行程・コース
天候
初日:曇り、午後強雨 2日目:曇り、ガス、霧雨時々少雨 3日目:曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
立山駅最寄りの無料駐車場に9時半頃到着。数台分の空きがあった。
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(11:35)・・・ミクリガ池(11:42)・・・エンマ台(11:50)・・・雷鳥平(12:30)・・・別山乗越(14:14)[休憩 6分]・・・剱澤小屋(15:23)
【2日目】
剱澤小屋(04:08)・・・剣山荘(04:40)・・・一服剱(05:13)・・・前剱(06:16)・・・平蔵のコル(07:03)・・・剱岳(07:49)[休憩 10分]・・・平蔵のコル(09:00)・・・前剱(09:32)・・・一服剱(10:39)・・・剣山荘(11:07)・・・剱澤小屋(11:37)[休憩 73分]・・・別山乗越・・・雷鳥平・・・エンマ台(17:10)
【3日目】
エンマ台(09:00)・・・ミクリガ池(09:10)・・・室堂ターミナル(09:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
室堂~剱澤小屋
支障なし。
午後、雨。15時頃には雨が強くなり、剱沢の道は雨水と土砂が流れる沢のような状態。
剱澤小屋~剱岳~剱澤小屋
剱山荘に至る途中に雪渓を渡る箇所があるが、10m程で消滅は時間の問題と思う。
要所要所にステンレス製の太い鎖、梯子、手がかり、足がかりの鉄杭等が整備されているが、雨でそれら全てと岩が滑る。今回は立山ガイド協会のプロガイドにお願いできたので、ハーネスを着けてロープで確保して貰い、的確なアドバイスを貰いながら何とか無事に登頂し、下山することができた。
濡れた剱岳は自力では絶対に無理だった。間違いなく滑落していたと思う。
剱岳は濡れている時には絶対に登ってはいけない。
雨後も、落ち着いていた石の周りが雨で流されて浮石になるため危ない。特に前剱。
剱岳は7年ぶりだったが、たとえ乾いていても今の自分の体力と技量ではもう危ないと感じた。
ヘルメットとハーネスは剱澤小屋で無料で借りられるが、スリングとカラビナは自分で用意する必要がある。(プロガイドを頼めばガイドさんに用意して貰える)。
8月中旬の長雨で剱岳も劒澤も立山一帯もすっかり秋の気配になっていた。
復路、14時頃の別残乗越での気温は13℃、南西の風 3m/s で肌寒かった。
行程中に見かけた花は、穂になったチングルマ、フウロ、ミヤマリンドウ、トリカブト。
ガイドさんからは劒澤小屋の話、小屋の食堂に飾ってある古い写真の話、映画「剱岳 点の記」の撮影の話など、色々と興味深い話を聞けた。剣澤小屋は、その歴史を知るほど、山との関わりの深さを感じる。
一泊目の剣澤小屋で夕食の一品にだされたポタージュスープは、フワッと柔らかく煮込まれて味の滲みたカボチャのステーキが入っていて格別に美味しかった。下界のホテルレストランで出しても通用すると思う。
二泊目は、観光客モードで雷鳥荘に泊まり、源泉かけ流しの温泉と豪華な料理を堪能した。
フォトギャラリー:6枚
一服剱手前付近から鹿島槍方面
一服剱手前付近から真砂岳、別山方面
一服剱手前付近から富山湾方面、遠くに能登半島が見えた
一服剱手前付近から鹿島槍方面
ガスガスで眺望ゼロ
無事下山して記念写真。
下山したら晴れた。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | レインウェア | 登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス |
| ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 |




