今日もお山歩きに行ってきました。こないだの日曜日の大岳山が実質的な年内山納めでしたが、今回はエクストラというか、メインディッシュ後のお茶漬け的な感じで。
(^^;
場所は青梅の「赤ぼっこ」です。これまで中々行く機会がなく、今回ようやく行くことが出来ました。地味に奥まったところに位置していて、駅おりてからのアクセスも長く感じられてたのも本音です。

本来は8時30分に宮ノ平駅から行こうと思ってたんですが、30分位自宅の出発が遅れたので、少し行程を変更しました。立川から乗った青梅線が青梅駅止まりだったので、9時に青梅駅から歩くことに。
青梅街道（R411）沿いに歩き、万年橋を越えて多摩川の右岸へ。しかし、、、入山口まで長いｗ歩くのは嫌いではないですが、万年橋を越えたあたりから「長いなぁ」と思うようになりましたｗ
明治橋を渡ってすぐ左手に、馬引沢林道への道があります。この時9:35です。30分近くも歩いたんですね。

今回も地形図もって来ました。青梅駅のところのコンビニで出力です。範囲が広いので、通常のスケールバー100mのverだと複数枚になってしまうので300mで1枚に収めました。正直、過去の読図ミスの原因が普段使わない縮尺の地図を用いたためだったことが何度かあるのでその点だけは注意しました。

林道なので道自体は特に起伏もなく、かつ風景も針葉樹の植林帯なのでこれといった特徴もありませんｗとりわけ道が沢伝いについていて、私が読図で特に苦戦するタイプです。尾根筋と比べても類似する地形の区別で一苦労なので、これはそのまま見立て位置の適宜修正を困難にします。

実際に尾根上の馬引沢峠に上がるまでで、結果として100mの誤差を起こしました。
登り方向に平たく広がっている窪地が見えて読み違い。直後に林道のヘアピンカーブが出てきてミスに気づきました(^^;
色んな反省点はあるんですが、まず縮尺がいつもの地図と違うことで、過度に「思ってるよりも地図上で進んでいない」と考え過ぎてたなと。あとは「難しい場合はよりアバウトな読み方に切り替える」を忘れてミクロな読みに固執していました。ぶっちゃけ、馬引沢峠のある尾根は横に長いので、「ひとまず」その尾根めがけて南東に突き進む、という程度の認識でも問題なかったと後になって反省です。

尾根に上がってからはひたすら西へ。ここから先は読図はノーミスでした(^^)
赤丸部分で四差路になっていて、赤ぼっこ方面は地図に道はないですがちゃんと整備されていました。矢印方向へ。
この辺から、マウンテンバイクの集団が追い付いてきました。自転車が入ってくる区間だと知らなかったのでびっくりです。浅間嶺と日の出山の金比羅尾根、雲取山の石尾根で見かけましたが色んな所に入ってくるんですね...私と同じ方向に抜けていきました。

10:50、赤ぼっこ到着です。言われる通り、和田、梅郷方面の景色が街と山共に素晴らしく、とても気持ちのいい場所ですね。
（´∀｀*）
来て良かったです。

休憩もほどほどに、お隣の天狗岩へ。こちらは景色は少しばかりですが、静かな雰囲気で気持ちも落ち着きました。この時点で11:20だったので、そろそろ下山にかかります。どのコースかまでは決めてませんでしたが、馬引沢林道での読図ミスは逆方向で復習しようと思い、もと来た道を戻ることにしました。

サクサク道を戻り、林道の終点まで来てから再度地図とにらめっこです。登りの時とは打って変わり、下り方向はすごく地形が明瞭に見えました。特に林道の傍まで下りてきている尾根の末端なんかは登りの時より輪郭がくっきりしていました。
そのおかげで、下り方向ではミスなくゴールまで読めました。登りの時は俯瞰する視点を忘れていた反省もありましたが、他にもっと確度に寄与するポイントがないか、暫くこの課題を寝かせてみたいと思います。

あとは最寄りの日向和田駅から青梅線で帰路へ。駅着いて丁度良く電車も来てくれたので助かりました。
今回はホントにお散歩レベルの歩きでしたが、読図についてはまだまだ課題もあることを再認識しました。パーフェクトも気持ちいですが、こうやって悔しい気持ちが次につながるのもまたいいなと思う次第です（若干悔し紛れにｗ）

これでホントに年内の山行が完結です。
来年も、無事に楽しいお山が出来るようにしたいです。

追記）
林道を下山中、カモシカにあえました。道を外れた藪の斜面を2頭のカモシカが駆け上がっていくところでした。スマホカメラを構える時間もありませんでしたｗ
最近、動物に逢える率が高くなっているので、嬉しい限りです(^^)