行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
柏から7人乗りの車1台で往復する
この登山記録の行程
大沢温泉(8:50)林道(11:35)八瀬峠(12:05)長九郎山(12:45~13:00)池代(15:20)大沢(15:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山口の案内板には、『作業中通行止』の貼紙がしてある。地元の人に確かめると、「途中に崩壊している所が在るが、猟師などは通っている」と言う。那賀川沿いの狭い道路に苦労して車を停めて歩き始め、古いコンクリート橋を渡って山道に入る。
椎や樫、落葉樹の落葉が積もって締りの悪い地肌を覆っており、段差や小石、枯枝などが隠れていて歩き難い。しばらく標高を稼ぐと、道が抉れて50cmほどの溝ができている。その後はちゃんとした山道が続き、大野山の先から緩い道の冬の日溜りハイキングを楽しむ。
2、3の小丘を越えて730mの分岐を右へ行くと『伐採迂回路』に入り、ピンクのテープが紛うことなく誘導する。1kmほどで砂利道に出て左へ行くと程なく左からの山道を合わせ、『山頂へ1時間』の道標が立つ鞍部の八瀬峠に着く。
標高880m付近には石楠花の大株がこんもりと形良く茂ってたくさんの蕾を着けている。開花時の見事さが目に浮かぶようで、「花の時に来たいね!」と声が挙がる。その先には岩が点在し、岩の上を這う逞しい樹の根に目を見張る。山頂は樹林の下だが、先着の2人に挨拶して展望台へ上がると北東に天城山が霞み、反対側には松崎温泉の先に駿河湾が霞んで見えている。
山頂から南へ向かい、左へ折れて標高920mの鞍部に降り、沢沿いに南下して林道へ出る。右へ進んで、屈曲点で山道に入って持草川沿いの澄んだ流れの横に点在する山葵畑を眺めながら長く下ると、475m地点で再び林道に出る。
1.5kmほど林道を歩いてヘヤピンカーブの先で再度山道に入ってショートカットし、舗装道路へ急降下してバス終点の池代へ出る。那賀川沿いに出発点へ向かうと、数人がチームを組んで狩猟をしており、路側の軽自動車には獲物の鹿が乗っている。
車に戻って忘年会場となるホテルへ連絡し、温泉とご馳走に思いを馳せながら下田へと車を走らせる。
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