行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
今回は「キャンプ場コース」を使うためカーナビには「筑波高原キャンプ場」をセット。舗装された林道をグネグネと進み、Y字で未舗装の林道へ。分岐の看板は小さくて見落としがちなので注意。未舗装道路はそう長くはなく、普通車でも問題ない。キャンプ場の駐車場は登山者も利用可(無料)とされているが、なるべくお邪魔にならないように駐車。ちなみに。キャンプ場は5~9月間営業。トイレあり。
この登山記録の行程
筑波高原キャンプ場駐車場(07:26)・・・つつじヶ丘駅(08:17)・・・<おたつ石コース>・・・弁慶茶屋跡(08:37)・・・女体山(09:12)・・・男体山(09:59)・・・<キャンプ場コース>・・・筑波高原キャンプ場駐車場(10:59)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
用事があったので今週も遠征を諦め、近場の山でお散歩タイム。
チョイスは、2ヶ月ぶりの筑波山。
最近は、白雲橋コース等正面のメジャーコースではなく、裏側からアプローチすること増えていて、今回も筑波高原キャンプ場を起点に登ることにした。なにより裏側は無料駐車場というのが良い。笑。
御嶽山、雨引山と裏筑波縦走の際には、この筑波高原キャンプ場を通過して山頂までを駆け上がる。そういう意味では何度か来たことがあるが、キャンプ場を起点に登るのは初めて。既に高度があるので、普通に登ってしまうと簡単につき過ぎてしまう。
ということで、キャンプ場から直登するいわゆる「キャンプ場コース」ではなく、一旦、つつじヶ丘まで移動して「おたつ石コース」で登り、2つの頂を巡ったのち「キャンプ場コース」で降ってくるコース設定とした。本当は、山頂に登った後、一旦、「白雲橋コース」で降り「御幸ヶ原コース」で折り返し登ってこようと狙っていたが、これは結論から先に言うと、あまりの蒸し暑さに軟弱ながら早々に断念した。最近、根性なしである。
キャンプ場からつつじヶ丘までのコースは初めて通るルートだったが、ほぼ水平移動でとても歩きやすい道だった。
ロープウエイの「つつじヶ丘駅」駐車場脇へ出る。
山を歩いていて、突然、知った場所に出ると不思議な気分になる。「ああっ、ここにでるのか?」という感じ。
休憩を入れずにそのまま「おたつ石コース」へ入り、女体山を目指して登っていく。「おたつ石コース」は短いルートなので、ファミリーコースとして知られているが、実はそれなりに斜度があって、小さなお子さんには正直きついと思う。それでも、いつも大勢の親子連れで賑わっていて、小さな身体で大きな岩を乗り越えながら登っていく子供の姿はとても微笑ましい。
トレーニングを兼ねて、速度を上げる。直ぐに噴き出してくる大汗。拭ってもぬぐっても止まらない。ジリジリする陽射しはもうないが、まるでサウナのような高い湿度に不快感MAXだ。たまらず、白雲橋コースとの合流ポイント「弁慶茶屋跡」で少しだけ休憩をとり水分補給をする。近くで休んでいた人が「お父さんもうだめだ―」と電話でおそらくお子さんへの定期連絡か、大きい声で泣き言を言っているのが聞こえた。「お父さん、頑張れ!!」
ここから先は、奇岩等見どころが多い。繰り返し写真を撮っているので、真新しくはないが、つい癖で足を止めては一つひとつ撮ってしまう。
最後の段差の大きい岩の急登を登り切って、女体山へ到着。
始めて女体山からの眺望を目にした時の感動はいまだに忘れないが、ここ最近はどうも神様に嫌われているようで、行くたびにガスっている。果たして、今回も見事に低い雲が山を覆っていた。ぎり、麓周辺が僅かに見える程度だった。快晴であれば、スカイツリーもよく見渡せ、関東平野がいかに広大かを実感することができる。
汗がひくのを待ってから男体山へと向かう。
眺望が期待できないのは分かっているが、やはり筑波山に来たからには男体山と女体山は1セットだ。立ち寄らない訳にはいかない。サクッと行って神社にお参りをする。
その後、下山。
出だしに書いた通り、家を出た時には、「登っては降りて」を繰り返し、最低2回は山頂を極めようと思っていたが、あまりの蒸し暑さにやる気も失せて素直に「キャンプ場コース」で降ることにした。下山中の頭の中は、ひたすら「早く帰ってビールを飲もう!」だった。 :)
と言いつつ、下山後、つくば市内へと足を延ばして、とあるお店に立ち寄る。
少し前に全国版のTVで詳細されていた「つくば石焼芋」。夏のこの時期にと思うが、季節関係なく食べたくなるような美味しそうなレポートに惹かれて、ぜひ機会を作っていってみたいと思っていた。
屋台の石焼き芋屋はいっぱいあるが「焼き芋専門店ってどんなんだろう?」。。。
ナビを頼りに行ってみると、想像以上にユニークで趣のあるお店だった。真夏にも関わらず大量の薪を焚き、おじさんが大汗をかきながら「どの芋がいいんだ?」と窯の中を見せてくれた。
大きすぎず小さすぎず、手ごろなサイズの芋を2本選びお金を払う。「これもおまけだ!」と、おじさんが梨を1個くれた。こういうやり取りが嬉しい。
夏にも関わらず、ひっきりなしにお客さんがやってくる。試しにその場で一つ食べてみたが、じっくり時間をかけて焼き上げたさつま芋は、密が濃くてとても美味しかった。これは立ち寄る価値あり。ぜひ気さくなおじさんとお店のユニークさも味わって欲しい。



































