青ヶ丸仏ノ尾周回　2022.4.12

日帰り

青ヶ丸・仏ノ尾（中国・四国）

2022.04.12（火）

パーティ： 3人 (いずみやまさん、ほか2名)

いずみやまさん

行程・コース

天候

☀12℃　

登山口へのアクセス

マイカー
その他：鳥取道河原ICから八頭町ふる里の森へ向かい1.5㎞手前で広留野分岐へ進入
最奥の中国自然歩道入口へ駐車

この登山記録の行程

広留野最奥Ⓟ7:50→来見野橋8:15→林道出合8:43→1,026ｍ標高点付近9:12→県境出合9:23→仏ノ尾分岐(中ノ丸)10:21→11:00仏ノ尾(昼食)11:40→仏ノ尾分岐12:14→青ヶ丸13:00→林道出合14:13→来見野橋14:30→駐車地15:00

コース

総距離: 約11.3km

累積標高差: 上り約800m; 下り約823m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

↑863m ↓880m 12.4km　7:02分 21,937歩
8時前スタート、自然歩道を辿り来見野橋を目指します。本日最初の核心部、渡れなければ林道へ帰って迂回しなければなりません。

橋の手前は何とか降りられました。対岸は、雪が覆いかぶさっています‥先人さんの画像で見知っていたので、師匠が果敢に挑みます。細く溶けた雪筋に足がかりを付けて、一気に1ｍ程雪壁を登ります。雪の斜面に上がると、後はキックステップで登れました。Ｍさんが続き管理人もトライします。急斜面を20ｍ程登れば植林の中の自然歩道、今は雪面なのでどこでも歩けます。最初の難所クリアです…(^O^)／

しばらく北に進むと林道へ出た。東因幡林道、扇ノ山麓畑ヶ平から氷ノ山国道482号へつなぐ16㎞の林道だ。上に続く稜線(扇ノ山から氷ノ山)はカトブンアルプスと呼ばれていることを今回初めて知りました。

加藤文太郎によれば仏ノ尾は兵庫白馬、青ヶ丸は兵庫鷲羽だそうです。ちなみに扇ノ山は鳥取なので兵庫アルプスに入っておらず、オオズッコを兵庫立山と名付けている。

林道を横断し、対岸の斜面へ取り付きます。緩い斜面を登り、1,026ｍの標高点を目指します。なだらかな台地が続くこの辺りは、杉林が覆い視界が利きません、確かなルートファインディングが求められます。進行方向前方に小山が見えてくると、標高点付近でした。

小山は飛沫山1,088ｍです。そのまま県境に向けなだらかに登り、10分程で県境に出会いました。明るい疎林を伸びる県境は、心地いいブナ林が楽しめます。やがて開拓地に出て、真っ白な雪原歩きが楽しめる。畑の東に仏ノ尾・西には青ヶ丸が見えて来ます。さらに県境沿いを登っていくと後ろに扇の山やオオズッコが視界に入ってきます。斜面はマンサク・タムシバの花が満開、花見も出来ました。

傾斜が増すと、やがて中の丸・1,144ｍピーク(仏ノ尾分岐)ですが、トラバースして仏ノ尾登山道へ入ります。少し下り、2度ほど雪切れし段を重ねると仏ノ尾到着だ。西の峰からは扇ノ山が、山頂標が掛かる東の峰からは小代の谷が俯瞰できます。小代区佐坊から登ってくるルートもあるようです。

そして東西峰の鞍部へ帰り、氷ノ山から鉢伏山のぶん回しの稜線を眺めながら、少し早いお昼にします。
休憩後分岐まで帰り、中の丸をトラバースして切り石1,153ｍへ向かいます。このピークの指導テープにカトブンアルプスの表示があったのです。

ピークから南へ伸びる尾根筋を進みますが、季節風を受ける尾根には大きな雪庇が出来、崩れかけた雪庇の上を歩けます。厚みが3・4ｍあるのでクラックに気を付ければ上を歩いても安心です。

青ヶ丸直下は激急登になっている。お昼に仏ノ尾でアイゼン装着したのがここに来て役立ちました。最後に山頂を覆う雪庇の乗り越えが難儀でした。

12:55分青ヶ丸到着。扇ノ山と氷ノ山の間に聳える絶景展望の峰、初登頂だ…＼(^o^)／
3人で周りのお山を同定していきます。鉢伏・赤倉・氷ノ山・陣鉢・東山・鳴滝・扇の山・オオズッコ等が一望できます・・・

眺望を堪能し、下りに向かいます。急な尾根筋を西側へ下って行きます。1,144ｍピークは巻いて谷側をトラバースし、沢川へぶつかる尾根を南下沢川橋の袂へ下山した。

東因幡林道を200ｍほど引き返すと、朝横断した中国自然歩道へ帰ります。後は、雪解けで増水した来見野橋を渡り、自然歩道を帰り広留野駐車地へ無事下山しました…(^_^)v

初登頂＆眺望、満開のマンサク・タムシバを堪能出来大満足の山行になりました。

詳しいレコはブログいずみやまでどうぞ
https://www.blogger.com/blog/post/edit/1467422059180312694/2301838867572370205