行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
自宅(5:20)館山(7:00)坂田(7:40)大山(8:25)坂田(9:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
正月休みの空いた国道16号線を走って穴川インタ―で京葉道路に乗り、館山自動車道を順調に走って終点で降りる。予定よりだいぶ早い時間で、「今日は、4つのピークを登れるかも知れない」との考えが頭をもたげる。
館山市街を抜け、海沿いの道をゆっくり走って行くと左前方に大山らしいピークが見え、道標から脇道に入って空地に車を停めて地形図を見ていると、「ずいぶん早いですね」と庭先の主婦から声を掛けられる。渡りに船と「大山へはこの道を行くんでしょうか」と尋ね、「ここに車を停めても大丈夫でしょうか」と確認する。
小さい川を渡って奥へ進むと民家が終って竹林に入る。和竹が両側から覆い被さって出来たトンネルを通って再度川を渡ると、登りが始まる。
椎などの照葉樹林には熱帯のジャングルを思わせるような蔦がぶら下がり、シュロやハラン、ヤツデ等の関東の山ではあまり見掛けない植生で鬱蒼と暗い。堅い落葉が山道を覆って滑り易く、大して急でもない所に捨縄が取付けてある。
標高170mまで登って源頭の尾根を左へ回り込むと朝日を反射して金色に輝く太平洋が見下ろされ、伊豆大島が大きく見えている。目を凝らすと左手に4つの小島も認められる。一登りすると、房の大山に着く。裸地の広場に二等三角点が立ち、四囲の眺めが開ける。
のっぺりと白い富士山の足元には愛鷹山がくっきりと黒く、右手に続く丹沢連山はやや霞んでいる。三浦半島が近く、横浜のランドマークビルがそれと認められる。
山頂には3方向からの登山道が通じており、真北に伸びる坂田からのもう一本のルートを下山する。
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