行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
新千歳空港(9:10)登山口(11:10)徳瞬瞥山(13:25)ホロホロ山(14:35~15:05)徳瞬瞥山(15:30)登山口(16:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
定年退職を間近に控え、溜まり溜まった年休を、せめて少しでもつかおうと、北海道へ1週間の山登りに出掛け、打合せに従って千歳空港で柏山岳会の3人を拾い、ルスツヘ向う。
テントの中で時間潰しに煮た暑寒別岳の筍をトランクから出すと殊の外好評で、筍採りへのボルテージが上がる。恵庭岳の眺めを楽しみ、滝笛トンネルを抜けて大滝村へ下って行くと、洞爺湖への標識が見当らないまま喜茂別町まで走ってしまう。
引返して453号へ右折し、三階滝公園の判り難い道に迷うが、徳舜瞥山とホロホロ山の緑に覆われた山体を目標にして走り、何とか林道終点の駐車場に着く。舗装の照返しが熱く、「6月の北海道に来た気分じゃないねえ」と言いながら身支度をする。
石がゴロゴロした涸れ沢を横断して山道に取付く。木の根などが多くてすっきりしない道が続き、樹林の下を行って水場で一息吐き、傾斜の増した道を登り、左から登山道を合わせた所で一本立てる。高度を上げるとダケカンバが優勢になり、低木のミヤマハンノキの間をジグザグに登ると徳舜瞥山頂に出て360度の展望が得られる。
山頂の紫濃いミヤマオダマキと可憐な明紫のアズマギクを愛でつつ先人とともに腰を下し、雄大な北海道の眺めを楽しみながら大休止する。ホロホロ山は指呼の間で、なだらかに下った鞍部の先にゆったりと控えている。
鞍部付近ではシラネアオイの大株が満開で、女性陣が大喜びして足が止まる。岩の乱立するホロホロ山頂に立つと反対側の急斜面の下には笹原が広がり、まだ数個所に雪が残っている。
殿になってしまったが、ホロホロ山を後にしてゆっくりと引き返す。車で30分の近さのルスツリゾートホテルでの入浴と美味しい夕食、豪華な客室を楽しみにしながら下山する。
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