行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
青少年の家(104m/12:00)鞍部(12:25)鯨山(12:55)ゲート(14:05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
陸中海岸に出て、教科書通りのリアス式海岸を眺めながら国道45号線を北上する。湾奥の港の集落を津波から守るために高さ数mの防潮堤が設置され、出入口にはいかつい扉が取付けられている。整備されたバイパスやトンネルを抜けて快適なドライブを楽しみ、吉里吉里(きりきり)に入って左へカーブすると、紅葉と松の緑のコントラストの鯨山が正面に聳える。
青少年の家まで上がって登山口を探すと、キャンプ場の横から鯨山への道が上がっている。膝が万全ではないので「404mの三角点を越えようか、如何しようか」と迷うが、五葉山を明日に控えているので大事をとって楽な大沢川沿いに登ることにする。林道へ車を乗入れて檜の伐採作業場と大規模な椎茸栽培場を抜けて行くと、右岸へ渡った所にゲートが設置されている。
身支度をして左岸の沢沿いの道を行く。10分ほど歩くと男性と出会い、教えられて分岐を左へ入る。二俣付近にはタラの木が多く生えている。「地元の人は採らないようだ。来春の楽しみが増えた」と注意して見ると数十本を数える。間も無く林道に出合い、ジグザグに上がって鞍部の十文字分岐に着く。
落葉雑木林と赤松林の間の落葉に覆われた緩く快適な道を行く。標高が450mを超えると傾斜が増し、最後は捨て縄が張られた岩道を急登する。年配女性の2人連れが下って来て、「どちらから見えました? 海の眺めが綺麗ですよ!」と元気付ける。
山頂の岩の上には鯨山神社が祀られ、その先にはブロックの建物が奉納されている。眺めは良く、大槌湾や船越湾等の複雑に入組んだ海岸線が見下ろされる。先刻登った片羽山の2つの峰がシルエットを描き、時間があれば登ろうと考えていた電波塔の建つ十二神山は北に近い。
下山は往路を引き返す。赤松林に入って茸を探してみるが、そんなに上手くはゆかない。
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