甲斐駒ヶ岳 七丈小屋からの現地情報 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根周辺の情報

黒戸尾根は凍結やトレース消えかかるところがあるもののまずまずのコンディション。五合目〜七丈小屋は要注意。予約制通年営業中。

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

▲昨日は小屋前からの山頂方面も「甲斐駒ヶ岳ブルー」がとっても眩しく、また北アルプス方面もすっきり晴れ渡って素晴らしく綺麗でした!(18.02.15 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)

天気・気温

02/15(木)

周辺状況

2/11
昨日夕方から湿った細かい雪が降り続き、小屋前では新たな積雪は15cm程増。
朝7時現在の気温はマイナス6℃。その後雪は止み、日差しも少し出てきました。

2/13
連休中は一旦緩んだ寒さが週明けから再び戻ってきました。
朝6時の気温はマイナス15℃。冷え込みは厳しい朝でしたが、その分日の出と朝焼けは綺麗でした。
第二小屋の屋根の落雪を見ると七丈小屋のある標高2400m付近には少なくとも約1m程の累積積雪量があると思われます。

2/14朝も清々しい青空が広がり、日中は最高マイナス2℃まで気温も上昇。
午後からは少し風が出てきましたが、比較的穏やかなお天気となりました。
小屋前からの山頂方面も甲斐駒ヶ岳ブルーがとっても眩しく、また北アルプス方面もすっきり晴れ渡って素晴らしく綺麗でした!

登山道

●2/15 スタッフの入山日でしたので、七丈小屋までの登山道状況を報告いたします。
【登山口〜刃渡り】
トレースはしっかりありますが、ところどころ凍結しています。
今日は気温が高く氷も柔らかめだったため、スタートからアイゼンで快適に登れました。

【刃渡り〜五合目】
風の影響でトレースが薄くなっている箇所もあります。
特に黒戸山のトラバースは積雪が深く、踏み抜きに注意が必要です。場合によってはスノーシューやワカンを使用された方がよいかもしれません。

【五合目〜七丈小屋】
鎖やハシゴが連続する小屋までの間でもっとも要注意な区間です。
本日、新たにフィックスロープを設置した箇所もあります。ロープや鎖をしっかり掴んで、慎重に登下山してください。

凍結箇所やトレースの消えかかっている箇所が部分的にあるものの、全体としてはまずまずのコンディションです。
週末にかけても好天が続く予報なので、この状態が維持されることが期待できそうです。

●2/13 小屋から山頂往復された登山者情報
・小屋上テント場上部の斜面は比較的雪面は締まっていて、足首上ぐらいまで埋まる程度だったとの事。小屋からスノーシューで出発したものの、すぐにアイゼンに切り替えたそうです。
・九合目上部はルートは岩と岩の間の赤印から上がって来ますが、手掛かりが無くこの日一番緊張されたポイントだったそうです。風が強い日は上ってきたトレースも消えてしまう事もありますので、下山時は特に注意が必要。
・山頂手前のスラブ状の箇所では風が強く岩場が露出しています。アイゼンの引っ掛けには要注意の場所。

●厳冬期に黒戸尾根を目指す皆さまへ
八合目から九合目にかけて、数年に一度は必ず滑落死亡事故が起こる場所があります。
昨年も4月23日に死亡事故が発生しました。
ここでいま一度、この場所について皆さまと共有したいと思います。
以下にまとめましたのでご一読下さい。
https://www.kaikoma.info/single-post/2018/01/12/厳冬期に黒戸尾根を目指す皆さまへ

装備

厳冬期雪山登山装備が必要です。

注意

この時期小屋からの山頂往復にかかる時間についてお問い合わせをいただくことがあります。
実際は天候や積雪条件、また登山される方の力量や経験によって本当に様々です。
厳冬期でも4時間ほどで下りてこられる方もいれば、6時間、またそれ以上かかって戻って来られて、ゆとりを持って連泊される方もいらっしゃいます。
もちろん天候条件等の影響で下山せざるを得ない場合もあるかと思います。
それでも真冬の黒戸尾根を楽しんでいただけるかどうかは、登山されるご本人の正しい判断と準備次第で大きく左右されると感じます。
無理のない計画で、この季節ならではの甲斐駒ヶ岳を存分に楽しんでいただきたいと思います!

小屋ブログ 
「情報発信の難しさ」情報発信と言うよりも、小屋番のつぶやきとなります。。。
https://www.kaikoma.info/single-post/2018/01/28/%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%99%BA%E4%BF%A1%E3%81%AE%E9%9B%A3%E3%81%97%E3%81%95

その他のお知らせ

●​甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967 ※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
山の状況が許す限り、いつでもご利用いただけるよう準備をして、皆さまのお越しをお待ちしております。

●冬季営業について
https://www.kaikoma.info/winter
・七丈小屋は通年営業しております。宿泊は予約制です
水道がストップしている冬期営業期間中(11月中旬〜6月上旬予定)のお食事につきましては、お夕食(冬メニュー)のみのご提供となります。
現在冬メニューとして、七丈オリジナルカレーをご提供させていただいております。
北杜市自慢の白州米(新米です!!)のおかわりもたっぷりご用意してお待ちしております!

朝食につきましては自炊をしていただくか、カップ麺やアルファ米なども販売しておりますのでぜひご利用ください。
また、この期間中ご宿泊のお客様には、利用料金の他、暖房費として別途800円を頂戴しております。
皆さまのご理解とご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

・飲料水について
冬期営業期間中、ご宿泊のお客様、テント泊のお客様につきましては、お一人様2Lまで無料で提供させていただきます。それ以上は500mlにつき100円にてご提供可能です。(お湯は500mlにつき200円とさせていただきます)
また小屋を通過される登山者の方々にも有料にてご提供可能です。スタッフまでお声がけください。

・山梨県内のこだわりのお酒も多やホットドリンクも多数用意があります。

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の最近の様子  ※ クリックすると拡大します

  • 昨日は小屋前からの山頂方面も「甲斐駒ヶ岳ブルー」がとっても眩しく、また北アルプス方面もすっきり晴れ渡って素晴らしく綺麗でした!
  • 黒戸尾根 刃渡り〜五合目は風でトレースが薄くなっている箇所もあります。特に黒戸山のトラバースは積雪が深く、踏み抜き注意。スノーシューやワカン使用がよいかもしれません。
  • 五合目〜七丈小屋 鎖やハシゴが連続し小屋までの間でもっとも要注意な区間。本日、新たにフィックスロープを設置した所もあります。ロープや鎖をしっかり掴み慎重に登下山を。
  • 小屋前の様子。北風が強い日の翌朝は小屋前の登山道はこのように大概リセットされています。一日の始まりはまずはこちらの雪かきからスタートします
  • 本日の刃渡りの様子です。
  • 黒戸山の巻き道の状況です。高めの位置の枝に付いている赤印がいつも正しい道へ導いてくれます。動物の足跡もたくさん見つけられるので、姿をイメージしながら歩くのも楽しかったりします。
  • 五合目~七丈小屋 偽木の梯。完全に埋まっている、または埋まりかけの箇所のステップはかなり堅いので、アイゼン前爪とピッケルを利かせて。梯子の登りきった前後が特に注意が必要です。
  • 1月29日 晴天の展望
  • 降雪しています。気温が高く湿った雪のため、外で作業をしているとウェアが濡れてしまうほどです。
  • 昨年の今頃と違って、かなり雪が少ない印象です
  • 刀利天狗から五合目まで
  • 八丁坂のアイスバーンはほぼ解消されています。不安な方はアイゼンなどをご使用下さい。
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

連絡先:090-3226-2967  現地連絡先:090-3226-2967
営業期間
通年
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