• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

日本千山 942/1357

蘇武岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (1357 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

万場高原SG(805m/10:30)鞍部(10:50)蘇武岳(12:20~45)山頂駅(13:55)下駅(14:40)道の駅(15:10)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約410m
下り約410m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 久し振りに夜行バスに乗る。座席が水平にならないので足に血が下がり、そのうちに膝に痛みを感じて眠れない。御在所SAで休憩タイムを取って福知山に着き、山陰線に乗替えて江原で下車する。
 寝袋等をコインロッカーに預けてバスで神鍋高原へ向かう。名色(なしき)ゲレンデから蘇武岳へ登る積りでいると、バス運転士が「今年から営業を止めた」と言う。出だしから躓いて困惑するが、運転士に尋ねると万場ゲレンデから行けそうだと判る。
 2.5万の地形図が手元に無いのに加え、概念図を見ると距離が長くなるのが欠点だが、「ここから行くしか無い」と心を決める。パトロール本部に入山届を出してリフト終点まで上がり、「山頂は南西方向だから、あの尾根を辿れば良さそうだ」と進むべき方向を見定めて歩き始めると、山腹を林道が這っているのに気付く。
 「小ピークを幾つか越えるより楽だ」と考えて林道を辿り、折り返して鞍部まで上がると右手のP930からスキーのトレールが下りて来ている。「蘇武岳へ向かっているのだろう」と地形図の無い不安から7割方解放されてこれを追う。
 カーブミラーの頭が辛うじて見える1.5~2mの積雪量で、2年振りに履く山スキーと膝の感触を確かめながら1人静かに黙々と歩いて行く。西方に扇ノ山や氷ノ山が白い姿を現し、1時間ほど行くと正面に白く輝く三角形の山が見える。地形図と見比べて「蘇武岳だ。近い」と元気付く。
 小さい登り下りを交えて進み、『カキツバタ群生地』の看板を見て「半分は歩いた」と勢い付き、最後のカーブ目指して緩く登って行くと男性が滑降して来る。「ラッセル御苦労さま」と声を掛けると「気を付けて」と返され、淡々と擦れ違う。
 鞍部から無立木の斜面を斜上して山頂を踏み、純白の雪原で大休止して県境の眺めを楽しむ。山頂までゲレンデが迫る鉢伏山が近く、小ぢんまりしたゲレンデと思われる白い山肌が見える遠くの山は藤無山だろう。
 山頂の東斜面をシール滑降して林道へ下りて引返す。シールを外せば滑走出来そうだが、3箇所の登りがあるのを考えてシールで推進滑降する。単独の男性と行き違い、間もなく2人組も現れる。1人が珍しいショートスキーを履いているが、せっかくのトレールを穴凹にして滑降の邪魔をする。
 鞍部へ戻ると3組(4人)は何れも奥神鍋ゲレンデから上がって来ていると判る。地図で調べると、こちらの方が100m高い地点までリフトで上がることが出来る。

続きを読む

フォトギャラリー:2枚

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

蘇武岳

蘇武岳

1,074m

関連する登山記録

よく似たコース

蘇武岳 兵庫県

日本海を望む植村直己の故郷の山

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
5時間25分
難易度
★★
コース定数
24
登山計画を立てる