行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日、昼前に仙流荘前駐車場へマイカーを置き、12:10発の南アルプス林道バスにて北沢峠へ。北沢峠まで後10分の歌宿という場所から700mほど復旧工事中で徒歩となり、別のバスへ乗り継いで峠へ。
この登山記録の行程
北沢峠登山口(5:00)・・・3合目(6:00)・・・大滝の頭5合目(6:40)・・・小仙丈ヶ岳(6:50)・・・仙丈ヶ岳頂上(9:10)・・・千丈小屋(10:10)・・・馬の背ヒュッテ(11:10)・・・藪沢・大滝の頭分岐(11:25)・・・大平小屋(11:20)・・・北沢峠バス停(13:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は近場の低山ばかりで、ようやく先週、富士山2~5合目を歩いたのみ。体力に不安があったため、前日に山荘泊として朝5時に出発。事前情報通り比較的、歩きやすい登山道で登りは概ね標準タイムで上ることができた。
小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳頂上は素晴らしい景色で、特に頂上は360°見渡すことができ、富士山・北岳のトップ2もはっきり見える。この時は、他の山は名称特定ができず、気が付かなかったが、帰宅後、立体山地図と写真を見比べて確認したらトップ7まで見えていた。おまけに直線状に並んでいる。
ブラタモリ風に言うとフィリピン海プレート,太平洋プレートとユーラシアプレート,北米プレートがせめぎあって日本列島が折れ曲がっているところに高い山が並んでる(感覚的です)。
ところで今回の主目的はライチョウの撮影で、こもれび山荘のご主人に聞いたところ7合目から頂上までが良く現れるとのこと。6合目からハイマツ群落となり、いかにもライチョウがいそうで、ゆっくりと登りながら、きょろきょろ見ていたが、なかなか見つからない。途中、声をかけた女性登山者の方が「今日は晴れているので出ないかも」と言っていたが、やはり猛禽類に狙われる晴天の日は難しかなとあきらめ気味。
ところが山頂から50mほど千丈小屋方面へ降りたところで、”クック、クック・・・”と鳴く声が。立ち止まって見回すと数m先にライチョウが無警戒な様子でいた。通り過ぎてから鳴いたので、まるで呼び止められたかのように感じた。子連れのメスで、3羽の幼鳥を連れていたのが、うれしかった。お目当ての写真も晴天の下、大量にゲットできたので、ライチョウは立ち去る様子はなかったが、再び下山を開始。
藪沢まで降りたところで、大滝の頭と大平小屋方面へ向かう藪沢沿いコースの分岐があった。ここで迷ったが藪沢沿いのコースを選択。ところがこの後、北沢峠まで誰とも会わず単独行となってしまった。
沢沿いの急傾斜の崖は崩れているところが多く、歩きずらくて大幅なペースダウンとなってしまった。行きとは異なり、ロープを使う場所が4~5ヶ所はあったかと思う。情報は未確認だったが、推奨されていないコースだったのかもしれない。
大平小屋まで下りた頃にはだいぶ疲れていたが、この後の峠までの急登が、低山をひと山上るくらいきつく感じた(実際にはたったの60m)。
帰りのバスを待つ間にお世話になった、こもれび山荘に立ち寄り、ライチョウの写真が撮れたことを報告すると、一緒に大喜びしていただき、テンションが上がって疲れも和らいだように感じ、気持ちよく帰ることができた。
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