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日本千山 930/1357

天応烏帽子山( 中国・四国)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車

この登山記録の行程

天応駅(9:05)登山口(9:25)烏帽子山(10:15)P372(10:35)長谷町(10:55)天応駅(11:15)

コース

総距離
約2.9km
累積標高差
上り約405m
下り約405m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 天応烏帽子山は、直ぐ北に在る天狗城山293m同様、赤松の緑が覆う山肌に赤白色の花崗岩が目立つ、瀬戸内海岸から聳える岩山だ。地形図を見ると南北に走る尾根の上に登山道が付いており、天応駅から大屋大川沿いに歩いて尾根へ上がり、南方の吉浦大川沿いに下って吉浦駅へ周回すると4~5時間は掛かると思われる。
 「これでは、1日に2山を登ることが出来なくなる」とネットでつぶさに調べると、西壁を直登してP372の西尾根を下るルートが在ることが判明する。有難いことにルート図も付いており、一部岩登りとなる感じだが、記録を読んだ限りでは歯が立ちそうなので、2時間半と計算して食指を動かす。
  昨日に続いて呉線に乗って天応駅で下車し、高速道路の東側に在る墓地の横の登山口を目指すが、道を間違えて駅の真上のP60へ上がってしまう。一旦下まで降りて高速道路を潜って左へ行き、車道を横断して山の方へ向かうと、民家の先に墓参人と登山者用の駐車場が現れる。
 小沢沿いの細い道に入って進むと次第に傾斜が増し、岩道となる。やがて開けたルンゼと出合い、懸垂下降の練習をしているガイドと客に挨拶し、赤ペンキに導かれて急なルンゼを登る。堅い岩だがスタンスは少な目で、岩登りの経験が無ければ梃子摺りそうだ。「スリップすると、下まで落ちて無事では済まない」と考えると緊張する。一直線に数十m登り、灌木が生えた安定した所に着いて一息吐く。
 用心深く登り続け、「石を落とすと下の連中を直撃する」と、垂壁の上を慎重に右へトラバースする。再び直上すると次第に木が多くなって傾斜が落ち、山頂へ出る。
 広々とした山頂で一休みすると、汚い焚火の跡が楽しい気分を害する。クライマーの仕業だろうが、困ったものだ。
 山頂から急降下して緩い道を行くと、登山道はP372直前で北側へと巻く。右の踏跡へ入り、樹林の中を西へ向かって下る。烏帽子岩南面の眺めを楽しみながらはっきりした道を下って行くと送電鉄塔が近付き、羊歯の薮の中に道が乱れる。
 真っ直ぐ降りて鉄塔点検路へ出ると南へのトラバース道となり、沢に出合って道が途切れる。堰堤の下流を対岸へ渡り、少し下ると水道施設が現れ、長い石段を下って長谷町の団地へ下山する。天応駅までは1.4㎞とそれ程遠くない。

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フォトギャラリー:2枚

装備・携行品

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登った山

天応烏帽子岩山

天応烏帽子岩山

409m

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