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五葉山(頂稜から見る三陸の海/日の出岩・黒岩の岩歩き)2021

五葉山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 赤坂峠駐車場には100台ほど駐車できます。トイレも完備しています。

この登山記録の行程

赤坂峠駐車場(08:38)・・・畳石(09:27)・・・石楠花荘(10:16)【休憩20分】・・・
日枝神社(10:44)・・・五葉山山頂(10:49)・・・日の出岩(10:52)【休憩15分】・・・黒岩(12:13)【休憩10分】・・・石楠花荘(13:00)【昼食15分】・・・畳石(13:46)・・・赤坂峠登山口(14:14)

コース

総距離
約12.8km
累積標高差
上り約826m
下り約826m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■青い海と青い空を求めて三陸自動車道を一路、岩手県の五葉山へ向かった。
 五葉山はシャクナゲの名所として有名だが、開花時期は6月下旬から7月上旬だろうか。今はもちろん花はなく、紅葉も終わりに近くなっていた。

■五葉山の魅力は
(1)なだらかで広い頂稜から入り組んだ三陸海岸と青い海を見ながら歩けること
(2)日の出岩、黒岩などの奇岩が点在していて変化が楽しめること
(3)日の出岩手前にあるコメツガの林と苔の不思議な景観
などたくさんあるが、何と言っても素晴らしいのは頂稜付近に群生するシャクナゲである。蔵王連峰にもシャクナゲはあるが、規模とスケール、そして個体の大きさはとても比較にならない。こんもりとした玉のような個体の多くが高さ2mを超え、直径は5mにも及ぶ。それが笹原にいくつも集まっているのだから、開花した時はどれだけ華やかになるのか、想像を絶する。ぜひこの目で見たいものだ。

■今日は赤坂峠から賽の河原を通って畳石に至り、ダケカンバとミズナラの森を登って石楠花荘を目指した。登山道の整備状況は良く、家族連れや年配のグループも多く登っている。石楠花荘で休憩して、山頂に向かう。広い稜線に出ると、風が強く吹いている。空は青空で、三陸のリアス海岸が近くに見える。三枝神社に立ち寄ってから山頂を踏み、そのまま日の出岩に向かった。

■日の出岩手前にはコメツガの林がある。笹原の平原に突然現れた不思議な光景に驚き、苔むした林を進んで日の出岩に着く。屹立した岩の裏側も覗いてみる。裏側からは早池峰山方面や釜石方面がよく見えた。

■五葉山山頂に戻って、そのまま黒岩を目指す。ほぼ平坦に見える長い稜線は、笹原にシャクナゲの大きな固まりやダケカンバが散在する中、とても眺めがよく、爽快に歩ける。起伏もあまりないので、たちまち五葉神社に着く。

■ところが、ここから先はまるで様相が異なり、岩歩きとなった。岩から岩に移っていくため、雨に濡れた日には注意が必要である。思ったよりも起伏があり、小さなアップダウンを数回繰り返して黒岩に着く。振り返ると、五葉山がはるか遠くに見えている。

■ここからは、今来た道を石楠花荘まで一気に戻る。一度歩いた道は不安がなく、快調に歩いて石楠花荘に戻った。ここから先は、畳石、賽の河原、赤坂峠へと下る。林床に笹の繁茂したダケカンバの森は木肌が美しく、道の整備状況も良好なため、予定よりも早く赤坂峠に着いた。駐車場にはまだ数十台の車が残っていた。

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装備・携行品

登った山

五葉山

五葉山

1,340m

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五葉山 岩手県

山稜に咲き誇るヤマツツジとハクサンシャクナゲの花の名峰へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間25分
難易度
コース定数
15
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