行程・コース
天候
☀ 4℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
蒜山ICから内海峠を越えて奥大山Ⓟへ駐車
この登山記録の行程
久米6:00⇒奥大山Ⓟ7:30→鳥越峠テラス9:8→振子沢入口9:40→オープンバーン出合(大曲)10:35→源頭11:47→12:4大曲 (昼食)12:40→地獄谷12:51→テラス14:5→環状道出合14:39→奥大山Ⓟ14:50
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
師匠と同乗して久米まで走り2人と合流、蒜山インターから奥大山を目指します。内海乢を越えて1時間強で奥大山に到着、上側の駐車場に駐車して環状道路の閉鎖ゲートをくぐります。すでに4.5台先発がおられます…(@_@)‼
環状道路は除雪済み、路肩の雪壁が安定するまでゲートは締まっているようです。橋を渡ってしばらく行ったところの標高800m標示でブナ林へ入ります。昨年と比べ、ずっと多い残雪斜面が続いていました。最近の降雪で雪面も白くリセットされ、汚れも気になりません。良い感じのブナ林が続きます。
前を2人の登山者が登って行かれます。キリン峠へ向かわれるようです。我々は鳥越峠へ向かい、急斜面手前で西側の1段高いテラス越へ向かいます。ブッシュを避けてテラスに着くと、快晴の空が迎えてくれました。
稜線の先に烏ヶ山が屹立しています。足もとから落ち込む地獄谷への斜面は年々ブッシュが成長して、薮化している気がします。テラスから二手へ分れ、山スキー組は斜面をトラバース、テレマーク組は鳥越峠側の沢筋へそのままドロップします。
今回は我々が降りた尾根筋が、振り子沢入り口へ登り返さず滑り込め、正解でした。
この駒鳥小屋の北側へ下る尾根筋は、大木が多く斜面も比較的滑り易かった。最後に沢筋へ下る急斜面が待っていましたが、雪をずらせながら横滑りでクリア出来ました。
テレマーク組はデブリ帯で難儀された様でした。しばらくして、お二人と合流、振り子沢を登ります。
昨年は雪切れしていた沢筋も、今年は雪が続いています。どこでも歩ける振り子沢登りは久しぶりです。1050mの地獄谷から1,300mの振り子沢下部まで登るとオープンバーンが開けます。
手前のS字状の谷は若干の落石や崩落が見られますが、それほどリスクはなさそうでした。しかし、気温の上がった下りでは、先頭を下っていた師匠が、ザザザーと雪壁が崩れる場面へ遭遇され、雪と泥交じりの雪崩れ跡を滑り下ることになりました・・(-_-;
10時40分、歩き始めて3時間ついに振り子沢オープンバーンへ到着です。濃紺の空とリセットされた白い雪面が、はるか上で稜線を浮かび上がらせています。源頭部までさらに300mの登りが始まります・・・( `―´)ノ
ここから頑張りどころ、100歩数えては呼吸を整えながら登りますが、最後は50歩が精一杯・・稜線直下は壺足で登りました。稜線へ出ると、一気に視界が広がって、北壁が西の元谷へ落ち込み、北側に三鈷峰へ伸びる尾根が下っている。雪庇の上から振り子沢を俯瞰すると、小さく見える登山者が5・6人登ってきている。
呼吸を整えながら眺望を楽しみ、準備が出来た人からドロップします。ブーツ、Ski、ストック、ヘルメット、ゴーグルすべてのセットを確認しドロップです。
出だしの壁を横滑り気味にクリアすると、巨大なスロープへ突入だ。エッジングすると斜面の端へ向けスピードアップ、エッジリリースして方向を反転、再びエッジングを繰り返します。大きく〃々弧を書いて下部は谷底で中回り、フウフウ言いながら中間点・・(^_^)v
再び下って大曲の手前でお昼にします‥(^^♪ 振子山の雪の斜面をスクリーンのように見ながらゆっくり休憩。
昼から下り始めてすぐ、S字谷で、先ほどの雪崩に出会ったのです。1時間かけて登った沢を10分で下って地獄谷へ降ります。そして地獄登り、この登り返しも十数分で下った尾根を1時間強掛けての登り返し250m程の地獄の苦しみかも?大息でテラス上部へ帰ってきました。
14時過ぎ、最後の滑走へ、木谷のブナ林にドロップ。4人が思い思いにブナの間をツリーラン・・
2時間以上かかった登りを30分程で滑走、環状道路へ無事降り立ちました・・・\(^o^)/
奥大山の駐車地へ帰り、今日の山行を振り返り達成感に浸りました。今年は昨年に比べ雪が多く、スムーズに登・下降が出来、2時間くらい早く下山できました。御机から振り返った大山は、又来いよと呼び掛けてくれているようでした・・・
詳しいレコはブログいずみやまでどうぞ
https://www.blogger.com/blog/post/edit/1467422059180312694/2611655208379185827
フォトギャラリー:24枚
蒜山ICから望む大山
木谷のブナ林から見る烏ヶ山
鳥越峠テラスから望む烏ヶ山
テラスで休憩
テラスからトラバースし、地獄谷へ降下地点
降下中
地獄谷から降下した尾根を振り返る
振子沢出合へ降下
槍ヶ峰ズーム
振子沢登行
S字カーブの幻の滝を通過
オープンバーンを詰める
途中で振り返る
紺碧の空と稜線が印象的
北壁の眺望
源頭から振子沢を俯瞰
トップから一気に滑走
昼食ポストで休憩中
烏ヶ山を見ながら下る
地獄谷から登り返し
やっと東壁が見えてきた
テラス上部から烏が山を望む
最後の滑走、木谷へ滑り込む