甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

晴天続いていますが強い西風が続き雪質は締まってきました。万全の装備と余裕を持った計画で

強い西風が吹いていますが晴天が続いてまいす(2024.03.15 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
強い西風が吹いていますが晴天が続いてまいす(2024.03.15 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

03/15(金) 06:30 晴 -5.4℃

山と周辺の状況

■天候と自然
3/15 晴 -5.4℃(6:30)
快晴が続いていますが西からの強風が吹いてます。

3/15 晴 -5.3℃(6:30)
晴れ渡る朝を迎えました。
昨日は終日、西からの強風が吹いていましたが夜が明け日が昇ると風は次第に落ち着いてきました。
雪も風に叩かれて締まった雪質になりつつあります。

3/13 曇 -7.5℃(6:30)
昨日は19時頃まで雪が降り小屋周辺の積雪は30cmほどでした。
昨夜から現在にかけて強い西風の影響で吹き溜まりができています。
小屋付近で50cmから最も深いところで80cmほどの積雪となっています。
トレースは完全にリセットされています。
また、昨日降った雪はとても流れやすい雪質となっています。
7合5尺の斜面においては非常に雪崩れやすい状況であることが考えられます。
山頂方面への登山は慎重な判断をよろしくお願いいたします。

3/12 雪 -6.2℃(6:30)
小屋周辺で1cmほど積もったところですが、この後も降り続く予報なので積雪はかなり増える見込みです。

3/11 晴 -7.4℃(6:30)
晴れ渡る朝を迎えました。
小屋周辺では時折、西からの風が吹いています。

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)
3/15 引き続き強風ですが、風に乗って飛ばされてくる雪もほとんどなくなりました。
良いコンディションと言えますがトレースが無く山頂までラッセルとルート取りもご自身の判断になるので万全の装備と余裕を持った行動計画でお越しください。

3/14 強風で雪質が締まってきました
小屋から上の吹き溜まりも凄まじく、トレースが出来上がるまではワカンかスノーシューが必要になるかと思います。
しばらく良いお天気が続きますが登山を計画されている方は万全の装備と余裕を持った計画でお越しいただきますようお願いします。

■マウンテンタクシー 2023シーズンの営業は終了
昨年2023年は6月15日(木)~11月15日(水) 毎日運行していました。
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/

登山装備

3000m級山岳の冬の登山装備が基本
小屋~山頂へは前爪アイゼンとピッケルが必要
天候急変に対応できる装備で

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

・2023~24年冬期営業 予約受付中
以下を参照下さい
https://www.kaikoma.info/winter
冬期営業期間 2023年11月27日(月)〜2024年5月26日(日)のご宿泊まで​(予定)

・【2024年夏山営業について】
4月15日月曜日13時より、オンライン・電話ともにご予約の受付を開始します。
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2024summer

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■冬期営業限定のピンバッジの販売中
数量に限りがありますので、お一人様一点での販売になります。
※小屋のみでの販売で、オンラインショップでのお取り扱いはありません。

■七丈小屋泊「冬の甲斐駒ヶ岳ツアー情報」 この冬、まだ見ぬ世界へ!
詳細はファーストアッセント HPよりご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/
※ツアーのお問い合わせ&お申し込みは七丈小屋ではお受けしておりませんのでご注意ください。

昨年の今頃の様子は?

今朝方も降雪、氷上に雪が乗った状態なのでチェーンスパイクは滑る可能性あり。万全の準備で2023.03.10

厳冬期過ぎても独特の技術的難しい時期。日曜以降の状況変化は特に注意。体力+技術+装備を整えて2023.03.16

今週末は雨でも雪でもどちらにしても難しいコンディションになりそうです2023.03.24

凍結、積雪あり。下山時要注意。冬山営業は5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、夏山受付4/1~)2023.03.30

小屋より上は雪あり慎重に。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付4/7の13時~)2023.04.07

明日は雨予報。雨後も万全の装備で。冬山営業5/28迄。5/29~夏山営業(宿泊要予約、受付中)2023.04.14

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 強い西風が吹いていますが晴天が続いてまいす
  • 山頂へ続く道 強い西風で雪質は締まってきました
  • 周辺の様子
  • 積雪
  • 小屋前の様子 昨日の降雪が今朝は湿雪に変わりました
  • 小屋前の様子
  • 注意喚起の看板を設置しました
  • 晴天
  • 五合目まで道の様子。積雪量概ね脛ぐらいですが、部分的に膝上になる箇所もあります。鎖場、ハシゴのある核心部は除雪しました。
  • 五合目まで道の様子 通常のコースタイムよりも時間がかかることを想定し、余裕をもった計画で
  • 麓に雲海が広がり今朝の北アルプスはとても際立って見えました。
  • 山頂方面(3日前)

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,966m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

赤石山脈北部周辺の山です。

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