮眠をして、早朝に登山口となる若杉天然林駐車場から夜明けとともに登り始めた。

駐車場を出ると直ぐに『森林浴の森100選 若杉天然林』の案内板があり、原生林の森が始まる。
深い原生林の中を苔むした岩を縫うように登って行くと、川のせせらぎや野鳥のさえずり、吹き抜ける風の音が心地よく聞こえ、ブナの大木の間から朝陽が射しこむと、まさしく『もののけの世界』に迷い込んだように感じる。
途中、第1分岐点、第2分岐点と、原生林を巡る登山道を分岐しながら高度を上げていくと、50分程で、標高1052mの若杉峠に着く。
古くは行きかう街道の要所であったのか、杉の大木の根元には小さな社にお地蔵さんが祭られていた。
ここから先は鳥取県若桜町となるが、県境に沿って東に稜線を行く。
やはり県境を歩いているためか、登山道には県境を示す境界石と思われる石碑が多くみられる。
原生林を抜け、陽が昇ると、気温も上昇し、汗が噴き出すように出て来る。体調を気にしながら休憩と水分補給を欠かさず歩く。
1時間程で、岡山県、鳥取県、兵庫県の3県の県境は交わる県境に着く。赤い境界石が立っていた。
3県境は全国に48か所あるようだ。
ここから、宍粟市50山の標高1128mの三国平に向かう。案内板に従って少し下ると、ブナの原生林の平原に谷が切れ落ち、湧水が流れとなって始まっている。まさに源流域である。
谷を回り込むと、江浪峠に着く。ここから2,3分で広いブナ林が広がる三国平に着く。
ここで休憩を取ってから、3県境まで戻り越峰峠に向けて下山を開始する。
広く緩やかな原生林の中を下って行く。
15分程下ったところで、登山計画では地図に記載されている越峰峠をパスして林道に抜ける登山道がある。案内板などは無かったが、スマホのGPSを見ながら歩いて来た登山道を外れる。
目印の赤テープも見当たらず心配はあったが、広い尾根を下って行くと沢に出た。地図に書かれた登山道は沢に沿って下るようなので、沢を渡渉しながら歩く。踏み跡も無く、目印のテープも見当たらない。
時折、水場なのか鹿を見掛けるが、それ以上に熊との遭遇が心配になる。
熊避けの鈴は鳴らしているが、心配なので、スマホで音楽を鳴らして歩く。
1時間程道なき原生林を歩いたが、急な谷へ下りとなりGPSでは林道まで300m程であったが、滑落の危険を感じたので先を断念をして、分岐点まで戻ることにした。
登山道に戻り、峰越峠から林道を経由して、12時前にスタート地点の駐車場に下山した。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料
ライター カップ クッカー

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